これまでとは異なる買取チャンネルを獲得するとともに、オークション等の新たな販路を獲得
バイセルテクノロジーズ(東京都新宿区)は8月28日、ブランド品等の買取販売や古物市場を運営するダイヤコーポレーション(東京都渋谷区)を株式取得及び株式交換により子会社化すると発表した。
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ダイヤ社はブランドバッグを中心に年間20万点を取り扱うブランド古物市場「タイムレスオークション」を主催、百貨店の常設店舗や催事にて買取を行う「TIMELESS」及びヴィンテージアイテムの販売を行う「TIMELESS TOKYO」の運営を行っている。リユース事業のほかにコスメ事業を営んでおり、会社分割によりコスメ事業を切り離し、会社分割後のリユース事業を主体とした事業会社をバイセルは完全子会社化する予定と言う。
ダイヤ社の発行済株式100株のうち92株を購入し、残り8株は株式交換で取得する。株式取得価額は16億5600万円。また株式交換では、ダイヤ社1株に対してバイセルの8750株を割り当てる。バイセル1株当たりの価値は2057円で算出しており、ダイヤ社8株の価値は1億4399万円。株式取得価額と合算すると約18億円となる。株式取得完了日は10月30日を予定していると言う。
バイセルは、ダイヤ社のリユース事業を子会社化することにより、これまでとは異なる買取チャンネルを獲得するとともに、オークション等の新たな販路を獲得。また、市場価格を反映した商品取引データの活用やデータベース化等を推進することで、シナジー効果が期待できるとしている。
ダイヤ社の2020年2月期の売上高は60億6400万円(内リユース事業は54億2300万円)。営業利益は4億400万円。従業員数は30名。
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