motylの素

日々のできごと

散歩と読書の日々

2020-05-01 23:49:00 | book
散歩中発見

結構デカい

散歩以外は読書ばかり。

短篇集。米澤穂信という作家を知らなかったけど友達に借りた。
初めて読んで、読み慣れてないということもあるかもしれないが、書き方というか物語の設定というか、話によって全然違っていた。
読んでる時は同じ作家と思えないくらい雰囲気が違う気がしたけど、どの話も最後にちょっとゾッとする展開に持っていくところが共通している。
ミステリーホラーって感じかな。ジャンル分けとかよくわかんないけど
「世にも奇妙な物語」みたいな読後感。




《デビクロくんの恋と魔法》

2020-04-19 17:36:00 | book



何かこんなタイトルの映画あったっけ…コミック原作かと思ったら小説なんだ。
それに中村航ってワタルだと思ってたけどコウって読むんだ〜と思いながら今日午後中、本を読む。

友達に借りたのだけど、こんな感じの読むんだなぁと思ってたら、帯に「映画原作本」って書いてあって、主演が嵐の相葉くん
そうかそうか、そういうわけか
と彼女は嵐ファン(とくに相葉くん)のため納得。
映画ではヒロイン役は榮倉奈々ちゃんのようだが、私の中ではずっと倉科カナちゃんでした。

登場人物は20代半ば過ぎ…という感じなのだけど、雰囲気はタイトル通りのもっと若々しい、初々しい感じ

近頃、恋愛小説なんぞあまり読まず、骨太なミステリーとかを好んでいる私からすると初々過ぎるのだけど、ちょいちょいキュンポイントはあり、たまにはいいのかも。
っていうか、おばさんこそ、こういうキュンポイントをゲットして、若さとパワーを維持しましょうということでありますね。
なかなかそういう本を自ら手に取ることは少ないので持つべきものは友達ですわ

《役に立たない日々》佐野洋子

2020-04-13 22:39:00 | book


佐野洋子さんの日記風の随筆。
頑固で思ったことに向かって突っ走る
それ故に自己嫌悪に陥り、でも変わらない。変われない。そんな自分と生きていく。

そんな佐野さんは癌になってもパワフル
我が強くて怒りがパワーの源で、絶対付き合うの大変だわ〜って思うんだけど何故かパワーももらえる
「人と付き合うより自分と折り合う事が一番難しいのだ。」という言葉に「あ〜…」って思った。
私は逆に自分にはすぐ折り合い付けられるんだけど、自分に折り合えず自己嫌悪に陥りがちな人を知ってるので、この言葉になんか納得




佐野さんを知るきっかけになった絵本。
子どもの教科書にのってた《おじさんのかさ》も佐野さんだったか{/face_yaho.gif" style="letter-spacing: 0.13rem; -webkit-text-size-adjust: 100%;">
この話もユーモラスで好きだなぁ




《ナイルに死す》

2020-03-24 23:14:00 | book
言わずと知れたミステリーの女王、アガサ・クリスティーの《ナイルに死す》

これもたぶん、きっと読んだことありそうだが、内容さっぱり、新鮮
登場人物が多くて込み入ったトリックで、最後まで謎は解けず。
途中から怪しんだ人物は当たりだったけど、「えっ、その人が?」とか殺人犯以外の人物にも驚きエピソード満載
450ページ以上あったが、犯人が誰か気になるし、暇々に読んで案外早く読み終えた。

でも名探偵って小説とか漫画でしか存在しないよね。
もしかしたら、知る人ぞ知る名探偵がいるのかもしれないけど、誰もがみんなが知ってる「難事件ならこの人」っていう人は現実世界では知らないなぁ…「魚といえばさかなくん」みたいな。

いたらいいのにねぇ
霊能者とかもさ、殺された人から犯人聞けばすぐ捕まるのにさー。

ほんとにアガサ・クリスティーみたいな難事件やり遂げたら、犯人も相当すごいし、解決したらそりゃ天才
ポワロ天才っ