神奈川の黒岩祐治知事は、ワクチン5回目接種した後に新型コロナに感染したそうです。オミクロンBA4.5対応型ワクチンも効果がなさそうですね。そい言えば、東京理科大学名誉教授の村上康文氏(専門は免疫学と分子腫瘍学)がワクチンの追加接種が進む日本で感染が広がりを見せている背景について解説されています。私はもっともな説だとおもいます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c02d777af50512b4cd998d13d9eac0922c2f6458
【「著名な学術誌『サイエンス』(今年7月15日号)に掲載された論文では、mRNAワクチンを3回接種するとオミクロンに感染しても免疫ができにくくなることが示されています。査読済みの同論文のデータによると、3回、4回と繰り返す追加接種者が多いと集団免疫に到達できず、パンデミックが終わらない可能性が指摘されています」
村上氏によれば、“ワクチンを打つほど感染が増える”可能性をサイエンスが指摘した理由は、mRNAワクチンが持つ「特性」から科学的に説明できるという。
現在、世界で検出されている新型コロナウイルスのほぼすべてはオミクロン株であるため、日本で今年秋に始まった追加接種用のファイザー社/モデルナ社製のmRNAワクチンはともにオミクロン株対応2価ワクチンとなっている。
「両社のオミクロン対応ワクチンは、コロナ発生当初に猛威をふるった武漢株のスパイクタンパク質遺伝子と、オミクロン株の同遺伝子を1対1で混ぜ合わせたものです。1回目の接種で武漢型対応ワクチンを打った人がほとんどのため、日本で武漢型のmRNA免疫を持っている人は8割を占める。オミクロン型の抗原を混ぜても、すでに1,2回目の接種で武漢型対応ワクチンを打った人は、その後に似た抗原(オミクロン型)を注射されても、それに適した新しい抗体をつくろうとしない『抗原原罪』の現象が体内で起きます。そのため追加接種を行っても武漢型スパイクタンパク質に対する抗体だけができて終わり、変異が進んだウイルスには免疫が対応できなくなるのです」(村上氏)
「mRNAワクチンの特徴は細胞内でウイルス抗原を産生することです。細胞内でウイルスのタンパク質を生産する細胞は免疫システムに“感染細胞”と見なされ、私たちの体はこの細胞を正常細胞であるにもかかわらず“感染細胞”と判断し、キラーT細胞などで攻撃してしまう。実はこのような仕組みのワクチンはこれまで採用されたことはなく、今回が初めてです。この点でmRNA型ワクチンは“ワクチン”と呼ぶより、遺伝子を細胞内に運び込むmRNA医薬品と呼ぶべきだと考えます」(村上氏)
村上氏によると、mRNAワクチンは免疫を抑制する制御性T細胞の活性化などによって、免疫全般に対する抑制作用を起こすことも分かっているという。免疫が抑制されるとウイルスや真菌の体内への侵入を容易にし、がん細胞など異常細胞に対する免疫システムの攻撃も起こりにくくなる。この免疫抑制作用は3回目、4回目と接種を重ねるごとに顕著になっていく傾向があるという。】
3回接種したけど平気だった、4回接種したけど平気だった、などと喜んでいる場合ではありません。前回より楽だったという人は、そもそもおかしいのです。身体に異物のワクチンを注入した場合、免疫反応が起こって異物を攻撃し、その結果発熱し全身のダルさ、倦怠感、などが出るのが普通の反応です。
この反応が起こらないということは、すでに以前の接種により免疫レベルが低下しているということです。異物が入っても免疫反応が起こらないということは、悪夢ではないですか。この人はあらゆる感染症にかかる可能性がありますし、炎症と血栓の危険性のほか、VAIDS(接種後後天性免疫不全症候群)になってしまう可能性が高いと思います。
コロナウイルスだっていつまた強毒化されたものが出現するかもしれません。効果が疑問視されるワクチンに頼るより、弱毒化されたコロナにかかってしまうのも一つの手かもしれません。