爺々ネタ?

「これ何? 手のひら返し」(oji3のブログ466)

   「何これ? 」:非難

 「沈黙している人も非難され、多く語る人も非難される。
  言葉の少ない人も非難される。
  世に非難されない人はいない。」  (釈迦)

 世人の悪口評判に惑わされてはならぬと教える。

【閑話休題】:「五輪報道の 手のひら返し” 

   五輪の集中報道について、SNS等で
   「五輪、反対派だったよね?」
   「手のひら返しかよ!」の声。

 今まで、五輪不開催を声高に言っていたのに、
急に五輪選手の活躍特集とは、確かに違和感は
あります。

 しかし、報道機関なんて、そんなものでしょう。
「手のひら返し」と言う方々は、報道機関が全て
本当の事しか報道しないと思い込んでいるのでは
無いのでしょうか。
報道機関を信用し過ぎているとも言えます。

 昔から、新聞報道などは、大衆に迎合したり、
権力に忖度したりする報道事例は、山ほどあります。
 
 分かり易い例が、第二次世界大戦中の
大本営発表の各新聞社の報道です。

 各新聞社こぞって、” 日本軍は、昨夜上海で大きな
戦果を上げ、東に「転進」せり”   などの記事(例)。
 *「転進」の本当の意味は、「退却」のこと
  「負けて退却した」とは書かない…「転進」デス

「鬼畜米英」、「大和魂」、「欲しがりません勝つまでは」
など、意味のない報道ばかり………

 こんな忖度報道を行っていた新聞社が、戦後も
のうのうと報道を続けている。
 そんな新聞社の全てを、信用などできますが?

 ある国では、戦後この様な新聞社を全て解体し、
新たな新聞社をつくったそうです。
 しかし、実態は、完全解体もあった様ですが、
看板の挿げ替えでお茶を濁した社もあった様です。

 そもそも、「五輪開催の是非」と「アスリートを
応援するか否か」は、別々の問題でしょう。

「手のひら返しかよ」などと声高に言わずに、
素直に皆で応援できたらいいですね。

 新聞も、「読売・産経」だけでなく「朝日・毎日」
等も比較して読むと、違うものが見えてくる様な
気がしています。
(最近は、あまり変わらない様な気もしていますが……)

 五輪開催中であろうとなかろうと、
「新型コロナウイルスは、そこにいる」、
 これが現実なのでしょう(予防予防、実践実践……)

 ※この内容は、個人の極めて偏向した内容とも思われます。
  正論か異論かは、個人の判断によるところです。
  そもそも、正論か異論か等は、時代によって
  変容するものではないのでしょうか?
  ナチスの統治も、その時代のドイツでは
  正論とされていたはずです。

 * 緑陰に 働きづめの 爪の色
                  2021.07.30.moai291

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