ここ1か月ほど、ずっと「3年ぶりの行動制限のない夏休み」という言葉に違和感を感じていました。
その理由が子供たちの夏休みが残り10日ほどになってようやくわかりました。
政府や自治体は現在流行している新型コロナウィルスが感染力が高いながらも重症化率が非常に低いことを背景に、経済を回すために「緊急事態宣言」や「まん延防止措置」を発令しなかったと理解しています。
その2つが出ないということは、飲食店での人数制限や営業時間の制限を設けない、県外の移動を抑制するようなメッセージを発しないことなどが主な「行動制限がない」内容だと思います。
かつ、コロナ禍初期から言われている三密回避や、必要な場所でのマスク着用や手指の消毒、検温などの感染防止活動は行う前提でです。
ところが、「行動制限がない」=「宣言や防止措置を発しない」ということを、コロナ禍前と同じことをしても良いとか何をやっても良いというとらえ方をしている人がある程度いて、それが違和感の元だということがわかりました。
要するに「三密回避」がどっかに行っちゃっているんですね。
例えば、飲食店の利用や旅行は経済を動かすために必要な消費活動だと思います。
ですので、きちんと対策を行っておるお店を利用するとともに、大人数や長時間を避けるなどの利用をすれば良いと思います。
旅行の際も、事前の検査を行い、旅先での接触に気を付けて行ったりすれば良いのかなと。
それでも旅先で感染したというニュースはちらほら聞きましたが、恐らくそれは少数の人を取り上げただけと思っています。
ライブやスポーツ観戦などのイベント参加もマスク着用と検温必須ですし、換気や会場の消毒もちゃんと行われていると思いますので、きちんと開催側に従って参加すればよいと思います。
では、経済を動かすことと関係ない活動はどうなのか。
やはりそれは進んで自粛すべきだと個人的には思います。
お金がかからないイベントごとに行くとか、不特定多数の人が一定時間集中して来るような場所に自ら赴くとかですね。
例えばそれって何?と聞かれると、今日実際に具体的な例があって、あえてここには書かないのですが、まあ、色々なケースがあると思います。
政府や自治体のメッセージの私なりの理解は”経済を動かすために行動制限をかけない”ですので、”経済活動に関係ない自分の欲求だけの行動で、人が集まりそうな場には行かない”ことを、感染が落ち着くまで続けていこうと思います。