電源スイッチの部分が接触不良でなかなかON/OFFできない扇風機を修理した。修理内容についてまとめた。
古い扇風機は捨てるつもりで新しい扇風機を買った。最近多くなったDCモーターの扇風機で、静音で、風量調整が細かくできて、省エネだ。値段には結構バラツキがあるが、一番シンプルなタイプで安い物だと5,000円以下で買えた。とりあえず問題なく動いている。
古い扇風機は2000年製だった。耐用年数から考えても捨てた方がよいレベルだし、捨てるつもりでいた。しかし、つい理系の本能が働いて、分解して修理できないか見てみた。で、できそうだったので、修理してみた。
簡単にまとめると、ほぼ使わないタイマー用の部品を電源のON/OFF用の交換部品に転用して修理した。同じ押ボタンスイッチが使われていて、各押ボタンスイッチのON/OFFの繰り返しで制御用ICが動作(状態遷移)する仕組みだった。だから、スイッチ付きのコンセントを利用して、コンセント側をOFFにして止めるのは簡単だが、その後コンセント側をONにしても扇風機は動かず、扇風機側のスイッチでONにしないと動かない仕様になっていた。
以下、修理前と修理後について、写真に説明を足しておいた。多分、見てもらえば追加説明がなくても分かると思う。
無事に修理できたので捨てられなくなってしまった。その結果、部屋数以上に扇風機の数がある状況で、ちょっと邪魔になっている。
なお、DCモーターの扇風機は、エアコンの効いたリビングで猫たちのオリに風を送るのに使われている。私よりも大事にされている猫たちだった。