IN UN FIORE

柳は緑、花は紅!

義経

2013年08月01日 | ノンジャンル
知人のS氏より、子供の修学旅行に備えて何かいい本はないか?と問われ


色々考えたあげくに。今東光のお吟様、三島の金閣寺、


新平家物語が頭に浮かびざっと目をとおしてみたが、


やたらこ難しかったり、だらだらと長かったりでぱっとしないので


お得意の司馬遼太郎の伝奇小説で考えてみたら





(現在放映中の’八重の桜’ のもととなった小説で松平容保のことが描かれている)





やっぱり これでしょうということで 義経にしました。


これを読んだのは20歳のころで、もう一度読み直してみました。


ところが司馬遼の小気味よいリズムに乗って、すいすい?とはいかず


(実は目がやたらかすんで、字がよく見えない!)


なんと先日行った東北旅行の行程そのもので


見てきた場所が鮮やかにに浮かびまたまた面白かった。 


余談ですが、全集の値はなんと当時の3倍近くになっています。