【今日の俳句】:原爆忌(夏)
祈りても祈りきれなき原爆忌
広島忌 市電静かに通り過ぐ
原爆忌 語る人なき令和かな
【今日の思込】:「広島・長崎原爆忌」
広島・長崎の「完全復興」は、
逆に原爆被害を受けても
簡単に復興出来るとの間違った見方を
全世界に与えてしまったのかも知れない?
では、「瓦礫」のままで良かったの?
それもダメ………
今後とも「核廃絶」と「不戦」を
訴え続けて行くしかない……
しかし昨今の傾向は、
それぞれの国々が、「敵対国」を
意図的に作り、対立を煽る手法が
横行している……
例えば、「中国を念頭に…」などと
具体的にも煽る……
これを続けていけば、
「愚かな分断」しか残らないのに……
さて、それはそうとして、
私が「徴兵」されて最前線で「敵?」と
対峙したとき、銃で敵兵?を打ち殺す事が
出来るのだろうか?
躊躇している間に、相手方に撃ち殺されて
しまうのがオチなのでしょうか?
「敵・味方」の双方の兵士が、
共に相手方を撃てないとするならば、
戦争など成立しないのでは?、
とも想ってしまう………
しかし現代の戦争は、ボタン一つで
ミサイルを発射して、敵対する者を
破壊するスタイルなので、被害を受ける
敵兵や住民を具体的に想像することすら無く、
いとも簡単に、機械的に攻撃を仕掛けてしまう。
双方がこの繰り返しを行えば、
戦争の終結はどちらか一方が
降伏するまで続いてしまう………
何だか「闇」しか残らない様な
そんな危険を孕んでいるのが、
現代戦争だと感じているのですが……
元来、どんな戦争でも、それ自体が
” 闇 ”なのですが…益々深く、深く 々……
※「広島原爆忌」に寄せて(2024.08.06.)。
【今日の川柳】:祈
祈りても祈りてもなお 鎮まらず
「戦争」は敵を殺せば英雄か
平和かも「バクダン」好きな女の子
*「何これ?」:学
学ぶに暇あらずと謂う者は、
暇ありと雖も亦学ぶ能わざるなり。
(『淮南子』)
●思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で…