目の使い方、つまり「着目」ということ。
着目する・・・ 肝心な場所、大切なところ、重要な場面にしっかり目を向け
そこから、問題点とかテーマとか課題を引き出すことかと思います。
絶対に見えてるはずなんです。
ただ、それに気付かない。いや、気付けないのかも。
つまり「それがそれ」と知らないから。
ノウハウ、経験から判断できるものが多いですので。
もちろんそういったものは、レッスンで「ほら!! そこ!!」と一挙一動を
拾い上げてアドバイスします。
ただ、そのような場合でなくとも、目の使い方は平時から意識すべき。
1方向からみているだけでは、影は見えません。
奥行きもわかりません。つまり、立体だということにも気づかない。
ちょっと首をかしげるだけです。
右から見たなら次は左から。
上をみたなら次は下から。
前がダメなら後からとか・・。
動きましょう。待っていてはヒントは生まれませんから。
左手を見て弾いたなら、次は右手だけをみて。
時には目を閉じて弾くのもいいです。
譜面を見るのもいいです。しかし、譜面はデータです。
ついつい、頼ってしまう落とし穴があります。
1曲を4つの視点で弾いたら、今までの4倍の練習時間が必要になります。
この点、練習時間や回数なんて自ずと増えていくもんです。
でも、最終的には、これ。
「見てないものを鍛えてる」
ということです。
見てないですから、勘で動かします。
その感と勧も養っているわけです。
ステージに上がってライブで演奏。
メンバーともコンタクト、客席も見渡す・・・
なんといってもギターを見ずに演奏する。
欲しいパフォーマンスです。
もちろん、ギターを見ないわけですから
ミスなんて承知の上です。
そんな覚悟で。ぜひ。
それには、普段からのトライです。