「何これ?」:教
「譬えば倒れた者を起こすように、
覆われたものを開くように、
方向に迷ったものに道を示すように、
種々のしかたで真理を明らかに
されました。」 (『原始仏典』)
他者への慈しみが
導く方向を示す。
【今日の思込】:チッソ“熊本訴訟”
『水俣病国賠訴訟』:
「熊本地裁」が原告全員の訴えを棄却。
2023年の「大阪訴訟」とは正反対の結果に。
20年経過で賠償請求権が消える「除斥期間」を
安易に採用した「熊本地裁」の愚(3月22日)。
この“熊本訴訟”の原告1400人のうち、
裁判が先行する144人に言い渡された判決は、
“大阪訴訟”とは正反対の訴え棄却。
大阪地裁では、2023年9月、
原告128人全員を水俣病と認め、
国と熊本県、原因企業のチッソに、
総額3億5000万円の賠償を命じている。
今回の「熊本地裁」では、
「汚染源から遠ざかるほど、魚介類の汚染の
程度は相対的に低くなる」などとするこれまでの
国の基準に沿って、原告144人のうち、
25人だけが水俣病だと認定された。
しかし、この25人についても、
不法行為から20年経過すると
賠償請求権が消える「除斥期間」を
適用すべきだとする国側の主張を採用し、
原告144人全員の請求を棄却した。
*これって『何だか変!』
今回の熊本地裁でも、最低でも25人を
水俣病だと認定しているのに?
それにも拘らず、この25人に対しても、
一律に賠償請求権が消えるとの国が主張する
「除斥期間」を適用して、訴えを棄却?
こんな判断をするのなら、
裁判なんて意味がない……
只々機械的に不法行為から20年以上経過したものは
賠償請求権が消えると機械的に判断するだけでイイ。
これが「裁判」と言えるのでしょうか?
裁判になっていない裁判……
まったくもって、成ってない……
これでも胸を張って ” 俺は裁判官だぁ~ ”と
言えるのでしょうか?
*一人静重い扉は何時開く
2024.03.24/moai291
※世界平和と、自身のために「節電」しましょう。
我が家の節電等:(節電棄却?…なんやそれ……)
●思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で…