+ 四角い池のほとり
「どうしたの?ため息なんかついちゃって・・。なんだか珍しいね。いつも自信たっぷりな感じなのに・・。まあぼくも身体は痛いし、へこんでるけどね・・。」
「ケロ~。君男ケロね・・・。またここにやってきたケロな・・。」
「うん。気がついたらこの池のほとりに居たんだ。しかしカエルさん、ぼくは酷い目にあっちゃったよ。頭はガンガンするし、首も曲がらない。あの格闘男・・・・・。」
「あぁ君男・・あれほどうまくやらないとダメだといったケロに・・。
あの男は”君”の新しい彼氏ケロ。」
「・・・・・。」
「どうもお前はやりすぎたみたいだケロ。”君”は警戒心・恐怖心が強くなって、ついにはお前を排除すべく”魔沙火虎”を送り込んだんだケロ。」
「ああ・・そうだよね・・・”君”はすっごくもてるからいつも誰かしら彼氏がいるからね・・・。ふう・・。落ち込むからなるべく気にしないようにしてたんだけど・・。」
「ケロケロ~。君男。お前は”君”のことが好きになってしまったケロな・・。しかし思い出してみて欲しいケロ。お前が一番最初に”君”に対して望んでいたことを・・。」
「ぼくの最初の望み?。」
続く