楽しい日々

絵手紙で癒しと元気になるための励ましの言葉
自分への言葉集
故事、諺は考える糧に

口は禍の門

2020年03月22日 | 筆文字・アート書道

口は禍の門

 

くちはわざわいのかど

 

不用意な発言は災難の原因になるから、

ものを言うときは配慮するべし

という教えです。

 

発言によって

友達との関係がギクシャクしたり、

会社での人間関係が悪くなったり、

好きな人にふられたりと

「口は禍の門」を体験した人は

結構いるのではないでしょうか

 

時には一生悔いが残るぐらい

大きな出来事もあるかもしれません。

 

言葉のやりとりが仕事である国会でも

失言で窮地に立たされいる人たちがいます。

その場では良かれと思って発言するのでしょうが、

それが問題になってしまうと言う、厄介な?話です。

 

類語

 

口は災いの元

口は善悪の門

舌は禍の根

雉も鳴かずば撃たれまい

蛙は口から呑まれる

三寸の舌に五尺の身を亡ぼす

物言えば唇寒し秋の風

沈黙は金、雄弁は銀

病は口より入り禍は口より出ず


ゆっくり急げ

2020年03月14日 | 筆文字・アート書道

ゆっくり急げ

「ゆっくり急げ」は2つの意味があります。

1つは「急いでいる時ほど遠回りに見えても安全で確実な方法をとる方が良い」と言う意味。もう一つは「歩みが遅すぎると求める結果が得られない」です。

 

シニアの私にはとても心に響く言葉です。

人生の終盤に差し掛かって、残り少ない人生。

やりたいことを十分に習得する

時間がないかなという今です。

 

急ぐときほどじっくり落ち着いて対処せよの

「ゆっくり急げ」は応援の言葉に聞こえてきます。

 

ギリシャ語の格言ですがヨーロッパ各地に広くに伝わっています。

 

類語

急がば回れ

急いては事をし損じる

 

 


見ぬは極楽知らぬは仏

2020年03月06日 | 筆文字・アート書道

見ぬは極楽知らぬは仏

 

みぬはごくらくしらぬはほとけ

 

見れば腹の立つことでも、見なければ穏やかにしていられる。 知れば苦しいことでも、知らなければ心安らかしていられるということ。

 

昔は広い世間の事は、みなに知れ渡るまでには時間がかかったものだ。場合によっては知らないですぎていってしまうこともたくさんあったと思う。しかし今は、情報伝達網の発達もあり世の中のことは瞬時に津々浦々まで伝わってしまう。知らないでいることが難しい時代になってきた。

 

そのように時代は変化しているが、それでも周りの人たちとの関係の中では「見ぬは極楽知らぬは仏」は充分通用する言葉だと思う。


人に一癖

2020年02月27日 | 筆文字・アート書道

人に一癖

 

ひとに ひとくせ

 

たいていの人は、それぞれ何らかの癖があるものです。

 

人には必ず意識することなく、やってしまう行動や思考が、あります。

どうしても、やめられない、その人だけが持っている特長があります。

 

癖は、その人にとっては、あたりまえのことであっても、他人から見ると、不自然に感じられる場合が あるのかもしれません。

 

良い癖も悪い癖もあります。

悪い癖は修正したいものです。

 

類語

無くて七癖


逃ぐるも一手

2020年02月20日 | 筆文字・アート書道

逃ぐるも一手

にぐるもいって

 

戦うばかりが戦術ではなく逃げるもれっきとした戦術である。

 

人生において大きくはないが必須な知識だと思います。

戦う場をわきまえていないと疲れてしまう事もある。

 

夫婦喧嘩でも、時には絶妙に逃げるも

よいことと思うのですがどうでしょうか?

 

 


習慣は第二の天性なり

2020年02月11日 | 筆文字・アート書道

習慣は第二の天性なり

 

身についた習慣は、

生まれつきの性質におとらないほど

その人の生活に影響するものである。

 

しかし良い習慣を身に付けるには大変な事もある。

 

それを行うこと自体に

楽しさ、嬉しさ、満足感、張り合い等

プラスのことがないと

なかなか習慣として身につかないものだ。

 

「やってやろう!!」と言う気分だけでは

なかなか習慣にはならない。


昨日の花は今日の塵

2020年02月03日 | 筆文字・アート書道

昨日の花は今日の塵

きのうのはなはきょうのちり

 

 昨日は美しく咲き誇っていた花が、

今日になればもう散ってしまっているように、

人の世の栄枯盛衰が烈しく無常のたとえ。

 

 人生での浮き沈みは誰でもあることだが

その無常の中で考えるべき事は、

 

「いつでもどんな時でもこれからだ」と言う考え。

今何をできるのかを考え実行することだと思います。

 

 状況は自分次第でどのようにも受け止められます。


言いたいことは明日言え

2020年01月25日 | 筆文字・アート書道

ことわざ色々

 

言いたい事は明日言え

いいたいことはあすいえ

 

思ったことをすぐ言わないで、

一晩考えてから言えば失敗は

少ないという諺です。

 

思ったことをすぐ口に出したり、

行動すると、

失言等、自分の醜態をさらし

後悔をすることが多いから

注意せよということです。

 

SNSの投稿の時に

これを実行しています。

 

私の場合、創作当日の投稿は

ミスを見落としている事もあります。

1日を置いて絵を眺め文章を検討して投稿することが私の方法です。

 

時間の経過は客観的に見られる心を養ってくれるようですね。

 

類語

月日変われば気も変わる

腹の立つことは明日言え

 


痩腕にも骨

2020年01月17日 | 筆文字・アート書道

痩腕にも骨

やせうでにもほね

 

弱い者にも、

それ相応の意地や考えがあるから、

侮ってはならないという意味。

 

弱い人に対して

侮って接するのは

そもそも間違った 考えである。

その様な考えでいると 

人生において思わぬしっぺ返しにあう。

 

慈悲のある人は

人を差別する事を忌み嫌う


 

類語

一寸の虫にも五分の魂。

匹夫も志を奪うべからず


負けるが勝ち

2020年01月11日 | 筆文字・アート書道

負けるが勝ち

まけるがかち

 

意味

負けるが勝ちとは、時によっては、

争わないで相手に勝ちを譲ったほうが自分に有利な結果になり、

自分の勝ちに繋がるということ。

 

 

解説

勝ち負けの舞台に上がらなければならない状況を作らないと言うことが最も重要なことではないのかな。

 

負けるが勝ちとは、一見負けたように見えたとしても、あえて争うことを放棄していったん相手に勝ちを譲ることのほうが、結局は勝ちに結びつく例が多いことから生まれたことわざ。

 

「負けるは勝ち」とも言う

 

類語

三十六計逃げるに如かず

逃ぐるが奥の手

負けて勝つ

征服のための屈服

 

同じような逆説的な諺

急がば回れ

失敗は成功のもと

かわいい子には旅をさせよ