バンドでプレイするとき、特に、エレキギターの方は、
ストラップでギターを肩からかけてプレイします。
それは、バンドで演奏するときは、「動き」があるから。
ローソクのように突っ立てるプレイヤーもいますが、
それでも「ローソク」のように立っています。
ステージ狭しと・・とまでは、いかなくとも動きのあるパフォーマンス。
アクションはしなくとも、ちょっとアンプを調整したい「動き」。
ライブにあっては動かないわけにはいかないのです。
少なくとも・・・・
演奏中にメンバーと顔を見合わせる・・ 終わる時に体を向けて
呼吸を合わせる・・・・
スタジオならば、いつも輪になって、向かい合って演奏しているわけですが
ステージとなったら、全員が客席を向いて・・となります。
それだけで、体を動かす必要が出てくるわけです。
そんな時のためにも、ぜひ、ご自宅でもストラップをして弾いていただきたい。
もちろん、首から吊り下げるので、安定しにくいギターに慣れる目的もありますし、
立って弾くと、なぜか「一人で盛り上がれる」という効果も私にはあります。
ライブ環境のひとつでもあり、「その気になる」設定の一つになっています。
おまけに、その姿を鏡に映してみて、ライブをイメージして成りきっていただければ
最高ですね。恥ずかしがらずにやっていただきたいです。
それと、鏡に映すことは、唯一客観的にかつリアルタイムで自分を見れる方法です。
左手、右手・・ しっかり鏡の中の自分を観察していただくことが必要です。
自分の動作はどうなんだろう・・・
どんな風に他人の目に映るのか・・
同時観察ができるようになることも必要です。
