のぼうの城

映画の評論とラーメンの味はあてにならない！


司馬遼風に「日本は有史以来、二人の凄い官僚をもった、

ひとりは石田三成、もうひとりは大久保利通である。」と

でずばり石田三成役の上地雄輔 がミスキャスト！　彼なりに

頑張っていたが、なにぶんキャラクターが違い過ぎる。

繊細な三成の凄味をだすにはまだまだとても。





佐藤浩市 、ぐっさんはお見事である。ＴＶドラマでは二人いい役者がいれば

ＯＫだけど映画では一人の役者がすべてをダイナシにしてしまう。







野村萬斎の計算された演技が素晴らしいのでまことに残念！







彼にしかできない役をさらっと演じていました。まさにプロです。








とはいえ全般にいい出来で、時間が経つのをすっかり忘れていました。


間違いなく、私にとって今年一番の邦画でしょう！　面白かった！◎