まさかここに富士塚があるなんて!。意図的に隠したんぢゃないかとすら思ってしまう、知る人ぞ知る冨士塚だ。
さて、その富士塚だが、集会所の左脇の通路を通って行くと、その裏にある。後で分かったが、集会所の右側の道路を回り込んでも行ける。その集会所の脇を進み、建物の角を過ぎると、突然、凄い数の石碑が目に飛び込んで来る。こんな世界がここにあったんだ!
▲集会所の向こうに、突然、富士塚が現れる。雑然と置かれた石碑群に驚かされる。左手側の柵は、隣接する工場との境に設置されたものの様だ。この富士塚を拒否している様な感じ。
▲更に中に入って行く。あれれ、塚が見えない、、、。あるの?右手奥の赤い社が稲荷社かな。
ここの石碑は比較的綺麗だ。石に彫った文字や文様が良く見える。富士塚は、全体的に石とコンクリートで固められている。高さはさほどないが、でも、登山道は緩やかで幅広に作られていて歩きやすい。一つ一つの講碑を見ながら登山出来る。頂上には石製のしっかりした祠が設置されている。残念ながら、頑丈な石の扉が閉ざされていて、中は覗けない。
▲どうやら、ここが頂上の様だ。林立する講碑はコンクリートで固められている。その中で、極僅かながら小高いところが頂上だ。紙垂の下がった石造りのガッチリした祠が載っている。
▲頂上の祠
周囲には、他に2基、社が建てられている。うち一つは狐が両脇にあるので稲荷社かな。赤い社の方だ。もう一つは、通常の社の様だ。建碑した時の記念碑を見ると「武蔵御嶽神社」とある。
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場所は、他の人も書いている様に、浅久保地区集会所の奥にある。ここに行くまでが分かりづらい。笹目通りから旧川越街道へ入り、しばらく行った先に消防団の拡声器が見えて来る。その左手側(南側)の路地を入った先だ。
消防団の高い拡声器のマストが見えて来る。其れが、曲がる所の目印だ。写真は、通りを西側から東側を見たところなので、ここを右側へ入ると集会所だ。
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埼玉県和光市中央一丁目3 浅久保浅間神社内
2020年(令和2年)11月1日ま 日曜日12時頃・晴れ時々曇り・18℃