



13日の東京競馬ではまずまずのスタートを切り中団後方から進める。内目に潜り込みながら勝負どころから直線へ向かったが、差を詰めるまでには至らず12着。「レース前ジョッキーから『行ければ行ってもいいですか?』という相談があったので"別に構わないよ。ただ、気持ちが乗らないといけない馬だと思っている。2着に来た時は気持ちをしっかり維持して走れていたし、その名残もあって次も好走できていたけれど、その後はもうひとつなので、より気持ちを大事にする必要があるからそのあたりのことをしっかりと捉えつつ臨んでくれれば”という話をしておいたんです。ジョッキーもそのあたりのことを感じてそういう相談をしてくれたのだと思うんです。ただ、おそらく行くことはできないだろうなと思っていたところ、やはり中団後ろからになりましたね…。それ自体は別に問題ではないと思っていたので気にしていませんでしたし、ここ最近よりも序盤の走りの勢いは良かったように見えたので何とかなればと思っていました。しかし、結果的には馬場が悪くしんどくなってしまいましたね。皆が勝負どころへ向かっていくときに外目を回したがるから一緒になって大外にでも持っていこうとするとかなりのロスが生じるため、ジョッキーが途中からやや内に潜りながらコーナリングしていく手段に切り替えていましたね。その判断も間違ってはいなかったと思いますが、さすがに馬場が悪いところを通らざるを得なくなったので直線へ向いて序盤はまだ良かったものの途中からは歩いてしまいました。今回、中間の気配は良さそうに思えただけに非常に残念ですが、ハッキリとした敗因があるので、何とか次以降でいいところをお見せできればと思います」(田村師)ここ一連の流れを断ち切りたいという思いを持って臨みました。もぐりこみながらコーナリングし、前へと迫っていこうとする姿に人馬ともに闘争心を感じましたが、さすがにこれだけ馬場が荒れてしまうと堪えたか直線の坂上以降は前へと迫ることができませんでした。大きな変化を見ることができずに残念ですが、今回は致し方ないと思えるシチュエーションのなかのレースでしたから、次回以降の巻き返しに期待をしたいものです。タフな競馬のあとなので反動も心配ですから、まずは状態をしっかりと確認していきます。

未勝利戦を勝ち上がった時、同じ舞台だったとは言えあくまでも未勝利戦。準オープンに入ると2400mはきっと長いのでしょうね。

不良馬場というのもこの馬には厳しかったのかもしれません。
齢5歳、ここで終わるのはまだ早い。
是非とも田村師にはこの馬に合ったレース選択をお願いしたい

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