私が尊敬する荒川央 (あらかわ ひろし)先生、京都大学理学博士 (分子生物学、免疫学) がレプリコンワクチン(自己増殖型mRNAワクチン)が危険な理由について、中編を出していらっしゃいます。
かつて、m-RNAワクチンについて警告されていた内容はほとんど現実化しています。もちろん接種した全員が当てはまるわけではありません。でも一部の人が障害を受け、現在も悩まされている方もいらっしゃいます。もちろん亡くなってしまった方は残念ですがわかりませんが遺族や友人は調べることができます。
動画の解説も良いのですが、ノート記事をしっかりと読まれることも大切だと思います。自分で調べることが大切なのです。
【中編】 レプリコンワクチン(自己増殖型mRNAワクチン)が危険な理由
https://note.com/hiroshi_arakawa/m/m82f7424f49d7
【自己増殖型mRNAワクチンであるレプリコンワクチンは、抗原遺伝子に加えてRNA複製酵素を持っています。明治製菓ファルマ社のレプリコンワクチン「コスタイベ筋注用」に使われているのはアルファウイルス属のベネズエラウマ脳炎ウイルスのゲノムです。元のウイルスゲノムにはRNA依存性RNAレプリカーゼとウイルスの殻の遺伝子が含まれますが、その殻の部分を抗原遺伝子に置き換えて作られたのがこのレプリコンワクチンです。
レプリコンワクチンはRNA複製遺伝子を積んでいるため細胞内で自己増殖します。これは「ワクチン」と名前がついていますが、いわば「簡易型人工ウイルス」とも呼べるようなものです。そしてRNA複製の機序として、複製の際のエラーのために配列が変化する事があるのです。
DNAと違いRNAには基本的に修復機構がありません。それはRNAは細胞にとっては使い捨ての遺伝情報に過ぎないからです。ところが例外として一部のRNAウイルスにはRNAの校正機能を持つものがいます (ここでの校正機能とは、間違えた塩基を取り込んだ場合、その塩基を除去してから複製を再開する機能を意味します)。そしてアルファウイルスのレプリカーゼにはその校正機能がありません。RNA複製の問題は複製を繰り返すうちに変化していく事であり、アルファウイルスは変異率が高いのです。
レプリコンワクチンの本質的な問題は「増える」という性質に加え、増えながら「変わっていく」という性質を持つ事です。これはまさにウイルスそのものです。】