新聞を読んでいたら…「力を抜かなきゃ沈んでしまう」という記事に目が止まり…学生時代のことを思い出したので書いてみることにしました…
体育研究室の1年生の必修授業に、水泳実習という授業がありました。その授業は、2日間のプール実習、その後3泊4日の海洋実習という内容で…
プール実習では、100m個人メドレーを完泳すること
海洋実習では、横泳ぎと立ち泳ぎをマスターすること、
水難救助の基礎を学ぶこと、
遠泳を泳ぎ切ること…
5日間で様々な課題をクリアしなければならない、なかなかハードな実習でした。
体育研究室の学生は、スポーツ万能と思われがちですが、当然ながら、それぞれに得意不得意もある訳で…
100m個人メドレーを完泳となると…
バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロールをそれぞれ25mずつ泳げなければならないし…
それぞれの泳法も守らなければダメと言われていました。
同期の友達も「小中学校、高校で水泳の授業を真面目に受けてきたけど、100m個人メドレーなんて初めて言われた…」と青ざめた表情…子どもの頃から、親に逆らうことなく敷かれたレールの上を進んでばかりだと不満たらたらだった私ですが、この時ばかりはスイミングスクールに通わせてもらっていたことに感謝しましたね…
新聞の投稿を読んで懐かしいな…と思ったのは、指導教官の傍若無人ぶり…笑笑
泳げない学生をつかまえて、歩いてでもいいから向こうへ行けとか、体育研究室の合宿に来いとか、遠泳に参加しろとか…
無茶苦茶なことを…😅😅メガホンを片手に大声で叫んでいる姿もありありと思い出せる…
思えば、体育研究室の教官って、個性的な方々ばっかりだったなぁ…
でもね、現場に出てからのことを考えていてくれたんじゃないかな〜とか思える部分も無くはないなぁ…
そして…今でも同期で集まった時に話題になるのは、実習の時の苦労話…
立ち泳ぎが出来なくて沈んだ…とか
溺者役の友達が重くて背負えなかった…とか
飛び込み台が高くて怖かった…とか
何かをきっかけに、記憶の奥に埋もれていたことを思い出すってあるんですね…