D型肝炎ウイルスのページを更新
- D型肝炎ウイルスは分類上位置不明である。B型肝炎ウイルス(HBV)の衛星のような存在であり、サテライトウイルスsatellite virusやサテライトRNAの特徴がある。単独では増生できない欠損ウイルスで、ヘルパーウイルスとしてHBVの共存を必要とする(HBVと重複感染をおこす)。直径36ナノメートルの球形粒子で、HBV由来のHBs抗原からなるエンベロープをもっている。1本鎖の環状RNAであり、分子内で塩基対をつくり、2本鎖線状の構造となっている。
<出典:Wikipedia>