急性冠症候群:Dr Mark Trozzi(マーク・トロッツィ博士)がCOVID-19 mRNAワクチンによる障害報告に関する査読済み論文の約1,000件を掲載したサイトの紹介の続きです。
1000 peer reviewed articles on “Vaccine” injuries
その中で77項目目の「急性冠症候群(Acute Coronary Syndrome)」の紹介です。
コロナワクチン接種後に突然死したという話を聞いたことがあるかもしれません。急性冠症候群が原因になっている可能性もあります。
急性冠症候群とは、心臓への血流の急激な減少または遮断によって引き起こされるあらゆる状態です。
その結果は閉塞の程度と位置によって異なり,不安定狭心症から非ST上昇型心筋梗塞(NSTEMI),ST上昇型心筋梗塞(STEMI),さらには心臓突然死に至るまで様々である。これらの症候群(突然死は除く)のそれぞれで症状は類似しており,胸部不快感がみられるほか,呼吸困難,悪心,および発汗を伴う場合があります。
不安定狭心症の発生時にはST低下,ST上昇,T波逆転などの心電図変化がみられるが,いずれも一過性である。心筋マーカーのうち,CKは上昇しないが,心筋トロポニンは(特に高感度トロポニン検査[hs-cTn]で測定した場合)わずかに上昇することがある。不安定狭心症は臨床的に不安定であり,しばしば心筋梗塞もしくは不整脈または(あまり多くないが)突然死の前兆となるのです。
非ST上昇型心筋梗塞(NSTEMI,心内膜下心筋梗塞)は,急性のST上昇を伴わない心筋壊死である(血中心筋マーカーで証明され,トロポニンIまたはトロポニンTとCKが上昇する)。ST低下,T波逆転,またはその両方などの心電図変化が現れることがあります。
ST上昇型心筋梗塞(STEMI,貫壁性心筋梗塞)は,心電図変化としてニトログリセリンで速やかに解消されないST上昇,または新たな左脚ブロックを伴う心筋壊死である。トロポニンIまたはトロポニンTとクレアチンキナーゼ(CK)が上昇します。
文献によればアレルギー反応により肥満細胞から放出される種々のメディエーターにより急性冠症候群(ACS)を起こすことはありますが、コロナワクチンによる影響は冠動脈粥腫(プラーク)の破綻とそれに伴う血栓形成ではなく、体内で生成したスパイクタンパクなどが血管の内皮細胞に直接ダメージを与えると考えるのが妥当だと思います。
Mrna COVID vaccines dramatically increase endothelial inflammatory markers and risk of Acute Coronary Syndrome as measured by PULS cardiac testing: a caution:
https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/circ.144.suppl_1.10712
m-RNAのCOVIDワクチンは、内皮炎症マーカーを劇的に増加させ、PULS心臓検査で測定される急性冠症候群のリスクを増加させる:
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Acute Coronary Syndrome After Inactivated SARS-COV-2 Vaccine
A Case Report
Sowitchaya Panthong,
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ihj/63/2/63_21-550/_article/-char/ja/
コロナバックCOVID-19ワクチン接種後24時間以内に胸痛、心電図異常、非ST上昇型心筋梗塞と一致するトロポニン上昇を呈した2症例を紹介
A young woman with acute coronary syndrome and antiphospholipid syndrome. Is it the antiphospholipid syndrome or COVID-19 vaccination or classical risk as the risk factor? a case report
Sisca Natalia Siagian
https://jmedicalcasereports.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13256-023-04314-0
彼女は、臨床的特徴、動的心電図変化、トロポニン上昇、マルチスライスCT血管造影による診断カテーテル検査による確認から、非ST上昇型心筋梗塞(NSTEMI)と診断された。来院の4週前と6週前にシノバックを用いたCOVID-19ワクチン接種歴が判明