「河童のクゥと夏休み」
私の中で、ずっと心に残っている映画、これは名作と思える映画です。
数年前、子どもといっしょに見るアニメ映画を amazon prime video で探していたところ出会いました。
一般的な子ども向けアニメとは違い、現実的に生々しい描写や社会問題を風刺しているので色んな意味で印象に残ります。
また、2時間18分と尺の長い映画から、監督が作品に込めた想いが伺える。
元となった原作は、今から40年ほど前の児童文学作品。
今時の漫画原作のアニメとは一線を画する(由緒ある?)作品に映画として仕上げているのが好きです。
作中に出てくる妖怪(河童、座敷童など)は、そもそもは自然世界の化身といえます。
現代、八百万の神といっても絵本や昔物語というくらい、今の社会から離れた別世界のお話。
それを作中では現代にシンクロさせています。
そもそも人は、自然万物に生かされている、自然万物を敬うことが大事であるというメッセージがこの作品の根底にあると思います。
「木育」についても、木をモノとしてではなく、「自然万物として使わせて頂く」という気持ちを育んでいく視点も大切ですね。
福島木工家具店
オーダー・造作家具 木製品設計製作
〒891-4404 鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間752
mail : fukumoku1@gmail.com
T/F : 0997-47-2695
家具製作ブログはこちら→「福島木工家具店」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます