「何これ? 」:智慧の眼
「樹木の影は暗闇の中では見えないと言ってはならない。
肉眼で見えないだけである。
智慧の眼がないと見ることはできないのだ。」
(『涅槃経』)
眼に映るものだけが、実態ではない。
不滅の道理は、「衆縁和合」と説く。
【閑話休題】:拉致被害者の会
拉致被害者家族の「飯塚繁雄」さんが
お亡くなりになりました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
政府筋は、相も変わらず口先だけのコメント。
・岸田首相:”心から申し訳ない思いでいっぱいだ”
・松野官房長官:”全ての拉致被害者の帰国実現に総力を挙げて取り組む”
・安倍元首相:”期待に応えられず申し訳ない気持ちでいっぱいだ”
その都度、同じような心の籠らない中身の全くないコメントの
オンパレード。 具体的なアクションは、全く無い。
岸田首相は ”家族会の皆様の高齢化が進む中、一刻の猶予も
許されない現実を強く感じる。
あらゆるチャンネルを逃さないと心に刻む” などと言っている。
しかし、ここは「あらゆるチャンネルを逃さない」では無く、
全世界に「あらゆるチャンネルを創っていく」ではないのでしょうか?
拉致被害問題について、常日頃から全世界へ人権問題として
その事実の発信を続けていく事が、解決につながる一方法と
思われるのに、政府は何もしない。
何かあったら、その時だけ、「お悔やみ申し上げる」などと
空々しい口先だけのコメントを出すだけ。
これでは解決の手がかりすら得られないでしょう。
全世界の人々に、注目してもらえる様な情報の発信が
重要な人権問題なのに、それがわかっていない………
いや、これ位の事は、頭のいい官僚の皆さんなら分かっているはず。
時間稼ぎをして、「ウヤムヤ」にしてしまおうとしているとしか
思われませんが(勘繰り過ぎでしょうか……)。
日本政府は、何故何もしないのか………
議員などは、形ばかりの「(青)ワッペン」を襟元に付けるだけ。
(政府は「オバカ」だと言って済まされる様な問題ではありません。)
国内世論を盛り上げられない我々にも責任があります。
もちろん、私も含まれます………
皆さんも…………(如何でしょうか?)……
* 冬晴れを見せてあげたし隠れ人
2021.12.20/moai291