「萌え店」レポート~3rd Season~

秋葉原・日本橋・大須などの「萌え店」レポート。イベント参加記録や萌え・コンセプト系店舗訪問の記録を綴っていきます。

13th Chinese Cosplay Festival

2012-12-01 22:11:52 | コスプレ・イベント


alpha7です。

去る11/10~11に「第13回中華コスプレ5thアジア大会」が鳥取・湯梨浜町にて開催されました。

そのレポートをお届けします。

【開催場所】
鳥取・湯梨浜町の中華庭園「燕趙園」(えんちょうえん)にて2日間開催されました。
最寄の駅はJR松崎駅。

そこから歩いて10分程の場所にあります。


この「燕趙園」は1995年、鳥取県と中国河北省の友好のシンボルとして建設され、日本国内の中華庭園では最大級を誇っているそうで、園内の建物は中国河北省の技師が設計し、中国の材料を使用して、中国河北省の職人が加工し仮組した建物を解体し、日本に運び入れて、中国河北省の技師の監督の下で組み立てたものだそうです(Wikipediaより)。
又、はわい温泉・東郷温泉にも近いことから、隣接する施設には多目的温泉保養施設「龍鳳閣」があり、
2011年からは飲食店・売店周辺区域が「道の駅燕趙園」として供用を開始しており、園内の背後には東郷湖が位置しています。
更に、2006年にはフジテレビ系列で放送された「西遊記」のロケ地としても使用されています。
では、大会前に園内を撮影した写真を以下に掲載しておきます。


隣接する多目的温泉保養施設「龍鳳閣」
来園した国内レイヤーの方々の更衣室としても利用されました。


燕趙園」正門、「燕趙門」


正門をくぐると、まず目に入る「影壁(えいへき)」


園内にかかる「七星橋」と「迎水坊」(奥)


園内の「華夏堂」(手前)と「聴雨軒」(奥)


園内の「三景軒」


園内の滝が落ちる「天池山」


「七星橋」の上から園内を望む


「迎水坊」から東郷湖を望む



大会関係者の出入り口となった「東垂花門」。隣接して大会事務局が設置。


「燕趙園」管理事務所

この「中華コスプレ大会」は2006年から開催され、今年で通算13回目の開催となります。
尚、11/10から2日間、当方はカメラマンとして大会を取材。
腕章をつけることになりました。


【11/10の模様】
まず午前中に海外招待(中国・香港・台湾・韓国)のレイヤーの方によるパレードが行われました。
パレードは、大会事務局のある「東垂花門」をスタートし、同日から開催されていた「中華グルメの祭典」の会場を通って、正門である「燕趙門」前→売店を経由して、「金山嶺橋」を渡って、道路の向こうにある飲食店地域へ。
そこでUターンして、来た道を戻る、と言うものでした。


「中華グルメの祭典」の会場を通過するパレード、先頭は大会関係者でレイヤーのJohnnyさん。


「燕趙門」前にて全体写真


Johnnyさん、招待レイヤーの方々と共に。


「金山嶺橋」にて全体写真


大会事務局方面に戻るパレード

午後からはエキシビジョンとして、海外レイヤーの方々のパフォーマンスが園内の「華夏堂」前にて行われ、各チームごとに衣装にそったパフォーマンスが行われました。


中国チーム


香港チーム


台湾チーム


イベント終了後の「華夏堂」前での全体写真
(韓国チームの写真が見当たらんorz)

尚、招待レイヤーのパフォーマンス終了後、第1回大会から「皆勤」を果たしている「だんな組」のパフォーマンスも行われました。


その他、イベントの合間には、「舞台装置」である園内で「撮影会」が三々五々行われていました。
当方も、大会関係者のJohnnyさんにご協力いただき、撮影することができました。
Johnnyさんに掲載許可をいただきましたので、以下に掲載します。
(撮影場所、園内「長廊」・「四面荷風樹」)




11/10は16:45頃に会場を離れ、倉吉に戻りました。

【11/11の模様】
午前中、園内にて、エキシビジョンが行われる予定でしたが、雨天の為に中止となり、急遽屋内での開催になりました。
トップは前日のエキシビジョンの後、家族全員でパフォーマンスを見せてくれた「だんな組」の旦那さんがフラッグのパフォーマンスを見せてくれましたが、素晴らしい演技、の一言につきました。

その後、中国→韓国→香港→台湾の順にパフォーマンスが行われました。
特に、韓国チームは前日とはうって変わり6人が2組に分かれてパフォーマンスを行いました。又、台湾チームは演技中に日本アニメの主題歌が流れて、その歌でパフォーマンスを行ったので、一寸意表をつかれました。


中国チーム


韓国チーム


香港チーム


台湾チーム

午後からは風が強かったものの、天候も回復し、正門である「燕趙門」前でパフォーマンスが行われました。

内容は午前中と同じでしたが、最初に行われた「だんな組」の旦那さんのフラッグの演技は「風が強いので失敗するかもしれない。でも笑って許してください」と言う「但し書き」付でした(笑)が、素晴らしい演技であることには変わりありませんでした。


その後は午前中と同じく各国チームのパフォーマンスが行われました。


中国チーム


韓国チーム


香港チーム


台湾チーム

イベント終了後や合間に時間があったので、他の方の撮影に協力(当方がレフ板を持ったりしていました)したり、前日に撮影に協力いただいたJohnnyさんを撮影したりしていました。
(撮影場所、園内「三景軒」)


16:45頃、「燕趙園」を後にして倉吉に戻り、その後、名古屋に帰還しました。

【その他】
箇条書きにまとめておきます。

(1):
11/10~11の両日とも各地からレイヤーの方々が来園されていたようですが、何処から来たのか、と聞いてみると、東京・埼玉・栃木など関東方面の方が多く来園していた感じを当方は受けました。

中には、「埼玉からワンドライバーで車で来た」と言う女性レイヤーの方もいて、当方が度肝を抜けれました。
大会本部で11/10に確認したところ、今回の参加者は200名ほどだそうで、内170名ほどがレイヤー参加、残りは当方を含めたカメラマンや報道関係者だそうです。

(2):
11/10には報道関係者がかなり来場していたようで、当方が確認できたところでは、地元の山陰放送テレビジョン(BSSテレビ・JOHF-DTV、名古屋CBCと同じくJNN系列)の夕方の報道番組「テレポート山陰」、地元新聞社の日本海新聞、全国紙では読売新聞が取材に来ていたようでした。

山陰放送テレビジョンには当方も取材を受け、もしかしたら、翌週の「テレポート山陰」で当方の顔が流れたかもしれません(笑)。


(3):
あと、私事になりますが、当方としては4年ぶりに懐かしい人と、この「第13回中華コスプレ5thアジア大会」で再会することになりました。

その人は名古屋の夏の恒例イベントとなった「世界コスプレサミット」(WCS)の英語通訳でカナダ・ヴァンクーバー出身のエド。
エキシビジョンの司会などを務めていました。
聞けば2008年からこのイベントに参加しているとのことで、結構古株だったことが判明。いやいや、世間は狭い、と思わざるを得ませんでした。
11/10の午後のイベント終了後、エドと話していたら、その日は倉吉に宿泊しているとの事でしたが、「コンビニの場所が分からない」と言っていたので、宿泊先から近いコンビニの位置を教えたりしていました。
尚、エドは現在、東京在住とのこと。
WCSの際は「東京から出張してくる」とのことでした。


(4):
11/10~11は同じ敷地内で「中華グルメの祭典」も開催されました。

一品は300円に固定され、手軽な値段で中華グルメが味わえました。
更に、両日有効なチケットも4枚1200円で販売され、当方、ここで昼食を済ませていました。





(5):
11/10には大会終了後、交流会と夜間撮影会が実施されました。

当方も取材許可を得ていましたが、流石に疲れてしまい、今回は参加を見送りました。

【感想など】
「燕趙園」は中華コスプレという題材においては、絶好の「舞台装置」と言えそうです。背景・建物などどれを取っても、これ以上のものは無い、と言っても良いと思います。
当方も撮影ばかりではなく、他の方の撮影を手助けさせてもらったりしましたが、レフ版の使用方法を改めて認識でき、良い体験が出来たと思っております。
ただ、それらを加味しても、大会運営側に不手際があったのは残念でなりませんでした。
例えば、11/10のパレードの際、終点の「東垂花門」に戻って来た時、「1チーム戻ってきていない」と言うハプニング(?)がありました。
これは、台湾チームが「中華グルメの祭典」会場の中で写真撮影されていて、その為に足止めを喰らったのが原因でした。
これは全体写真や個別チームの撮影場所と撮影可能時間を事前に決めておけば解決出来るものと思われますので、海外招待のレイヤーの方々に負担をかけない意味でも、是非とも改善をお願いしたいものです。
又、エキシビジョンの時、音源を間違える、と言うハプニングも2日間で2度ほどあり、これでは招待レイヤーの方々のモチベーションも下がってしまうのではないか、と心配になってしまいました。
更に、これは全体の運営に関わることですが、明確なタイムテーブルが無いのは当方としては気がかりでした。
これもギシギシなスケジュールを組む必要はないと思いますが、「何処何処で何時からこういうイベントがあります」と言う簡単なタイムテーブルを参加者に配布することは必要ではなかったのかな、と思っています。
あと、これは運営側の問題ではなく、参加者側の問題になってしまうのですが、許可を取らずに一般参加者のレイヤーの方を撮影する方が多く見受けられたのが一寸残念。
こういう事は当日参加者を含めた一般客にビラ等を配布して注意を呼びかける事も必要ではないのかな、という気がしました。
何か新参者が生意気を言ってしまった感じではありますが、改善点はあるものの、初期の頃の「世界コスプレサミット」のような感じを当方は受け、長く続いて欲しいイベントである、とも感じました。
最後に、
鳥取出身で東京在住のレイヤーJohnnyさん
地元のレイヤーZelasさんと素月さん
フォトグラファーの青木さん
大会事務局の矢嶋さん
北栄町社会福祉協議会の山根会長
には2日間お世話になりました。
この場を借りて感謝いたします。

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