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氷月神示 扁桃 その1408

国之常立神より皆様へ

人類は沢山の種類の言葉を持ったために、細かな表現力を身につけた
その分、言葉の持つ波動に敏感になり、微妙な表現、ニュアンス、声色の違いにも神経をとがらせ、一喜一憂するようになった
嘘にもだまされやすくなった
前は本能で生きていたから直感で判断していたが、言葉を持つと脳を経由して考えるので、直感が衰え、演技をされたり嘘をつかれると見抜きにくくなった
それは、仕方のないことだ
その代わり、文明を手に入れたのだから

細かい波動の違いに敏感であることは、色彩感覚 ・ 美術、(光の波動)、音楽・文学 (音の波動)、踊り(体の動きの波動) 等を発達させ、文化の発達にひと役買った
また言葉が多種類になると、大事な用件や発明技術を言葉で詳しく遠方にも伝えられ、科学等の進歩に役立った
…このように人類は文明を享受し始めたが、サタンから見ると、類人猿や他の直感、本能で生きている生き物達は言葉もないしだましにくいので気を奪い取ることはできなかった
だが、波動の変化に弱く、直感の鈍った人間達は絶好の操れる存在だった
何しろ、嘘の波動を送れば素直な人間をだませたりする
嘘で不安をあおり、そそのかして欲をかきたて、互いに争わせるーー
勝者は負けた者達から、気のエネルギーを奪い取る
そして勝者の人を激しく憎む波動は、サタンの汚い極悪の波動と一致、又は近いので同レベルにあり、サタン達はその人間と共鳴し、気を横取りすることができるのである
気を奪われた勝者は、エネルギーが足りなくなり又不安になり、他者から気を奪おうとしてよけいに乱暴や強欲になり、他の人を苦しめる……
そして周りから嫌われ、ますます不安になり、暴れる負の連鎖を繰り返すのである……
それが、彼らに寄生するサタン達の望みだった

おまけにサタン達は貨幣制度を人間に導入させ、金持ちが一番偉いんだという概念を植えつけ、貨幣を得るために競争させた
ため込むほど偉いーー、ほんとはそうではなくて、多いものを分け合い、足りない人が居ないようにすることが偉いのであって、
もし貨幣を有効に使いたいなら、多く持っている人達はどんどん他の人たちに放出して、(寄付とか支援とか、大きな買い物をしたりして) 貨幣を流通させ、みんなで福を分け合わねばならない
貨幣は物を手に入れる優先整理券みたいなものだから、物が足りない時は多少意義があるが、今の
時代のように物が有り余っていたら、もう必要のないものなのである
後は、いかに全世界のみんなに上手に必要な物品を分配するかの智恵と監督能力があればよいのである
そして、無駄を削る
人は貨幣を得るために無駄な、必要のないものまで作り過ぎ、資源を浪費している
いずれ、そのような事は改革されていくであろう

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