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森の里ホームズのブログ

PET/CTで無症候心筋炎がわかる。ワクチン接種患者で隠れ心筋炎が半年続く

PET/CTで無症候心筋炎の評価ができるそうです。

18F-FDGというくすりを用いた"FDG-PET検査"で腫瘍だけではなく炎症箇所を調べることができます。無症候心筋炎でも黒く変色して見えます。さらにCTと組み合わせることにより、3次元に炎症箇所もわかります。

慶応大学医学部の最近の論文によれば、

Assessment of Myocardial 18F-FDG Uptake at PET/CT in Asymptomatic SARS-CoV-2-vaccinated and Nonvaccinated Patients
Takehiro Nakahara 他( 慶應義塾大学, 医学部)
Published Online:Sep 19 2023https://doi.org/10.1148/radiol.230743

【非ワクチン接種患者303例(平均年齢52.9歳±14.9[SD]、女性157例)とワクチン接種患者700例(平均年齢56.8歳±13.7[SD]、女性344例)を対象とした。ワクチン接種患者は非接種患者と比較して心筋FDG取り込みが全体的に高かった(SUVmax中央値、4.8 [IQR:3.0-8.5]対SUVmax中央値、3.3 [IQR:2.5-6.2]、P < 0.0001)。心筋SUVmaxは、性別(中央値、4.7-4.9[IQR:2.9-8.6])や患者の年齢(中央値、4.7-5.6[IQR:2.9-8. 6])と比較した(性別中央値:3.2-3.9[IQR:2.4-7.2];年齢中央値:3.3-3.3[IQR:2.3-6.1];P範囲:<0.001-0.015)。さらに、2回目のワクチン接種から1~30日後、31~60日後、61~120日後、および121~180日後に撮像した患者で心筋FDG取り込みの増加が観察され(SUVmax中央値範囲、4.6~5.1[IQR:2.9~8. 6])、2回目のワクチン接種から1-30日後、31-60日後、61-120日後(SUVmax中央値、1.5-2.0 [IQR:1.2-3.4])に撮像された患者では、非ワクチン接種患者と比較して同側腋窩の取り込み増加が観察された(P範囲、<.001-<.001)。】

ブドウ糖がいっぱい使われている場所に18F-FDGが集まり、PETで見えてきます。実は、ブドウ糖をいっぱい使っているのはがんだけではありません。脳神経の活動の元になるのはブドウ糖です。脳はブドウ糖しかエネルギーに使うことができません。従って未接種者は脳にブドウ糖が集まり黒くなります。

ところがワクチン接種者(+)では、わきの下とか心臓にぶどう糖が集まって見えます。ぶどう糖は腫瘍と炎症箇所でも集まります。

無症候心筋炎でも黒く変色して見えます。コロナワクチンを接種した人の多くが無症候心筋炎になっているそうです。しかも6ヶ月も続いているとのことです。症状が出なくても心臓にダメージを受けている場合があります。

無症候だからと言って安心はできません。何回もワクチン接種をすれば、心筋細胞に炎症が起こり、心筋の本来の機能が失われ、ポンプである心筋の収縮不全や不整脈を生じる可能性は高くなると考えられます。


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