いい言葉を見つけました

人間は肉体と精神とでできています。
肉体を維持するためのビタミン剤や栄養補助食品は過剰なくらい出回っているし、
それらのものに関しては、あなた方もとても敏感に反応する。
なのに、もう一方の精神を健やかに維持するものに対して、あまりに無頓着です。

では、精神におけるビタミン剤や栄養補助食品に匹敵するものは何か？
それこそが「文化」なのです。
ですから、それが欠ければ、当然精神的栄養失調が起きます。
いたずらにイライラしたり、焦りを覚えたり、落ちこんでみたり、自信をなくしたり、
理由のない怒りがフツフツと湧きあがってきたり・・・
そんな経験があるとしたら、あなたの心が飢えている証拠でしょう。

美輪明宏(～『天声美語』より～)



という三輪さんの言葉を昨日の冒頭のご挨拶でお借りしました
先日、文化団体の会議でもわが市の市長さんが同じようなことを
おっしゃっていました

心の癒し、心を潤すものは文化だというお言葉でしたが
とてもいいことを仰ってくださると思いました。

どのようなものに携わるのかは人それぞれ違いますが
携わっているもの、携わっている方々との出会い
コミュニケーションは井の中の蛙にならないためにも大切なことだと感じています

人と接し、話を聞き、色々学ばせて頂き、人の考えや意見を聴き
様々な考えにも遭遇します。
自分が全く知らなかったこと、別の世界のこと、目上の方のお話やずっと若い世代の話題。
聞いているととても勉強になったり面白かったりします。

コンピューターや電子機器の多いハードウエア世界の中に
柔らかな優しい花や穏やかな心や心地よい風が吹いてくるような
そんな気持ちにさえ感じます。

こうして文化と呼ばれるものに携われる幸せに
改めて感謝したいと思います。

ダンスや音楽や表現を通して豊かな感性と心を学んでほしいと思いました。
頑張っている人は、これらを通し、常に自分の心と体力に朝鮮し続けているものなのですよね。
それは気付かないうちに、頑張る力となって身についています。
一つのものを長く続けたり頑張れることは、簡単なようで容易ではありません。
挫折と努力と喜びの繰り返しなのかもしれません。
それでも、頑張れることは素晴らしいことだと思います。

美味しそうなものをひとくち齧って、味がしないからもういいや～
ではなく、最後まで食べてみたらとても美味しい中身があるかもしれません
それは尊い栄養になるかもしれませんね。

そこからもっと美味しいものを自分で作ってみようかなとか
こんな風にしたらもっと美味しくも見えるかなとか
考える力も湧いてくるかもしれませんよ（＾＾）

人は考える力があります
何もしないで人を羨んだり妬んだりするのでなく
まずは自分の足で歩いてみましょう。
自分の力で考えてみましょう。
最初は真似でも、慣れてきたら自分の力で考えてみることです。
わからなくなった時は聞いてみることです。
何かヒントは沢山あるはずです。


世界で活躍してるアスリートや音楽家や画家
天才と呼ばれる人も、努力なしに何もしなければそのまま
小さな努力でもコツコツひとつずつ
頑張ってみるのは決して無駄にはならないと思います

プロになるとかならないとか、目標はみんな違っても
今やっていることはやがてきっと何かの役に立つと信じています。

勇気を出して頑張ってみてくださいね（＾＾）

今日はちょっと長くなりました
自分への教訓にもします