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氷月神示 他の暗号解読編 386

クニノトコタチノカミより皆様へ

翠(=イブ=ミロク=メッテッヤ) の前世についての語りの続き

翠:
あれから、思い出せなかった私の晩年 (若いです) のある出来事が、鮮烈に浮かんできました…
それを、お話しします

私は数年間、気分が上がらなかったので、いろいろと考えた結果、やはり自分の中の一番のこだわりは、親友のテーマッセとの事件だと感じた
あの時大けがをした彼のお見舞いにも行かず、会わないまま、治った彼が去ってしまったこと、
(お釈迦様に会うのを禁じられたからだが、)
遠くの町へ行った彼が、その後どうしたか、なかなか噂が伝わって来ないことなどが、心配のタネや後悔となって、私の心を圧迫していた…
もしや私に悪い所があったのではないかと悩みもしたが、どう考えても自分に落ち度があったようには思えない…
ただ、彼への十分な気配りや理解が足りなかったことは、反省した

…私はあの事件以来、どこの川ベリも苦手になり、そばへ行くと吐き気がした (ということを、やっと今思い出した、)
…だから、いつも長く滞在したくなかったのだが、その日は近くの川場にあえて、行こうと決意した
…そこは事件のあった川ではないが、(あれからお釈迦様と弟子の一団は、季節によって都合によって、本拠地を変えて何回か移動した) 似たような景色の浅瀬があるのを私は知っていたので、普段はその地点へ行くことを、特に忌避していた
…しかし、いつまでも逃げるようなマネをしていてはいけない…
その頃の私は、表向きは元気を装っており、また仲間と話したり、お釈迦様の説話と質問会にも参加するようにしていたから、誰も私がそういう事で悩んでいるとか、思わなかったに違いない
(お釈迦様と、親しい友のクーメルンを除いて、)
だが内実はそのようであり、いくら瞑想をしても、ある種の不安や自己否定感、焦燥感を払いきれなかった
自分はだめな人間だ、友1人気を配ってやれない、という思いがわーっとわいて来たり、
こんなことでお釈迦様の後継になんてなれるのか、
自分は善人じゃない、人を苦しめているじゃないか、
兜率天へ行く実力など本当は何もないのだ、等々
…その一方で、お釈迦様はなぜ、テーマッセだけを遠くへやられたのか、問題を起こした私だって、団から出されて違う場所へ追いやられてもよかったのに、何故私だけ残された……
それは、あの洞窟での特訓を行うためだったのか、
そうしてまでお釈迦様が私にお祓いの技術をひそかに与えられたのには、何か意味があるに違いない、
56億7千万年後の世の中のためだって、おっしゃるなら、そうに違いない、
なぜならそうでなければ、あのように長期間、手取り足取り教えて下さるはずなどないのだから、
と自分を慰めもした……
私は人前ではお釈迦様の後継を希望し宣言したのだから、弱音を見せたくなかった
普通に修行しているふりをしながら、かなり長いこと悩んだ…
是か非か、剛か弱か、適か不適か、善か悪か、仙か極悪か、
さすがに自分は極悪ではないと思い、不注意の極みとか思い、鈍感、視野が狭くて人情にうとい、などと自分をけなす言葉を探し、傷ついた獣がさらに傷口をこするように、溜飲を下げた…
他の人がみな光り輝いて見え、自分はずっと劣等な者なのだと思った
ここまで落ち込むのは、珍しいことだったが、今にして思えば、魂の兄のアダム(=釈迦=キリスト)が、メッテッヤである私に、精神訓練のため気の術をかけ、わざとどんどん私が落ち込むように仕向けておられたのなら、この特異な現象にも納得がいく…
なぜなら、今世でも (ブログの初期に載せたように、) 10代から20代の私は、見えないアダムの霊に操られ、心の波動を一時的に落とされ、強い自己嫌悪と挫折感で迷妄し、望んでもいないのに不意に厭世感や、訳のわからぬ憎悪を瞬間的に持たされ、なかなか直らなくて困った時期があったから…
(その後、アダムがわたしが26才の頃に術をゆるめたので、一気に楽になって立ち直って行けた
私は48才の時に覚醒してから、神様とアダムに、あれは術をかけての訓練だったと明かされた)

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