…それで私は翠さん(=イブ=ミロク) に、もうお前の使命は終わったから普通の人に戻っていいんだよ、それがお前の運命だと言いました
世の中にはお使いで来た人は、一生その使命に身を捧げるものだという固定観念があるかもしれませんが、彼女の場合は違う
なぜなら、彼女に家庭を持たせたのは、深い愛情と母性を身につけてもらい、その心境でサタン達等を自分の子のように憐れみ、愛し、全力で救うぞという強い意欲を持ってもらうためだったからです
だからどうしても彼女には家庭と子どもを持たせなければならなかったが、使命が終われば、今度はその家庭を守り抜く仕事が残る
これを全うするためには、普通の人間の感覚に戻る必要があります
というのは、彼女が請け負った邪霊やサタン達のお祓いや、イシヤの導師を説得する仕事、又後に行った、世の中のひねもの達を相手に、私や仲間が発言する内容を書く仕事は、どれも私情を捨てて冷静きわまりない、不動の態度が必要になります
まるで石像のように何にも心を動かされない、かといって無感情ばかりでもなく、いざ相手を助けるとなれば瞬発的にとんでもない熱情と献身性がほとばしり出る、その両極端を兼ね備えねばならないのです…
これは、彼女の魂の兄のアダム=キリストもそうなのですが、彼もまた、昔から長年世界の神仏を創作して幽体で演じ続け、清らかで賢明な神仏や、時には反対にいかめしい、乱暴な神等を演じつつ、
更にサタン達を欺くため、自ら偽のサタンの大王ベルゼブルを演じる時などは、特に表面は重い石のような動かぬ心にして、恐ろしく冷酷風に装っていました…
それは、彼にとって辛いことで、とうとう2007年に覚醒しかけた翠さんにわざと倒されて祓われた後は、彼はもう、嫌なベルゼブルの役を演じる必要はなく、ホッとしたものです…
それと同じで、翠さんもお祓いなどの大切な使命のため、熱情を秘めつつ、表面は一時的に石のような、あまりにも冷徹な心情によくなってもらっていましたが、もうその必要はなくなりました
もっと生来の、のんびりした、感情の起伏のある普通の態度になってもらっていいのです…
(アダムとイブは御子で大きな整った幽体を持っていますが、別に感情の起伏がないわけではなく、人よりは動揺が小さくて素早く感情を平常心に鎮められる、ということです)
ですので、翠さんは人間らしく、自然体に戻ればよい…
私がこうしていろいろ話すと、聞いていた翠さんはだんだん意味がわかってきて、では私はもう、ミロクの役をやめます、と言いました
ミロクは一時的な使命を背負った役名ととらえ、彼女はミロクはもう、どこにも居なくなりました、天に帰ったと思って下さい、消えましたと言いました
そして、「ミロク」、「マイ○○ーヤ」の名前は捨てる、又天と前世インドでの自分の呼び名の、「メッテッヤ (マイ…の方言名)」にも愛着が失せたし、「イブ」という名前では元々天でもあまり呼ばれていなかったので親近感がわかない、
むしろ「翠」は由来があるのでよいが、やはり今は人間の本名で呼んでほしい、となりました
そして彼女は私と少し距離をとることになり、今まで私を「お父様」と呼び、親しくなついていたのが、「神様」と呼び替え、敬意を表すようになりました…ま、それが人間としては普通なのですがね、
私が2009年頃から常時彼女の丹田に霧状の玉になり入っていたので、彼女は何でも私に相談するようになり、頼りきっていたのですが、私は彼女の丹田を出て、少し離れてみることにいたしました…
これからは私に聞かずに自分で判断しなさい、と言って
彼女は悲しく寂しそうでしたが (私もですが)、これも人間としての自立 (?)に必要なことです
…私は彼女にお前の心霊能力は残すが、少し弱める、(過敏に反応すると日常生活の妨げになるから、) として、彼女の球形の丹田の前 (おなか側) と後ろ (背中側) に、薄い気の円盤状の膜を太鼓の革のように縦に張りました
それは薄黄色い琥珀色の霧状で、端が縦に紫がかっています (紫は陰陽の中立を表す)
…それで、彼女は外に離れている私の声が、前よりは小さく聞こえるようになりました
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