サガタ先生の日記

この日記はパソコン教室パイプラインとサガタ印刷共用です・・・ご了承ください。

「リア王」

2008年02月26日 | 演劇ネタ
土曜日、早めに教室を終わらせてもらって、梅田のシアタードラマシティで

「リア王」を見てきました。



実は、翌日の日曜日も見たんですが・・・。(日曜は旦那と)

旦那いわく「あっという間に終わった、面白かった」そうです。

私もテレビで見る平幹二郎さんのイメージがあったので難しい舞台なのか?

と思っていたのですが、わかりやすい!!それに結構身近な話!!

それに平さんがすごい俳優さんだと実感しました。

平さん以外も演技派の方ばかりで見ていて飽きない!!

リア王って、最初は自分の財産を娘達にちらつかせて、

「財産やるから老後を見ろ!」って言う傲慢な王なんですよね。

末娘は王のことを本当に思っているのだけど口下手で上手が言えないので

財産ももらえず、家から放り出されます。

財産をもらった娘たちはもらったとたん冷たくて、たらいまわしにされた挙句に

嵐の夜にほうりだされるリア王。

あまりの苦境にボケてきちゃうんですよね・・・。

その間にはリア王は駄々っ子のように振舞ったり、側近の人たちが助けようと

して、側近が娘たちに目を抉り取られたり・・・。

側近の子どもも正妻の子を愛人の子どもが陥れて、父親をも陥れて・・・。

でも、現代にもこういう話ってありそうですよね・・・。って見ながら思って

ました。

最後は末娘と父が和解するのだけど、他の娘と側近の愛人の子どもが末娘を

殺して、リア王もショックで亡くなっちゃうんです。

でも、悪者もみんな自害したり、殺されたり・・・すごい舞台です。

私のお目当ての高橋洋さんは側近の正妻の子ども。陥れられた後は哀れなトム

と言う乞食に変装するんですが、それがアダモチャンに見えて・・・。

(アダモチャンを知ってる時点で年がわかりますね・・・)

最後に生きている1人のいい人役でした。

大千秋楽(さいたまと大阪の公演の最後)だったので日曜日のカーテンコールは

すごかったです。

舞台上の方も知っていたのか知らなかったのか?銀色のテープが降ってきて

無茶苦茶ビックリしました!!

オセローとリア王はDVDにしてほしいなあ・・・。

本当にいい作品でした。 




土曜日は外に出ると雪でした。 

舞台を見た後に雪ってすごくロマンチックでしたよぉ。








さて、明日はフィッシュセラピーのお話を・・・。

ではでは、また明日!! 



コメント
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