芋焼酎のつぶやき、バラとの戯れ & HbA1c・血糖値を下げる新しい糖尿病食事療法『糖質制限食』実践記録

A Days of Wine and Roses.酒とバラとイバラの日々。芋焼酎好きアラ還-バラ栽培と糖質制限に挑戦です

『ケトン体2400の女の子』- HbA1c・血糖値を下げる『糖質制限食』

2016年07月15日 | 糖質制限食-血糖値、HbA1cの改善に!
夏井先生のサイトに『ケトン体2400の女の子』が紹介されている。
ケトン体2400の女の子
http://ameblo.jp/lowcarblife2012/entry-12179418721.html


できるだけ糖質を減らして子育てしている上記お二人に拍手。

またこれに対するコメントも。
http://www.wound-treatment.jp/new_2016-07.htm#15

糖質制限で必ず話題になるケトン体。特に子供の糖質制限については否定的意見が多かったが宗田先生の『ケトン体が人類を救う-糖質制限でなぜ健康になるのか』で概ね結論が出たような気がする。自分の子供には行うのは結構勇気がいりそうだが…。

だが、緩やかな糖質制限を勧める山田先生は慎重派だ。先日のNHK『ためしてガッテン:追跡!糖質制限ダイエットの落とし穴』にも出演し糖質制限の有効性を語っていたが、ケトン体については慎重な発言だった。

ただ山田先生は自書『糖質制限の真実 日本を救う革命的食事法ロカボの全て』のなかで、
===
・私たちが推奨するロカボの場合、ケトン体の扱いは保留です。
・正常なケトン体濃度は100μM/L以下位ですが、私自身の印象として1000μM/L以下であれば、特に怖いことは起こらないと思っています。

===
と正常値の8~9倍前後の値は許容している。現行の基準値は『26~122μM/L』。
『保留です』ということは、肯定もしてないが否定もしてないということではないか。

山田先生は同著の中で『1型糖尿病を普段から診ている糖尿病の医者は、ケトン体が怖いのです』とも述べている。糖尿病専門医としての本音かも知れない。

が、かといって、山田先生が糖尿病学会の中で糖質制限を進めてきた功績は計り知れないものがある。今回の門脇孝・糖尿病学会理事長の変節にも与えた影響は少なくないのではないか。

ちなみに私のケトン体の推移は以下の通り。2012年5月より糖質制限をしているがはじめのころは総ケトン体は測定していない。
=====
  尿ケトン体 総ケトン体
2013.2.7 1+ 304
2013.4.18 1+ 924
2013.6.27 1+ 926
2013.9.19 2+ 1,701
2013.12.12 1+ 1,467
2014.4.10 1+ 270
2014.7.10 (-) 無
2014.10.23 (-) 720
2015.2.12 1+ 2,266
2015.6.18 (-) 846
2015.10.8 2+ 1,808
2016.2.4 (-) 878
2016.6.9 1+ 380
2016.10.13 (-) 1,050
2017.2.2 (-) 820
=====
私は糖質を一食20g以下、一日60g以下を目標に殆どクリアできている。こんな中で総ケトン体は山田先生が許容値とする1000以下も多い。
ただケトン体の値は結構振れる印象を持っている。

現在の担当医からは『尿ケトン体が(3+)にならないよう気をつけるよう』言われている。担当医は緩やかな糖質制限を勧めるが、数値(3+)だけ見ると厳しい糖質制限でも大丈夫そうだ。

※ロカボとは山田先生の造語で『ローカーボハイドレート』を略したもの。緩やかな糖質制限を指す。糖質摂取量は1日130gまで。日本人の平均的な糖質摂取量は200g~350g前後なので、130gでも効果はでるようだ。

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