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爺々ネタ?

「これ何? ダイヤが消えた?」(oji3のブログ1260)

    「何これ? 」:「 放下著 」

   放下とは、手放す、投げ捨てること。
   すべてを、投げ捨ててしまえと……
   そして全てを投げ捨てたと言う拘りさえも
   捨てよと言う……
          (『従容録』)

 【今日の思込】:JR 143M(375M)大垣行

  今は無き「鈍行列車?」、
 かつて、東京~大垣間直通の夜行普通列車があった。
  それが、JR 143M(375M)大垣行。

  東京23:30発、大垣着(翌朝)7:32分。

  昔々のそのまた昔、関東地方の
 某有名大学(誰も知らない事で有名な大学)に
 在籍していたころ、何度かお世話になった路線。

  大垣からは、次の西明石行きの普通列車に乗り換えて
 両親が住む「高級住宅街?」へと帰省したものです。

  当初は、長距離の乗客は少なかったので、
 座席4人分を一人で占領しても何の差し障りもなかった。
 (普通車は4人掛けのボックスシート)

  乗車時間、約8時間……
 私は車内で一体何をしていたのでしょうか?

  大学での「講義」のことを考えたり、
 「研究内容」のことを寝ずに考えたり……
 な~んてことは、一切なかった。

  特に自覚は無かったけれども、
 とにかく鉄道に乗る事が目的だったみたい。

  当時の古い列車は、線路の継ぎ目を通る時に
 僅かな音や振動が伝わる。
 それを感じていたかったみたい……
 (いたって変わり者、もしかしたら変質者?)

  今の車両では、こんな感覚は味わえない。
 ただスーと動いているだけで、何だか物足りない。
 (技術的進歩なのでしょうが………)

  旧い車両での、あのチョットした
 音と振動が好き

  当時は、「普通列車」ではなく、
 「鈍行列車」とみ~んなから呼ばれていた、
 そんな時代……

  東海道新幹線はあるのに、
 あえて「鈍行列車」を使う根性を、
 お笑い下さいませ……
   (時短なんて、クソクラェ~)

  しかし約8時間(乗車時間)も
 一体何を考えていたのでしょうか?

  特に思い出せないのは、
 「ナ~ンニモ考えていなかった」と言う証
 なのでしょうか?

  しかし何かにつけ、ゆとりを感じられる
 そんな時代であった様な気がしています。

  本当に、お金が無かっただけなのでしょうカネ。
 それともお金ではない、”何か”があったなのでしょうか?

 「大垣発2020年3月29日の東京行き上り列車」が
 最後の運行となり、鉄道ダイヤから消えた。

  私にとっての思い出深い素晴らしい
 ” ダイヤ ” が…キエタ………

 *【普通:JR 143M(375M)大垣行】
   東京23;25→23;53横浜23;54→01;01小田原01;02→
   02;49静岡0254→03;55浜松04;16→
   06;09名古屋06;14→06;57大垣【7時間32分】
       (時刻表1988年3月号より)

  * 宵闇や夜行列車の終着駅
       2023.10.03/moai291
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