物事をなす・・・ 人をなす・・・

そうですね・・・。
たとえば、「好きな曲は・・」「好きなアーティストは・・・」そんな質問を
よく生徒さんとします。

特に、入会されたり、また、課題曲に入ったりする時によくお聞きします。

なかなか、好きな曲・・　好きなアーティスト・・が言えなかったりしますね。

いろいろ好きなのか・・
触発されて、ただ、ギターが弾きたいだけなのか・・
友たち付き合いなのか・・
あるけど、恥ずかしくて言えないのか・・
こんな曲言ったら笑われそう・・

時には、生徒さんの心中を覗き込まなければならないこともままあります。

「いえない理由」もいろいろあるようですね。

そして、
なんだかんだ・・と、いろいろ聞き出して・・・
ようやく目標となるものが見えてくる。

けっして、これが面倒だとか・・言うことではなく、
教室の門を叩いた・・ということは、「ギターが弾けるようになりたいから」に
ほかならないわけです。

すると・・　やはり、動機・・　きっかけ・・・なんです。

そう・・「それをいえるようにしなければなりません」

最初は、自分のことをなかなか言えないことも多く・・・
しかし、いくら「音の会話」を目指すからといって、最低限のことは、
片言でもいいから「言葉」にしてほしい・・のです。

流暢な会話・・話し方なんて必要ありません。
用件が伝わればいいのですから。

私は・・・が好き。だから、・・・したい。

こんなことをかたことでもいいから、言えるようにしていきたいですね。

ただし、ギターを弾くことにかかわらず、何でも・・・
ひとつのことをやりとおしていことは、「人の成長」なんだと・・。

無論、そのためにギターを弾くわけではありませんが、
結果・・　そのようなことが言えるのでは・・と。

物事を成す・・　人を成す・・　ですね。