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森の里ホームズのブログ

新型コロナワクチンのブースタが重度の脳損傷を引き起こす

新型コロナワクチンのブースタが重度の脳損傷を引き起こすことが明らかになっています。

香川大学の研究者による論文が出ています。ファイザー2回接種後、モデルナのブースター接種した女性は、運動失調、高熱、難聴を訴えた。検査の結果、ワクチンによる脳梁細胞傷害性病変 (CLOCC)が脳梁の全体に広がっていたとのことです。

Cytotoxic Lesions of the Corpus Callosum (CLOCC) Suggesting Exacerbation by Heterogeneous COVID-19 Booster Vaccination
 Chiba Y, Takahashi Y, Kawakita R, et al. (June 28, 2023)

脳梁細胞傷害性病変(CLOCC)は、磁気共鳴画像法(MRI)で脳梁の可逆性病変を伴う疾患である。CLOCCはさまざまな病因によって引き起こされるが、ワクチン接種後のCLOCCはきわめてまれである。重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)mRNAワクチンの初回接種後にCLOCCを発症した症例が過去に4例報告されており、これらは脾臓に限局しており、臨床的にも神経放射線学的にも早期に回復した。我々は、異種COVID-19ブースターワクチン接種により、かなり重篤なCLOCC障害を引き起こした珍しい症例を経験した。

74歳の日本人女性が、COVID-19の3回目のワクチン接種数日後に運動失調、高熱、難聴を呈した。1回目と2回目の接種はBNT162b2型であったが、今回の接種はmRNA-1273型であった。SARS-CoV-2リアルタイム逆転写酵素ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)分析は陰性であったが、血清SARS-CoV-2 S-IgG抗体が上昇した。脳脊髄液(CSF)では細胞数が増加し、蛋白とインターロイキン-6(IL-6)が高値であった。脳MRIでは、脳梁全体にCLOCCが広がっていた。他の可能性のある原因を除外した結果、ワクチン接種に関連したCLOCCと診断された。6ヵ月後、臨床所見とMRI所見の回復は不完全なままであった。この患者のCLOCCは、異種ワクチン接種による免疫反応の亢進により髄液中のIL-6が増加し、通常よりも脳梁に重篤な損傷が生じたことが原因である可能性が示唆された。】

図1:19日目の最初の脳MRI。
A-C:FLAIR像で脳梁体部に高輝度を認めた。DWI像では高輝度(D,E)、低ADC値(F)が点状に散見され、CLOCCが示唆された。

FLAIR、fluid-attenuated inversion recovery;
DWI、diffusion-weighted image;
ADC、apparent diffusion coefficient;
CLOCC、corpus callosumの細胞毒性病変。

T2強調像では髄液は高信号になりますが、その髄液濃度と同じ液体の高信号を取り払って無信号にしたものがFLAIR像です。この画像では脳脊髄液の信号が消失し、病変が存在することが分かります。

拡散強調画像:Diffusion weighted image (DWI)では、拡散が低下した領域が高信号として描出される。
急性期の脳梗塞では、拡散が低下してくるため、超急性期の脳梗塞の部位判定(白色に描出される)に有用です。

ADCにて低信号(黒)になると、この領域の拡散が低下していることになります。血管が詰まると(梗塞)、細胞性浮腫の状態となります。細胞の間は狭くなり、細胞間質にある水素原子は動きが妨げられます。

ところでXBB単価ワクチンは、異種ワクチンになります。免疫反応の亢進により髄液中のIL-6が増加し、通常よりも脳梁に重篤な損傷が生じる可能性もあるということです。


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