屋久島木工木育デザイン ymmdesign

木とふれあい、木に学び、木と生きる
屋久島で木育インストラクターはじめました

お知らせ

2021-10-17 22:17:06 | イベント

屋久島木材フェスタ」日程変更のお知らせ


 

先日、このブログで 10/18(月)〜 10/23(土)の期間、

屋久島町役場フォーラム棟にて開催予定でした「屋久島木材フェスタ」は、

町内でのクラスター発生にともない、施設(会場)が閉鎖される懸念があることから延期の方向で検討しております。

 

主催者より詳しい情報が入り次第、本ブログでお知らせいたします。

 

まだ確定しておりませんが、11月下旬の開催で調整しているところです。

 

 


 

福島木工家具店

オーダー・造作家具 木製品設計製作

〒891-4404 鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間752

mail :  fukumoku1@gmail.com

T/F :  0997-47-2695

家具製作ブログはこちら→「福島木工家具店」

 

 

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「くみつみ木」 製作記録 5

2021-10-03 21:21:21 | 木のおもちゃ製作

穴あけ作業


 

 

穴をあける機械「ボール盤」↓

 

 

積み木の形ができたところで、穴あけ作業開始。

 

「くみつみ木」は、「積み木」と「組み木」の2種類から成っています。

「積み木」は、よくある普通の積み木。

 

「組み木」は、3ピースの積み木で構成 ↓

 

仕組みは、穴をあけて丸棒で接続。

真ん中のピースは360度回転します。

 

今回の穴あけは、この「組み木」のための作業。

結構シビアな作業で、正確に穴あけをしなくてはいけません。

 

そのため、積み木を固定する治具を製作 ↓

 

 

直角定規で垂直確認 ↓

↑ 確認作業ではドリルでなくシャフトをセットしています。

 

 

穴あけ作業 ↓

 ↑集塵により、切削クズがほとんどでないので快適。

 

 

穴あけの後は、刃物を面取りカッターに交換して面取り作業 ↓

 

 

面取りするのは真ん中のピースのみ

長時間・単調作業が続きます。

 

つづく

 

 

「くみつみ木」製作記録 1

「くみつみ木」製作記録 2

「くみつみ木」製作記録 3

「くみつみ木」製作記録 4

「くみつみ木」製作記録 5

「くみつみ木」製作記録 6

「くみつみ木」製作記録 7

 


 

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「くみつみ木」 製作記録 4

2021-09-28 12:11:25 | 木のおもちゃ製作

積み木のサンディング(ペーパーがけ)


 

サンディングとは(木工・建築用語として)

 ■ サンドペーパーをかけて表面を平滑にすること。

 ■ 研磨して仕上げる方法を「サンディング仕上げ」という。

と説明されています。

 

普段の家具仕事では、上記のペーパーがけをしてからオイル塗装をしています。

ペーパーがけの良いところは、表面を均一に仕上げることにより塗装のムラができにくいこと。

また、表面が適度にザラついているので塗料のノリも良くなります。

ペーパーがけは、オイル塗装をする前提の仕上げといえます。

 

逆に鋭利な刃物で仕上げた上でオイル塗装をすると、塗料が弾かれてムラとなり、均一に仕上げるのに手間がかかります。

刃物仕上げの場合、匠が手カンナをかけた「まな板」はツルツルで水を弾き、汚れにくく、長持ちすることは知られています。

 

カンナ(刃物)で仕上げるか、ペーパーで仕上げるかは、つくるモノとその用途によって使い分けるのが良いかと思います。

恥ずかしながら私の場合、刃物については技術と経験は不十分のため、通常はペーパー仕上げとなります。

 

そのペーパー仕上げにも色々と方法がありますが、

今回の積み木に使うのはコレ ↓

 

 

ベルトサンダーと呼ばれる電動工具

 

 

私が愛用しているベルトサンダー ↓

15年くらい使っているでしょうか、ずいぶんと年季が入っています。

スイッチが壊れているので、オンオフはコンセントスイッチで代用。

 

 

そのベルトサンダーをこのような治具に ↓

 

 

ひっくり返して設置すると ↓

据え置き型の機械に早変わり!

積み木のサンディンにはちょうど良いサイズ

 

 

約1000ピースの積み木のペーパーがけに2日以上

 

 

表面のペーパーがけ、面取り、角を落としました ↓

 

つづく

 

 

「くみつみ木」製作記録 1

「くみつみ木」製作記録 2

「くみつみ木」製作記録 3

「くみつみ木」製作記録 4

「くみつみ木」製作記録 5

「くみつみ木」製作記録 6

「くみつみ木」製作記録 7

 


 

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「くみつみ木」 製作記録 3

2021-09-25 22:37:18 | 木のおもちゃ製作

積み木のカット作業


 

トータルで1000ピースほどの積み木のカット作業。

 

単調で、ただ手を動かし、繰り返し繰り返しのことで、難しくない作業のはずですが、

普段はオーダー家具づくりをしていることから、逆に単調作業には慣れていません。

 

それなりの大きな機械を使い、その作業が長時間となることから緊張します。

慣れてきて、ふと気が抜けた時に事故を起こさないよう気を付けなくてはいけません。

かといって、緊張ばかりでは体がこわばってしまいますので、

自覚症状がなくても適度に体を緩められるよう作業の時間配分を考えます。

 

 

積み木はペアにしてカット ↓

 

 

積み木のピースは小さいので気を使います

 

 

なんか、カット作業に違和感を感じるので機械設定のチェック(ノコ刃の角度) ↓

 

 

スライド部分が高かったので、調整しているところ ↓

 

 

無事にカット作業終了

 

次はカットした積み木のペーパーがけです。

 

 

「くみつみ木」製作記録 1

「くみつみ木」製作記録 2

「くみつみ木」製作記録 3

「くみつみ木」製作記録 4

「くみつみ木」製作記録 5

「くみつみ木」製作記録 6

「くみつみ木」製作記録 7

 


 

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「くみつみ木」 製作記録 2

2021-09-18 23:21:25 | 木のおもちゃ製作

「くみつみ木」材料選び


 

積み木の材は、屋久島で育った地杉。

ひとことに地杉といっても育った環境により、

その木材の表情・性質は十人十色という感じで個性豊か。

色の濃淡、年輪(成長)の具合、軽かったり重かったりなどなど。

 

福島木工家具店では、製材所より仕入れた材を常にストックし乾燥しています。

先入先出ではありませんが、原則的に先に仕入れたものから順番に使っていきます。

 

敷地内にある材料置き場へ行き、仕入れた当時のことを思い出しながら、

どんな材をどこに積んだのか記憶をたどり、材を選んで引っ張り出します。

引っ張り出した材をみて、「ああ、これはそういえば〇〇用に向いている材だったな」、

「おっ、そうそうこの材は〇〇さんのあれに使う予定で保管してあるものだ」とか、

おおまかですが、頭の中でわかる範囲で用途を整理し記憶しているものです。

 

今回も「くみつみ木」用にとってあった材料が出てきました。

「これこれ」、木目が詰んで、質量があり、色艶が良いもの。

 

子どもが積み木で遊んでいる時、なにか五感で感じ取ってくれることを期待しながら材料選びをしています。

同じような材ばかりでは面白味がないので、対照的な木目が荒く軽い材も組み合わせておくのもポイント。

手に取った時、その違いが判ると思います。

 

そんなことを考えながら材を選んで製材したのがこちら ↓

 

 

こうやって並べると美しい ↓

 

 

カット作業スタート ↓

 

 

手始めに大きな積み木から ↓

 

これから、残りの大量カット作業が始まります。

 

つづく

 

 

「くみつみ木」製作記録 1

「くみつみ木」製作記録 2

「くみつみ木」製作記録 3

「くみつみ木」製作記録 4

「くみつみ木」製作記録 5

「くみつみ木」製作記録 6

「くみつみ木」製作記録 7

 


 

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「くみつみ木」 製作記録 1

2021-09-17 22:36:39 | 木のおもちゃ製作

今回より、「くみつみ木」の製作記録をこのブログに記していきます。

 

 

「くみつみ木」って?

・・・杉の積み木です。

 

通常、積み木といえば、広葉樹でつくられています。

触った感触と質量が、積み木に適しているからだと思います。

たしかにズッシリとしていた方が安定するので積みやすい。

また広葉樹は硬いので傷もつきにくいですね。

 

今回製作する「くみつみ木」はあえて杉だけにしました。

開発途中で、広葉樹も組み合わせようかと考えましたが、

日本の自然、日本の山の現状を考えた時、やはり杉が一番と思えたからです。

 

 

「くみつみ木」の杉材は、地元製材所より仕入れています。

人工乾燥はしていないので、仕入れた材は、数ヶ月から数年、工房の敷地で乾燥させます。

通常の天然乾燥では時間がかかってしまうので、低温乾燥(30〜50度)となるよう工夫しています。

 

乾燥の終わった木材(柾目の角材) ↓

 

 

「くみつみ木」には、柾目材を多く使います。

柾目の木目は美しい。これは針葉樹の特長ですね。

 

 

 

乾燥した柾目の角材を、手押しカンナと自動カンナで直角を出し、

それをバンドソー(帯鋸)で半割にします ↓

 

↑ 綺麗な色の柾目材

油分の多い杉は黄金色に輝きます。

ついつい見惚れてしまうほど。

 

自動カンナで厚みを揃え↓

 

 

ドラムサンダーでさらに厚みを微調整していく ↓

 

 

肝心な箇所の精度は0.1mm以下となるように ↓

 

細心の注意を払いながら作業はつづきます。

 

 

「くみつみ木」製作記録 1

「くみつみ木」製作記録 2

「くみつみ木」製作記録 3

「くみつみ木」製作記録 4

「くみつみ木」製作記録 5

「くみつみ木」製作記録 6

「くみつみ木」製作記録 7

 

 


 

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「屋久島町木育推進事業」はじまる!

2021-09-16 13:52:05 |  木育

たいへん嬉しいニュース。

 

令和3年度 屋久島町の新規事業として、「屋久島町木育推進事業」をスタートし、『木育』推進することになりました!

 

 

以下、事業についての詳細


事業名: 屋久島町木育推進事業 「新生児への木材製品贈呈事業」

事業の趣旨・目的

 屋久島町では、子どもの頃から木製品に親しみを持ってもらうなどの「木育」を推進し、島内産材(地杉等)の消費を増やし、「林業・木材産業の振興」や「森林環境の整備」に役立てることを目的に、令和3年より「屋久島町木育推進事業」を実施します。

 手始めとして、令和3年4月以降に出生した新生児を対象に、地元産の木製食器や木のおもちゃ等を贈る「新生児への木材製品贈呈事業」をスタートします。


以上

 

このような事業実現にご尽力して頂いた皆さまに感謝と敬意を送ります。

 

今回の事業には、屋久島島内の地杉などで木工業をしている4業者(組合)が協力。

この度、福島木工家具店もその一つとして、つみ木を製作・提供することとなりました。

 

新生児への贈呈スケジュールは10月から。

現在、工房で贈呈品(つみ木)の製作をしているところです。

 

次回のブログより、その様子を紹介していきたいと思います。

 

 

 


 

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「屋久島木材フェスタ」のお知らせ

2021-09-13 18:58:00 | イベント

昨年に引き続き、今年も開催(予定)

 

10月18(月)13時より22日まで・・・展示のみ

10月23日(土)14時まで・・・販売を行います

 

 

↑ チラシの出展写真(一部)は昨年のものです。

 

今年はどんな木工品が出展されるのか楽しみですね。

まずはお知らせまで

 

*感染拡大状況により内容変更や中止する場合もありますのでご了承ください

 

 


 

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すきな映画 「河童のクゥと夏休み」

2021-08-13 13:13:25 | 日記

河童のクゥと夏休み」

私の中で、ずっと心に残っている映画、これは名作と思える映画です。

 

数年前、子どもといっしょに見るアニメ映画を amazon prime video で探していたところ出会いました。

 

河童のクゥと夏休み 【通常版】 [DVD]

 

一般的な子ども向けアニメとは違い、現実的に生々しい描写や社会問題を風刺しているので色んな意味で印象に残ります。

また、2時間18分と尺の長い映画から、監督が作品に込めた想いが伺える。

 

元となった原作は、今から40年ほど前の児童文学作品

今時の漫画原作のアニメとは一線を画する(由緒ある?)作品に映画として仕上げているのが好きです。

 

作中に出てくる妖怪(河童、座敷童など)は、そもそもは自然世界の化身といえます。

現代、八百万の神といっても絵本や昔物語というくらい、今の社会から離れた別世界のお話。

それを作中では現代にシンクロさせています。

 

そもそも人は、自然万物に生かされている、自然万物を敬うことが大事であるというメッセージがこの作品の根底にあると思います。

「木育」についても、木をモノとしてではなく、「自然万物として使わせて頂く」という気持ちを育んでいく視点も大切ですね。

 

 


 

 

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あとは組み立て

2021-05-14 15:57:22 | 木のおもちゃ製作

 

オイル塗装を終え、あとは組み立て。

通常の木工品では塗装を数回しますが、今回の木のおもちゃは、木の質感を残すため1回に。

 

木の魅力を、より伝えるため、材料選びには時間をかけています。

木目の美しさ、色の濃淡、それら材料の組み合わせなどなど・・・。

 

手づくりの良いところは、大量生産では難しい、このような配慮ができるところです。

 

木のおもちゃで一番大事なのは、子どもたちが手にとって遊んでいる時に、

その木の魅力を体感することだと思います。

 

赤ちゃんや幼児に「木の魅力」を言葉で説明しても伝わらないと思いますが、

このような木のおもちゃで遊んだ経験は、とても大事なこととして心身に刻まれると信じています。

 

なにか感じてくれることを想像しながらのおもちゃ製作はワクワクして楽しいです。

 

 


 

 

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忘れないうちに

2021-05-10 22:52:30 | 木のおもちゃ製作

 

1ヶ月半前に製作した木のおもちゃTumbling Toy を再びつくることにしました。

特に注文が入ったわけではありませんが、試作を重ね、手間暇かけてカタチにしたものを、

一つだけ製作して終わりにするのはもったいないということで・・・。

 

再び作るにしても、あまりにも期間をおいてしまうと、どうやって作ったのか忘れてしまうこともあり、

まだ、体が覚えているうちに取り掛かることにした次第です。

 

 


 

 

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木のおもちゃ製作 Tumbling toy その5

2021-03-27 02:21:05 | 木のおもちゃ製作

ついに完成!

 

屋久島産の杉でつくった本体 ↓

 

 

杉玉 1個

 

杉玉 + ビー玉

 

 

 

 

収納はこんな感じで

 

 

 

かんたんな紹介動画もつくってみました ↓

 

Tumbling toy movie 1

 

 

ブログ Tumbling toy 製作

その1 その2 その3 その4

 

 


 

 

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木のおもちゃ製作 Tumbling toy その4

2021-03-26 00:25:00 | 木のおもちゃ製作

【 試作から本製作へ 】

 

試行錯誤を重ね、いよいよ本製作開始!

 

 

本体部分のシュミレーション

図面は描かなかったので、ベニア板で調整しているところ。

 

 

本体部分 塗装

精度を上げるため、木組の本格仕様。

 

 

 

こちらは、転がるパーツの塗装

 

 

 

組み立て風景

組む際は、直角の確認を忘れずに。

 

 

次回最終回

その5 へ つづく

 

 


 

 

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木のおもちゃ製作 Tumbling toy その3

2021-03-23 22:02:47 | 木のおもちゃ製作

様々なタイプをつくり、改良を重ねていく

 

 

ビー玉は、きれいで子どもたちが喜ぶと思い、いろいろ試作してみる

 

 

どんどん夢中になり、集中力も高まり、時間があっというまに流れていく

 

 

Tumbling toy prototype 2

ビー玉と杉玉の組み合わせ。

それぞれの球の重さが違うので、動きがおもしろい。

 

 

その4 へ つづく

 

 


 

 

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木のおもちゃ製作 Tumbling toy その2

2021-03-22 00:50:55 | 木のおもちゃ製作

【 試作品ができるまで 】

 

Tumbling toy このおもちゃを製作する前に、サクッとネットで検索してみたのですが、情報量が少ない。

かんたんな製作図面があればいいのですが、そういう訳にもいかず・・・

そもそもこのおもちゃの名称は「Tumbling toy」で合っているのかどうかも不明。

こういうときは、手探りで進めていきます。

 

ということで、試作品ができるまでの製作風景紹介です。

 

製作図面がないので、手っ取り早くダンボールでスタート!

接着はグルーガンで時短、いつものことながら背水の陣なのです。

 

 

アレコレ試して、なんとなく、感じを掴んできたら、端材でつくってみる

↑ 写真の木球は、屋久島産の地杉。

杉の中でも質量のある油木を選んでいます。

 

 

まずは、くるくる回転する部分を木でつくってみた。

写真手前から、ビー玉✖️1個、木球✖️1個、木球✖️2個

質量のある杉といっても、木材の中で針葉樹は軽い。

玉が軽いと、タンブリング・・・転ぶ力というか、勢いと振子の作用が働かず、バランスのよい回転にならない

 

この辺りの加減は奥が深い。

数学とか力学とか得意な人は計算で理論値とか出せるのだろうが、

よくわからないので、目の前にある材料でひたすら実験を繰り返すのみ。

 

この中では、ビー玉が一番理想的な動きを見せてくれた。

とはいっても、せっかくだから木球、特に屋久島の杉でつくりたい!

杉にスポットを当てたいという想いを捨てきれず・・・

 

考えついたのがコレ ↓

木球に穴を開けて、真鍮の丸棒を埋め込むことに。

質量が増したことにより動きはなかなか良くなった。

 

 

本体は、段ボールから、スギと組み合わせたハイブリットタイプへ

楽しくなってきたぞ!

 

 

そして本格的になってきた!!

端材をかき集めての突貫製作。

・・・したのはよかったのですが、切り込みの角度があまくて、回転途中で落下することが頻発。

 

 

試行錯誤をくり返し、ゴールが見えない中、ちょっと落ち込んだりもしながら・・・

 

数多の失敗を糧に、ようやく本体の試作第一号が完成 ↓

 

その3 へ つづく

 

 


 

 

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