爺々ネタ?

「これ何? 参加することに異議がある 」(oji3のブログ405:慈336)

   「何これ? 」:種を蒔く

 「人は己の為した善悪を己自身で知っている。
  善をなす者は善を、悪をなす者は悪を知っている。
  どんな種子を蒔いても、人はそれから生じた
  果実を収穫する。」  (『ジャータカ』)

 どんなに良い種子を蒔いても、育てる途中の手入れ
により、良くも悪くもなり得る。
 結果は、種子にはなく、途中の育てる条件による。

【閑話休題】:IOCバッカ会長
 『五輪で感染「自己責任」』:地方紙の見出し

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッカ会長は、
軽々に「自己責任」と言うべきではないと思う。

 IOCとして、各種の感染防止対策を具体的に講じたにも拘らず、
感染者が出てしまう可能性があると言う事なら、その部分は、
自己責任との捉え方も致し方ないでしょう。

 しかしながらIOCは、東京大会の新型コロナ防止対策の為に、
何をしたのでしょうか?
 何もしていない。にも拘らず参加者の「自己責任」とは。
まさに「責任回避」である。

 IOCは、「参加同意書」に、新型コロナ感染は
「自己責任」と明記する事により、IOCが責任回避
出来ると考えている。

 感染の対策は、開催地の「東京都」、開催国の
「日本」にあるので、IOCには、何ら責任はないと
言う立場なのでしょう。

 開催した事によるトラブルは、全て開催国側にあると
言い切るつもりなのでしょう。

 JOC(五輪組織委員会長)も、何故抗議しないのか?
「五輪を開催するという強い意志の表れが、強い言葉に
 なってしまっているんだろう」と呑気な事を言っている。
 
 何処が「アスリートフアースト」なのでしょうか?
何が「安全・安心の大会」なのでしょうか?
(まさに口先だけ………)

 五輪競技を見る前に、それぞれの組織の「責任の擦り合い」
と言う競技を堪能させてもらっている気分です。

 現在の金メダル第一候補は、IOCの「バッカ会長」でしょう。
日本関係者も、充分メダルに届く距離にあると思われます。

 今回の五輪は、
 「参加することに意義がある」では無く、
 「参加することに異議がある」でしょう。
 「不参加にこそ意義がある」という事なのでは
 ないのでしょうか?。

 * 髪煽る 袋小路に 青嵐
      2021.05.30.moai291

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