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キラッとプリ☆チャン 第18話感想

2018年08月06日 | キラッとプリ☆チャン
 今話の名セリフ:「考え過ぎちゃダメ! 私達がやりたい事、伝えたい事を精一杯アピールするの! それが私達・・・、ミラクルキラッツでしょ?」(青葉りんか)

 「キラッとプリ☆チャン」第18話「サマーなスペシャルやってみた!」の感想です。


~ オープニング前 ~

 ある日、みらい、えも、りんかの3人は、豪華客船の前に来ていました。
   
 何日か前、みらい達は、シークレットアリスの船上パーティーへの招待状をめが姉ぇから受け取っており、今日、そのパーティーに参加しに来ました。
   
 みらいとえもは、これから行われる豪華なパーティーにウキウキしますが・・・、
「ちょっと2人とも! 私達が何のために来たか、忘れてないわよね!」
    
「私達は、シークレットアリスの船上パーティーに招待されたのよ! だから、恥ずかしい言動は禁止!」

『はい! すみません!』
    
 シークレットアリスといえば、りんかの好きなブランド。それだけに・・・、
「わあ・・・。やっぱり、シークレットアリスは、いいわね!」
    
「服だけじゃなくて、小物1つ1つのデザインにも、世界観とストーリーが紡がれているみたいで、デザイナーズ7ブランドの1つというのも頷けるわ!」

    
   
   

 みらいとえもは、りんかのシークレットアリスへのお気に入りっぷりに感心するも、周りと比べての場違い感を抱きます。
   
   


    オープニング直後の提供画像


~ Aパート ~

 少しして、船上パーティーが始まりました。
    
    
 このパーティーには、あんなとさらも呼ばれていました。
   

 そんな中、めが姉ぇは、シークレットアリスのデザイナーであり、このパーティーの主催者でもある「一色カレン」を紹介します。
   
「突然の開催にもかかわらず、多くの方がいらしてくれた事に感謝します!」
「あの人がデザイナーズ7の1人。」
    
「私はデザイナーとして、服ばかりにスポットライトを当てていました。しかし、それを着て、魅力を最大限引き出してくれる、そんな人達こそ必要だと思うようになっていったのです。」
    
   
「そこで、私は、注目しているプリチャンアイドルに、このパーティーへの招待状を送りました。それが、あなた達です!」
    
「今日はこのメンバーにより、『シークレットアリス』プレゼンツ、サマーメイドスペシャル大会を開催します!」
    
    
 優勝したチームには、「サマーメイドコーデ」が贈られます。
   

 この大会も、スペシャル大会同様、予選と決勝があります。
 予選の内容は、ランウェイを歩く事。コーデは、全参加者同一です。
    
 予選の審査は、「いいね」を集めるのではなく、あらかじめ呼ばれていた審査員に決めてもらいます。
   
 もちろん、カレンも審査員の1人です。
 審査員達が選んだ上位2チームが、決勝に進みます。決勝戦はライブ対決で、「いいね」を多く集めた方が勝ちです。

 大会開始前、りんかは、自分達がちゃんとランウェイを歩けるのかどうか不安を感じます。
 えもは、前に読者モデルに選ばれた事があるんだから何とかなると考えていますが、そう単純な事ではないと、あんなとさらは指摘。
 また、他の参加者達からも、恥をかく前にリタイアしろと言われ、さらに、みらいは、周りから大きなオーラを感じます。
   
    
   
「着こなせるのかな・・・。シークレットアリス・・・。」
   


 そんな不安などお構いなしに、大会の開始が刻一刻と近付いていました。
「どうしよう・・・。始まっちゃうよ・・・。」
「服着て歩いてアピールするだけなんだから、楽勝でしょ?」
   

「違うのよ、えもちゃん。そんなに簡単じゃないの・・・。それに・・・、あんなちゃんやさらちゃんだけじゃなくて、他のチームの子達もモデルとして活動してるの・・・。」
「え、そうなの?」
   
   
「でも、やってみなけりゃ分かんないでしょ?」
    

 しかし、不安は解消されません。そんな中・・・、
「相変わらずであーる。」
    
「ア・・・、アンタ達は・・・。」
   
「誰だっけ?」

   
「でたとこ勝負であーる!」
「ウソウソ、半分冗談!」
「残りの半分は!?」
   
 残りの半分どころか、完全に忘れてただろうな。マジ! ヤバイ! 間違いない! スキスキセンサー、バリ100%! ・・・ってやつですね。(笑)

「まったく・・・、15%の確率でそれを言ってくると思ってたであるが・・・。」
   
 たったの15%かよ。えもなら、85%でもおかしくないような気がするんだけど。(笑)
 それにしても、でたとこ勝負の3人は、相変わらず手が隠れるほどの長過ぎる服とか、夜とはいえ、この蒸し暑い時期に場違いな格好しやがって・・・(笑)。まあ、ブレなさという点では、評価できますけどね。


 その直後、大会が始まりました。最初に歩くチームは、マリー&ミズリー。
 みらい達にリタイアしろと強気で言ってきただけの事はあり、堂々とした歩みを披露します。
    
    
   
    
 しかし、カレンは、面白くは感じていません。
   

 みらい達3人は、大会が始まった事に慌てます。そんな3人に、でたとこ勝負の3人は、参加者達のデータを見せました。
   
 やるなあ。さすが、データオタク。(笑)
 っていうか、さらの「赤城あんなのこと好きすぎ!」とか、ミズリーの「寝るときうす目が開いてる!」は、弱点なんだろうか? 特に、さらのは長所だと思うんですけど。まあ、そんな事よりも、えもの弱点「おバカ!」が端的過ぎて笑いを誘ってくれます。(笑)


 データを見る限りでは、ミラクルキラッツに勝ち目はないと言う、でたとこ勝負。
   

 そんな中、次のチームがランウェイを歩きます。
    
    
    

 続いては、メルティックスター。
    
    
    
    

 ミラクルキラッツに勝ち目がない、という事は、どうにもならないという事なのか?
「違う・・・。ミラクルキラッツには、データは関係ないのであーる!」
   
「考えるよりもお前達らしくやるべきであーる!」
「それで私達に、」
「勝ったのであーる!」
   
「私達らしく・・・。」
「そっか! 私達の!」
   
「考え過ぎちゃダメ! 私達がやりたい事、伝えたい事を精一杯アピールするの! それが私達・・・、ミラクルキラッツでしょ?」

    
   
「じゃあ、私は、見てる人達が楽しくて、笑顔になるように!」
「あたしは、身体ぜーんぶを使ってアピールする!」
    
   
『頑張ろう!』
   

 そして、ミラクルキラッツの出番がやってきました。
「何も考えずにランウェイを歩こうだなんて・・・、」
「キラッツはいつもセオリーに反してくるであーる!」
「でも、それが、ミラクルキラッツであーる!」
   



~ Bパート ~
『せーの・・・、えーい!』
    
   
   
「なんか、ちょっと違う感じだね。」
「でも楽しそうだね!」
「だね!」
   
    
   
「キラースマイル!」
   

「スマイル・・・。そう、スマイルよ・・・。」
   

 結果発表です。決勝に進んだ1組目はメルティックスター。
 2組目は・・・、
    
 カレン以外の審査員は、3人のランウェイを不評に感じていたため、驚きます。
「どのグループも魅力があった。だけど・・・、私が求めていたものとはどこか違った・・・。」
   
「でも、ミラクルキラッツの笑顔・・・。私のブランドには今、あの笑顔が必要だったのよ・・・。」
   
「笑顔・・・。」
   

 ミラクルキラッツの勝利に納得がいかなかった敗者チームも納得。そして、ミラクルキラッツとメルティックスターの2チームでライブ対決をする事に。

 先攻はメルティックスター。
    
「あんなですわ!」
「さらだよ!」
   
「今日のコーデは、パンクキャットコーデ!」
「色んなところにネコが隠れてるよ! 探してみて!」
    
『2人のチャンネル、スタート!』
   
 曲は「Play Sound☆」。
    
    
    
「せーので、やってみた!」
    
   
「刻め、ビート! 響け、ハート!」
    
「スパーキングギターリズム! フォーユー!」

    
    
   
    
    
   

 続いて、ミラクルキラッツの出番。
    
   
『ミラクルキラッツです!』
   
「今日のコーデは、チアリーダーコーデ!」
「デザインは3人お揃いで、色違いなの!」
    
「さあ、あたし達のライブ、」
『はっじまるよー!』
   
 曲は「SUPER CUTIE SUPER GIRL」。
    
    
    
    
   
「せーので、やってみた!」
    
「いっくよー! ヘイ!」
「セイ!」
「イエス!」
    
『もういっちょう!』
    
    
『ポムポム! スカイハイドリーム!』
    
    
    

 両チームともライブが終わり、沢山の「いいね」が集まります。果たして、勝つのは?
 前のスペシャル大会の決勝戦と同じく、キラッとボタンが両チームの前に現れます。両チームともボタンを押すと・・・、
    
   
『キラッとルーレット!』
    
『いっけー! キラチケ!』
    

 という事で、ミラクルキラッツが優勝。
 直後、大きな汽笛がなりました。その正体は・・・、
   
「お迎えですわ!」
「何、このでかい船!」
   

「私達はこれからバケーションですの。このプリンセスあんな号で!」
「また自分アピールして!」
    

「そういえば、ちょうどクルージングディナーに空きがありましたわね。興味のある方は、乗っていただいても構いませんのよ。」
「ボク達がしっかりもてなそうじゃないか!」
   
 そうは言うけど、お高いんでしょ? 子供にはタダでも、大人には高い乗船料がつくんだろうな。それも、億は下らないくらいの。ケッ、これだから金持ちは・・・。(笑)


 その後、多くの乗客があんなの豪華客船に移動し、船が離れました。
 そして、ミラクルキラッツの3人は、サマーメイドコーデを自分達にくれた事に、カレンに感謝します。
「そんなにかしこまらなくてもいいわ。私も助けてもらったし。」
「でも・・・。」
「いいのよ。これは、プリチャンアイドルへのご褒美。」
    
「ご褒美?」
「そう。私達デザイナーズ7は、才能のあるプリチャンアイドルを手助けしてるのよ。みんなのスマイルのためにね!」
    
「スマイル・・・。」
   
「私、新しいコーデを着て、色んなマジックを見せたいです!」
   
「あなたのとびきりの笑顔、いただいたわ!」
   
「うーん・・・。何だかよく分かんないけど、あたし達がプリチャンをもっともーっとえもくして、みんなをスマイルにしよう!」
『おーっ!』
   

 今回は、これで終了です。


次回:「夏だ! ビーチだ! 行ってみた!
 めが姉ぇに誘われ、プリズムストーンショップ・ビーチサイド店に遊びに来たミラクル☆キラッツ。
 ですが、客足は隣の遊園地にとられ、肝心のビーチは閑散としていました。店主もやる気消失。
 そこで、みらいとりんかは、プリチャンを使って、番組を配信して客足を取り戻そうと頑張ってみる事に。


    次回予告直後の提供画像


【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 シークレットアリス主催の豪華客船パーティーにて、サマーメイドコーデをかけたスペシャル大会が行われ、ミラクルキラッツが優勝しました。

 という事で、今回のポイントは「教科書通りにとらわれない自分らしさ」でしょう。
 「教科書通り」「常識」「セオリー」。多くの物事において、よく聞く言葉だと思います。
 このような言葉を聞くと、多くの人に受けられている物事だと思いがちでしょう。その通りにやっていれば、まず間違いは起きない。そうも感じるかと思います。

 今話の舞台は豪華客船。とくれば、それに合うだけの上品な振る舞いが求められるでしょう。
 そして、ランウェイ。それは、ただ壇上で適当に歩くだけのものではなく、観客達に美しく見せるための工夫が必要となります。
 みらい達3人からすれば、豪華客船もランウェイも、スケールが大き過ぎるもの。それまでの常識が通用しないのは当然であり、そういった所で場負けしない常識が必要となります。

 しかし、常識というのは、「常識」と呼ばれるようになるまでは、常識ではなく、少人数にしか、もしくは、誰にも浸透されなかったものであります。誰かが、多くの者にとって非常識なものを、多くの者が受け入れやすいものに仕立てた事で、「常識」となった訳です。
 それに、ものの考え方は多種多様です。誰かにとって常識と思えるものでも、他の誰かにとっては、受け入れがたいものであり、非常識。こういった事も往々にしてあるものです。
 常識は、あくまで多人数に対して受け入れられているものであり、決して万人に対して受け入れられているものではありません。それゆえ、常識にとらわれ過ぎると、自分の最大限を発揮できないでしょうし、周りとの差異が生まれにくくなる事から、平凡な者と見られがちになるでしょう。

 常識は大事ですが、しかし、自分らしさを発揮する事はもっと大切な事。そのためには、時には常識外れな事をするのも大事なんでしょうね。
 みらい達3人は、豪華客船でのパーティーやランウェイにおける常識を知りません。仮に即興で学んだとしても、それは付け焼刃程度の知識にしかならず、すぐにボロが出てしまうでしょう。
 それならば、場の雰囲気に関係ない自分らしさを貫くのが最善の方法なんでしょうね。
 やってみなくちゃ分からない。分からなかったらやってみよう。それは、みらいとえもがプリチャンデビューしてから貫き続けた、ミラクルキラッツらしさであり、今回のスペシャル大会の勝ちを呼び寄せたように思いますね。

 とは言っても、他のチームにも、そのチームらしさは発揮できていたでしょう。
 しかし、今回の大会は「シークレットアリス」が主催。そして、「シークレット」は「秘密」を意味しています。
 つまり、ありふれた常識では通用しないという事だったのでしょう。常識では測れない何かが求められており、それを最大限発揮できたのは、場違い感はあっても自分らしさを貫いたみらい3人達だったという事で、デザイナーのカレンの眼鏡に適ったのだと思いますね。

 という事で、今回の大会の優勝でさらに存在感を見せたミラクルキラッツですが、私としては、それ以上に、一色カレンが存在感を見せてくれたと思います。
 劇中では語られていませんでしたが、彼女は、りんかのデビューライブ回に出てきたマジカルレーンと同一人物でしょう。その回のシーンが回想としてありましたし、カレンの「レン」は「レーン」とかけているでしょうし、中の人はどちらも釘宮理恵さんでしたし。 そこ、「くぎゅううう」とか言わない。
 りんかを確実にマジックショーのアシスタントにさせるために、カード選びに使うカードをすべて外れカードにして、消去法でりんかがアシスタントに決定したのだから最後に残ったカードは見せる必要がない、というマジックの裏で、こんな大きな仕掛けを用意していたとは驚きでした。さすが「『シークレット』アリス」のデザイナーだけあります。

 みらいとえもは、カレンがマジカルレーンである事は分からずじまいでしたが、りんかは分かっていたでしょう。大会開始前のあいさつでは、もしかしたら同じ人かもと思っていたのが、「私達デザイナーズ7は、才能のあるプリチャンアイドルを手助けしてるのよ。みんなのスマイルのためにね!」と聞いたところで、確信に至ったでしょうね。
 それでも、マジカルレーンだとか、久しぶりだとか言わなかったのは、カレンがマジシャンとしての顔も持っているからでしょう。マジシャンは、マジックのタネがバレれば致命傷。それが分かっていたからだと思いますね。
 その上で、「新しいコーデを着て、色んな『マジック』を見せたいです!」とぼかしたのでしょう。

 また、カレンとマジカルレーンとでは眼鏡の有無が違っているところも面白いと思いました(ちなみに、カレンの時は眼鏡を着用していて、マジカルレーンの時は着用していません)。これは、りんかのライブ時とそうでない時の違いに合わせているでしょうね。
 カレンはマジカルレーンとして色んな所でマジックを披露しているものの、世間の有名度を考えると、本業は、デザイナーズ7の方でしょう。マジカルレーンは、仮の姿のような気がします。
 かたや、りんかは中学生という事で、当然、学業が本業。生徒の時は眼鏡をかけている事が常です。本業では眼鏡着用という点では、カレンと共通してますね。

 一方、プリチャンと深く関わる部分では、カレンはデザイナー7の1人として眼鏡をかけている事が多いと思われるのに対して、りんかは、ライブ時では眼鏡を着用していません。
 プリチャン視点から見ると、眼鏡の有無が逆なのは面白いですね。そう思うと、りんかとカレンって良い関係性だと感じます。
 カレンは今後の話にも登場してほしいですね。サブキャラゆえ、そう出番はないと思いますが、りんかメイン回の時には、いい感じに話を盛り上げてくれると期待したいです。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
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