※近況掲載については、クラブより許可を頂いています
ラスマドレス 牝 黒鹿毛 '19/3/11生 Las Madres(西語) 聖テレサがスペインのアビラに建設した修道院。母名より連想
24/12/21 安田厩舎
21日の中山競馬では道中はリズム重視で進めるも、直線に向いても目立った脚を使えず16着。
「当日輸送だと気持ちがソワソワし過ぎて馬体も減ってしまうことが多いですが、
前日輸送と言うことで落ち着かせる時間があります。
今回はトレセン出発時が482キロで、そこから一度減ってから戻り、
競馬でも482キロで出走できました。
その馬体を表すかのように、返し馬は落ち着いていい雰囲気でしたが、
競馬に関してはピリッとしませんでしたね…。
ジョッキーは『1周目の正面でのフットワークがあまり良くなくて、
抱えながら慎重に進めました。
そこでフォームを整え直してグッとハミを取って欲しかったのですが、
最後までハミに出てくる感じがなかったです。申し訳ございません』とのことでしたね…。
最初にウチの厩舎に来た際は、気性面でピリッとして気を遣うと聞いていて、
実際にそう言ったところは見せることはあったものの、
むしろ競馬を使いつつ大人しくなって来た感じがあります。
よく言えば鞍上の指示にスムーズに応えられ乗りやすくはなったと言えますが、
決して嫌がっているとか反抗していることはないものの、
最近は最後に求めた際のリアクションが薄くなることもあり、
馬自身が納得してしまっているのでしょうか…。
距離延長によってペースを落ち着かせることでハミに出てくる部分を
引き出したいと考えていましたが、このような内容、結果になり申し訳ございません」(安田師)
前日輸送で精神面にゆとりのあるいい状態で競馬に臨めましたが、
距離延長で本来ならもう少しハミに出て来てもいいところ、
実際はむしろ理想ほど前に出てくる感じがないまま走り終えてしまいました。
現級でも上位の力は持っている馬ですが、
年齢を重ねつつ良くも悪くも気性面での変化も出て来ているのか、
悩ましい結果になってしまいました。今後はレース後の状態を見た上で、方針を決定していきます。
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