地理講義   

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256. プレートテクトニクス 太平洋のプレート

2018年09月11日 | 地理講義

リソスフェア

地球表面は固い地殻であり、プレートとして移動する。実際にプレートとして移動するのは近くだけではなく、わずかにやわらかな上部マントルもともに移動する。この移動する層がリソスフェアである。年に10cm程度の速度で動く。

太平洋プレートの移動


プレートの発生
太平洋プレートは東太平洋海嶺で生まれる。東太平洋中央海嶺は中央海嶺であり、拡大する変動帯になる。中央海嶺には海底火山山脈であり、インド洋・大西洋にもある。
プレートの移動
海洋プレートは厚さ30~50km、速度は年5~10cmで移動する。中央海嶺で生まれて大洋底を進み、海溝から大陸の下に進む。このため、海底プレートには2億年よりも古い岩石は存在しない。
ホットスポット
マグマが200km~600kmの深さから、まれに海底に穴をあけて、火山となって噴き出すことがある。ハワイ諸島がその例である。ハワイ諸島はホットスポットにできた火山島だが、太平洋プレートによって西へ動かされる。ハワイ諸島は、西ほど古く、東ほど新しい。
海溝
海洋プレートが海溝で大陸プレートの下にもぐり込む。海溝は収束する変動帯である。海洋プレートは重い玄武岩質、大陸プレートは軽い花崗岩質である。海洋プレートと海洋プレートの境界が開講である。収束する変動帯である。
世界のプレート
10枚の海陸のプレートが地球表面を移動する。日本の周囲には太平洋プレート、ユーラシアプレート、北アメリカプレート、フィリピン海プレートの4枚がある。
太平洋には海洋ぷれーとしての太平洋プレートがあるが、大西洋には海洋プレートとしての大西洋プレートは存在しない。大西洋は大陸プレート4枚におおわれる。大西洋中央海嶺はある。

 



 

 



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