好酸球性皮膚症：Dr Mark Trozzi（マーク・トロッツィ博士）がCOVID-19 mRNAワクチンによる障害報告に関する査読済み論文の約1,000件を掲載したサイトの紹介の続きです。
1000 peer reviewed articles on “Vaccine” injuries
その中で98項目目の「好酸球性皮膚症（Eosinophilic Dermatosis）」の紹介です。
好酸球性皮膚疾患は、一般に好酸球性皮膚症と呼ばれ、血中好酸球増多の有無にかかわらず、皮膚病変における好酸球浸潤および/または脱顆粒を特徴とする広範な皮膚疾患を指す。好酸球性皮膚疾患の大部分は、アレルギー性薬疹、蕁麻疹、アレルギー性接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎および湿疹を含むアレルギー関連疾患に属する。
好酸球の顆粒蛋白は、ほかにはないくらいの塩基性を示し、いったん外に出ると細胞の膜を壊す働きを持っています。また、強くプラス荷電していて、通常マイナスに荷電するほかの細胞表面に強く付着する性質もあります。好酸球は、活性酸素もかなり多く作り出しますが（細菌をやっつける好中球よりも多いとされます）、顆粒と活性酸素が一緒になるとさらに強い傷害性を有します。
Eosinophilic dermatosis after AstraZeneca COVID-19 vaccination:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34753210/
アストラゼネカCOVID-19ワクチン接種後の好酸球性皮膚症：
----------
Eosinophilic fasciitis following SARS-CoV-2 vaccination
Victoria Lobo Antuna
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC10028247/
脂質異常症の既往歴がある55歳の白人男性が、体幹と四肢の突然の有痛性腫脹、関節痛、手首の関節可動域制限を呈した。
Colitis with Hypereosinophilia following the Second Dose of the BNT162b2 mRNA COVID-19 Vaccine: A Case Report with a Literature Review
Tsuyoshi Doman,
https://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/62/6/62_0518-22/_article/-char/ja/
61歳の男性が、Pfizer-BioNTech社製COVID-19ワクチンの2回目接種後、著明な好酸球増加とIgE値の上昇が認められた（白血球数18.4×109/L、好酸球数9.5×109/L、IgE値540 IU/L）。
Eosinophilic lymph node abscesses following a COVID-19 vaccination: A case report
Abdurrahman Kaya
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC9837217/
SARS-CoV-2に対するPfizer-BioNtechワクチン2回目接種後に数カ所のリンパ節症を発症した37歳男性について報告した。
