【今日の俳句】:冬眠(冬)
熊何処 冬眠穴に主なし
【今日の思込】:羆の巡回…
北海道でヒグマの駆除に協力しているハンターらの団体の
「北海道猟友会」が、市町村からの(クマ)駆除要請に
応じないことを検討しているらしい。
ヒグマの「駆除」を巡っては北海道道公安委員会が、
駆除の際に後方に家があったので「危険な発砲だった」
として砂川市のハンター「A」さんの猟銃所持許可を取消した。
「A」さんは処分取消しを求めて提訴し、一審で勝訴。
しかし、札幌高裁は今年10月、「(発砲した弾が跳ね返る)跳弾が
建物に到達した危険があった」として、訴えを退ける逆転判決を下した。
クマとの距離は10メートル。
背後は斜面で外れても銃弾が住民に当たる可能性は
無かったらしいが……
高裁判決は『跳弾』を指摘したが、”ピンポン球でもあるまいし、
銃弾は鉄の板にぶつかってもめり込む”との批判の声も出ている。
(物理的にもあり得ないとの批判)
「A」さんは、”ハンターだってヒグマは怖いけど命懸けでやっている。
どんなに安全を確認しても、後から責任を問われる位なら、
撃ってくれと頼まれても怖くて撃てない。
道猟友会が拒否を検討するのはもっともだ”と……
住民の生命財産を守るのは本来は
警察や自治体の役割です。
クマの駆除は公的な仕事であり、発注者の行政側が
最終的に責任を取らなければならない事案です。
(猟友会は、好き好んでやっているわけではない…)
もし責任を取らせるとするなら、
発砲を許可した「警察や行政側」に
一義的な責任があるのでしょうに……
それにしても『駆除』って、嫌な表現ですよね……
こんな判断を下す裁判官は『駆除』しましょうかネ?
【今日の川柳】:クマ
猟師撃つ 空鉄砲は愛情か
クマ出没 昔は熊のテリトリー
冬眠前 熊もこっそりダイエット
【今日の道話】:正道
敵としてではなく仲間として私に接しなさい。
それが長期にわたって汝らのためになり、
幸せになるであろう。 (釈迦)
●思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で…