「今日は年末ジャンボの当せん金を受け取りに行ったので精神的に疲れました。当せん券を預けて本物かどうかを鑑定するそうです。だから現金は受け取れずに当せん券の預かり証だけ貰ってきました。」と某所に書き込みしたら、一人だけ本気にして「凄い」とメールをくれた。エイプリルフールなわけだ。彼って本当に素直なんだなと思う。午後から上野公園。桜はほぼ満開。しかし本当に桜ってやつはぱっとすぐに咲きやがる。アメ横流してから浅草。笑福亭鶴瓶の落語を聴く。ハッピーエンドで終わる「死神」ってのもアリかと思う。最後の「青木先生」なんて噺は得意の雑談風に話したほうが絶対に面白いと思う。ゲストの歌丸に負けてた気がしたのは、鶴瓶の声の構音的な問題なのかも知れないと想う。ピンマイクに慣れ過ぎてるからなのかなと勝手に思う。雑談の天才も落語の天才ではないってことを確認した感じ。まあいいけれど。だ。
真面目に仕事してる夢を見る。まあ自分の心のどこかに現在の道楽三昧に対して疾しさを感じていると云うことなのだろうと思う。で・・・・4月も忙しい。遊びにだ。音曲に 浮かれ踊って 野垂れ死に。まあ、言ってみれば半分ヤケなのかも知れない。と・・思う。常々、趣味と道楽の境目を考える。一種の自己肯定のためだろう。11時にS木から電話でS島の息子が試験に受かったと言う。こうやって皆老後の話をするようになる。
脳みそ取り替えた感じで仕事に入る。しかしながら、夕刻17時ころから台場方面の雰囲気が気になりはじめたりして。まあしかし仕方がないわけだ。21時30分ころに友達から今日のコンサートのスペシャル感を伝えるメール。フーンと云った感じで読み流す。努めて冷静を装うが如し。しかしDylan。やっぱ商売人だと思う。
降るんだか降らないんだかはっきりしないお天気。で・・寒い。昼過ぎから上野。公園内を歩く。本格的に桜咲くには一歩手前な感じにも係わらず、園内にはヒト多く気分的には花見の雰囲気。事実まだ咲いていない桜の下でビニールシート広げてくつろいで酒呑みかわすグループもかなりの数でいたりして。寒さにも負けずな感じだったな。パキスタン・バザールをちょっとだけ見て、金券屋覗いたりアメ横ブラったりして楽しむ。16時前に東京テレポート駅。思い切りBob Dylanに入り込む。今日はケルアックの朗読にバーバラ・ストレイザントの「追憶」は絡まなかったので、ボクの妄想は見事にハズれていたことを証明。まあその妄想で楽しめたわけだからそれもヨシなわけだ。噂の「風に吹かれて」も聴けて気分は最高潮。立ち続ける疲労感に彼らの演奏が沁みこんできて幸福感に変わる。明日の最終日も観たい欲望が膨らみ始める。終わって仲間たちと恵比寿でイッパイ。皆最高の満足を得たと笑み浮かべて話が弾む。楽しき宵なり。