「魔法つかいプリキュア!」第47話「それぞれの願い! 明日はどっちだー?」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある朝、眠りから覚めたばかりのみらいとモフルンは、外を見渡します。すると、綺麗な光景が広がっていました。
「お日様がポカポカモフ!」
「そうだね! 今日も1日、ワクワクモンだぁ!」
リコとことはも、この光景に感動していました。
「いいお天気だわ。」
「はー!」
そんな快晴とは対照的に、魔法界では、雪が降っていました。
1年中春の魔法界に雪が降るのは、災いの始まりに違いないと、校長とリアンは不安視します。
そして、太陽では、デウスマストが復活を遂げようとしていました。
~ Aパート ~
しばらくして、みらいは、冬休みの宿題に取り組んでいました。
そんな中、リコとことはは、良い天気だし皆で遊ぼうと、みらいを誘います。ですが、みらいは、もう少しで終わるので待っててほしいと言います。
今日は、冬休み最後の日。リコとことはは、既に宿題を終わらせていました。
すぐに、みらいも宿題を終わらせました。
という事で、皆で遊びに行く事に。リコは、ナシマホウ界でしかできない事をやろうと提案します。
すると、みらいは、名案を思いつきました。
その頃、ベニーギョは、デウスマスト復活の気配を感じていました。しかし、プリキュアを倒す事に意欲を燃やしています。
少しして、みらい達は、外出します。そんなみらい達に、祖母・かの子は、今夜は鍋にしようと言います。
鍋がどんなものなのか知らないリコとことはに、みらいとかの子は、どんなものか語ります。
「うちのお鍋はね、お肉やお魚にね、白菜やキノコ、たっぷり入れて、柔らかくなるまで、じっくり煮込むの。」
「お鍋を食べたら、冬の寒さも吹き飛ぶくらい、ポッカポカになるんだよ!」
「ポッカポカ!? すっごく楽しみ!」
「ホントに!?」
今夜の楽しみができた3人は、陽気に家を出ました。
ちょうどその時、みらいの部屋に残された魔法の水晶が反応しました。
レインボーキャリッジに描かれた魔法陣は、リンクルストーンの精霊がレインボーキャリッジの中に入るたびに、その形を変えており、あと2つで完成します。
校長は、その事をみらい達に伝えようとしていました。
魔法陣が真の形になったらどうなるかは分かりませんが、デウスマストを退ける望みになるかもしれない、と校長は考えています。
少しして、みらい達は、津成木駅近くで、ある男女を目にします。
彼らは、16話で訪れたファミレスで見かけた魔法界出身の人達。リコによると、ナシマホウ界に住む魔法界出身の人達は、年が明ける頃に、魔法界に帰るのが習慣のようです。
その直後、誰かが魔法を唱えているような声が聞こえました。声の主は、かな。
前話で魔法使いと会えた事を機に、自分達にも魔法が使えるんじゃないかと試していました。
ことはは「キュアップ・ラパパ」が魔法の言葉だと教えようとしますが、リコが口止め。みらい達は、何でもないと言って、かな達から離れます。
その後、みらい達は、学校に来ました。学校では、ゆうとが、春に綺麗な花が咲くようにと、花壇の手入れに励んでいました。
少しして、サッカーグラウンド近くに来たみらい達は、サッカーの練習に励む壮太を目にします。
ことはは、ナイスシュートと壮太に声がけ。これに気付いた壮太はリコに、近くにあるボールを取ってくれと言います。
リコはボールを蹴ると、ボールはゴールに入っていきました。
「フフッ。狙い通りだし!」
ハイハイ、狙い通り狙い通り(笑)。こういう茶化したコメントも今月で終わりと思うと、寂しいものですね・・・。
しばらくして、みらい達は、神社に来ていました。みらいが思いついた「ナシマホウ界でしかできない事」とは、神社で初詣。
みらいと同じように、リコ、ことは、モフルンも、目を閉じ、手を合わせて、今年1年間のお願いをします。
「はーちゃんは、何てお願いしたの?」
「私はね、みんなと一緒に楽しく過ごせますようにって!」
「モフルンは、甘いクッキーを沢山食べて、はーちゃんみたいに大きくなれますようにモフ!」
「はー! そうだね! こーんなに大きくなれたらいいね!」
「大きくなり過ぎよ!」
ここでオープニング映像を持ってくるスタッフ様の演出力に脱帽。っていうか、ぬいぐるみのまま大きくなるんかい! みらい達と同じ背丈くらいの人間になるなんて発想はなかったのでしょうか。まあ、あったらあったで、「あれ? 去年、キュアモフルンに変身して大きくなってなかったっけ?」と、多くの女児達がツッコみそうな気がしますが。(笑)
直後、ようやく、みらいの願い事が終わりました。
「ねえ、みらいは、何てお願いしたの?」
「魔法界も、こっちの世界も、みんな一緒に笑顔になれたらいいなって!」
「私は、みんなの笑顔を見るのが大好きだから!」
「わあ・・・、素敵だね!」
「ねえ、リコは?」
「私は迷わないわ! 立派な魔法使いになって、何をするか見つけるの!」
「今年は3年生になるし、もっともっと勉強頑張らなくっちゃね! ナシマホウ界でも、魔法界でも、一番の成績を取って、そして、卒業したら!」
「はっ・・・。」
「リコ?」
「卒業したら、どうなるモフ?」
「卒業したら、どうなるのかしら? これからもずっと、今みたいに・・・、みんなと一緒にいられるのかな・・・?」
ことはも、前々話で、自分がマザーラパーパの生まれ変わりだと、オルーバに言われた事を思い出します。
「私も・・・、これから、どうなるのかな・・・?」
「明日も一緒だよ!」
「え?」
「リコも、はーちゃんも、モフルンも、みんな、明日は一緒に学校だよ!」
「みらい・・・。」
「そうモフ! 学校モフ!」
「うん! そうだね! 明日は、みんなと一緒!」
ちょうどその時、風が吹き、ことはは寒気を感じます。
こういう時は、おしくらまんじゅうだとリコは提案し、3人は楽しく、おしくらまんじゅうで暖まりました。
そんな楽しい雰囲気とは対照的に、デウスマスト復活の力は強まり、太陽を暗闇が覆いました。
そして、ベニーギョと、復活した眷属達が現れました。
~ Bパート ~
ベニーギョは、復活した眷属達の力を取り入れ、巨大化。
みらい達は変身します。ミラクルとマジカルは、サファイアスタイルに。
バトルが始まり、ミラクル達は、ベニーギョの強大な力に押されます。
「すべての世界は、混沌に飲まれて、なくなっちゃうんだよ! 」
「そんな事・・・、させません・・・! 私達には・・・、明日があるんです!」
そして、反撃開始。
「そうよ! 私達には、明日がある! まだまだやりたい事が、沢山あるの!」
「私達は、明日も一緒!」
「みんなで! 笑顔で! いるんだから!」
ベニーギョは、ゴチャゴチャうるさいと、ミラクル達を叩き落しますが、ミラクル達は怯みません。エクストリームレインボーを放ちます。
しかし、ベニーギョは、ビームで押し返そうとします。ですが、ミラクル達は、さらに力を強め、ビームをかき消しました。
そして、ベニーギョが撃退されようとしましたが、何者かがプリキュアの力を破りました。
デウスマストが復活を果たし、その姿を現しました。
これにより、復活した眷属達やベニーギョは力を取り戻し、ミラクル達に倒された眷属達も復活。そして、デウスマストの力の源となりました。
少しして、ミラクル達の持つリンクルストーンが光り、ミラクル達は、どこかに導かれました。
目が覚めると、オープニング前と同じ光景が広がっていました。
窓を開けると、オープニング前と同じく、まぶしい日差しが部屋に入ってきます。
「お日様がポカポカモフ!」
「そうだね! 今日も1日、ワクワクモンだぁ!」
しかし、外の風景は・・・、
さらに、魔法使いやペガサスまでいます。
一体、何が起こったのか?
今回は、これで終了です。
今回は、月が変わって最初の回でしたので、エンディング後半部分が変わりました。マカロンやイチゴがいっぱいの背景の9月バージョンに。
うーむ・・・。新バージョンではなかったか・・・。とはいえ、最終回にサプライズがあるかもしれませんし、次回は、今回と違うバージョンを出すかもしれませんので、まだまだ期待したいものですね。
次回:「終わりなき混沌! デウスマストの世界!!」
ナシマホウ界に魔法使いやペガサスの姿が。これは、魔法界がナシマホウ界に来たという事?
ナシマホウ界の人達と魔法界の人達との交わりは楽しそうではありますが、どこか嫌な予感も・・・。このような事態になった理由は何なのか?
次回予告直後には、次回作「キラキラ☆プリキュアアラモード」の告知がありましたが、ここで述べると少々長くなりますので、最後に回します。なお、放送時には語られなかった、プリキュア変身前の名前も明かしていますので、まだ知りたくない読者の方は、読まないよう気を付けて下さい。
【まとめ】
みらい達は初詣で、皆と一緒にいたい気持ちを高めた中、デウスマストが復活を果たしました。
さて、今回のポイントは「先行き不透明な『未来』よりも、『今』に目を向ける事」ですかね。
中盤以降多くの回で掲げられていた「ずっと一緒に」と対になる「別れ」への不安を描いた事で、「今」の大切さをより感じさせる一話だったと思います。
どんな出会いにも、別れはあります。それは、私達の世界には存在しない「魔法」を通じて奇跡的な出会いを果たしたみらい達も、同じ事であり、Aパートで、リコとことはは、いつか別れる事に不安を感じていました。
リコは、中学校を卒業したら、みらい達と別れるんじゃないかと感じていましたが、何も、その必要はないでしょう。一緒の高校、大学に通うのもアリだと思いますし、みらいの両親達も反対はしないと思います。
ですが、様々な事を勉強していくうちに、やがて、本当にやりたい事を見つけ、そして、自立するために、みらい達と別れる事を切り出すでしょう。遅かれ早かれ、みらい達との別れは避けられないと思います。
ことはについては、マザーラパーパの力を継ぐ者なだけに、デウスマストを退けた後、再びマザーラパーパとして、「再生」した世界を見守るために、みらい達と別れるかどうか、選択を迫られるでしょう。
沢山の人達の笑顔を思えば、みらい達と別れざるを得ない。しかし、みらい達と別れたくないとなると、世界の「再生」は成し得ない。精神的に幼いことはにとって、この選択は辛いでしょう。
「未来」は先行き不透明で、これまでのような楽しい時間を送れない可能性だってあります。そう思うと、「未来」に向けてのわずかな一歩すら踏み出せないのも致し方のない話でしょう。
それを解決するための手立てとしては、「未来」は考えず、楽しい「今」に目を向けて頑張る事なんでしょうね。
「未来」は、いずれやって来るものですが、「未来」は、いくつもの「今」を積み重ねた上にあるもの。「今」を頑張り続ければ、不安を感じていた「未来」は、いつのまにか、期待に満ちた「今」に変わっているものなんですよね。
かけがえのない友達や家族との別れは避けられないものではありますが、しかし、楽しい「今」を築き続ければ、互いの「未来」を思い合う明るいものになるのでしょう。だからこそ、「今」に目を向け、頑張る事は大事なのだと思いますね。
特に、メイン視聴層の未就学女児達にとっては、尚更大事でしょう。もちろん、女児達に限らず、男の子達にとっても大事ですけどね。
未就学児童の中には、将来なりたい夢を持っている子達は少なくないと思います。そういう子達は「未来」を考えているように思いますが、夢を叶えるために何をやったらいいか、よく分かってはいないでしょう。「未来」へのイメージは漠然だと思います。
それに、夢を叶えるためにやるべき事は多く、それを提示してしまったら、子供達は、やるべき事の多さや難しさに、気が滅入ってしまうでしょう。子供達は多大な可能性を秘めているだけに、それはやってはならない事。
それを避けさせるために、変に「未来」を意識させるよりも、「今」に集中させ、着実な一歩を歩ませるのが大事なんでしょうね。
例えば、将来の夢がスポーツ選手の子ですと、憧れのスポーツ選手がいて、やってみたい高度な技もあるでしょう。しかし、当然、その技はいきなりできる訳ではないですので、まずは、基本的な技を身につけさせていきますよね。
そうする事で、少しずつ技術が向上し、いずれ、やってみたい高度な技もできるようになるのでしょう。そして、夢に近付いていくのだと思いますね。
そんな訳で、今回は、「未来」よりも大切な「今」を感じさせる貴重な話ではありましたが、それでめでたしとはならず、終わりなき混沌・デウスマストが復活。次回から本格的な戦いが始まるでしょう。
プリキュア達は、デウスマストにどう立ち向かうのか? そして、デウスマストを退けた後、ことはは、どうなるのか? 残り3話、プリキュアの戦い様に、これまで以上に熱く注目したいと思います。
さて、ここからは、後回しにした、次回作「キラキラ☆プリキュアアラモード」の告知についてです。
先程も記述したように、プリキュア変身前の名前も明かしていますので、まだ知りたくない読者の方は、ここで読み終える事をお勧めします。
まず、こちらは、次回作の主人公「宇佐美いちか」。
↓ プリキュアに変身すると・・・、
「キュアホイップ」に。
こちらは、「キュアカスタード」。変身前の名前は「有栖川ひまり」。
公式ホームページのキャラ紹介によれば、足が速いとの事ですが、でかい尻尾がかえって動きにくそうな気がするのは私だけでしょうか? 武器にはなりそうですけど。(笑)
「キュアジェラート」。変身前の名前は「立神あおい」。
気性が荒く、活発そうで、キャラクターカラーが青のプリキュアにしては珍しいタイプですね。「スイート」のエレンとは気が合いそう。
「キュアマカロン」。変身前の名前は「琴爪ゆかり」。
初めてこのビジュアルを見た時は、「プリンセス」のみなみがコスプレしてるんじゃないかと思ってました(笑)。また、「ハートキャッチ」のゆり以来の高校生プリキュアです。
「キュアショコラ」。変身前の名前は、「剣城あきら」。
名前や、王子様のような出で立ちで、男の子のように感じますが、実際は女の子です。この子も高校生プリキュア。
次回作は、2月5日(日)スタート。もちろん、次回作も視聴し、感想も書くつもりでいますが、今は、今作の残り3話の感想を書く事に全力を注ぎたいと思います!
~ オープニング前 ~
ある朝、眠りから覚めたばかりのみらいとモフルンは、外を見渡します。すると、綺麗な光景が広がっていました。
「お日様がポカポカモフ!」
「そうだね! 今日も1日、ワクワクモンだぁ!」
「いいお天気だわ。」
「はー!」
そんな快晴とは対照的に、魔法界では、雪が降っていました。
1年中春の魔法界に雪が降るのは、災いの始まりに違いないと、校長とリアンは不安視します。
そして、太陽では、デウスマストが復活を遂げようとしていました。
~ Aパート ~
しばらくして、みらいは、冬休みの宿題に取り組んでいました。
そんな中、リコとことはは、良い天気だし皆で遊ぼうと、みらいを誘います。ですが、みらいは、もう少しで終わるので待っててほしいと言います。
今日は、冬休み最後の日。リコとことはは、既に宿題を終わらせていました。
すぐに、みらいも宿題を終わらせました。
という事で、皆で遊びに行く事に。リコは、ナシマホウ界でしかできない事をやろうと提案します。
すると、みらいは、名案を思いつきました。
その頃、ベニーギョは、デウスマスト復活の気配を感じていました。しかし、プリキュアを倒す事に意欲を燃やしています。
少しして、みらい達は、外出します。そんなみらい達に、祖母・かの子は、今夜は鍋にしようと言います。
鍋がどんなものなのか知らないリコとことはに、みらいとかの子は、どんなものか語ります。
「うちのお鍋はね、お肉やお魚にね、白菜やキノコ、たっぷり入れて、柔らかくなるまで、じっくり煮込むの。」
「ポッカポカ!? すっごく楽しみ!」
「ホントに!?」
今夜の楽しみができた3人は、陽気に家を出ました。
ちょうどその時、みらいの部屋に残された魔法の水晶が反応しました。
レインボーキャリッジに描かれた魔法陣は、リンクルストーンの精霊がレインボーキャリッジの中に入るたびに、その形を変えており、あと2つで完成します。
校長は、その事をみらい達に伝えようとしていました。
魔法陣が真の形になったらどうなるかは分かりませんが、デウスマストを退ける望みになるかもしれない、と校長は考えています。
少しして、みらい達は、津成木駅近くで、ある男女を目にします。
彼らは、16話で訪れたファミレスで見かけた魔法界出身の人達。リコによると、ナシマホウ界に住む魔法界出身の人達は、年が明ける頃に、魔法界に帰るのが習慣のようです。
その直後、誰かが魔法を唱えているような声が聞こえました。声の主は、かな。
前話で魔法使いと会えた事を機に、自分達にも魔法が使えるんじゃないかと試していました。
ことはは「キュアップ・ラパパ」が魔法の言葉だと教えようとしますが、リコが口止め。みらい達は、何でもないと言って、かな達から離れます。
その後、みらい達は、学校に来ました。学校では、ゆうとが、春に綺麗な花が咲くようにと、花壇の手入れに励んでいました。
少しして、サッカーグラウンド近くに来たみらい達は、サッカーの練習に励む壮太を目にします。
リコはボールを蹴ると、ボールはゴールに入っていきました。
↓
「はー! リコも、ナイスシュート!」「フフッ。狙い通りだし!」
ハイハイ、狙い通り狙い通り(笑)。こういう茶化したコメントも今月で終わりと思うと、寂しいものですね・・・。
しばらくして、みらい達は、神社に来ていました。みらいが思いついた「ナシマホウ界でしかできない事」とは、神社で初詣。
みらいと同じように、リコ、ことは、モフルンも、目を閉じ、手を合わせて、今年1年間のお願いをします。
「私はね、みんなと一緒に楽しく過ごせますようにって!」
「モフルンは、甘いクッキーを沢山食べて、はーちゃんみたいに大きくなれますようにモフ!」
「はー! そうだね! こーんなに大きくなれたらいいね!」
「大きくなり過ぎよ!」
ここでオープニング映像を持ってくるスタッフ様の演出力に脱帽。っていうか、ぬいぐるみのまま大きくなるんかい! みらい達と同じ背丈くらいの人間になるなんて発想はなかったのでしょうか。まあ、あったらあったで、「あれ? 去年、キュアモフルンに変身して大きくなってなかったっけ?」と、多くの女児達がツッコみそうな気がしますが。(笑)
直後、ようやく、みらいの願い事が終わりました。
「ねえ、みらいは、何てお願いしたの?」
「魔法界も、こっちの世界も、みんな一緒に笑顔になれたらいいなって!」
「私は、みんなの笑顔を見るのが大好きだから!」
「わあ・・・、素敵だね!」
「ねえ、リコは?」
「私は迷わないわ! 立派な魔法使いになって、何をするか見つけるの!」
「リコ?」
「卒業したら、どうなるモフ?」
「私も・・・、これから、どうなるのかな・・・?」
「明日も一緒だよ!」
「リコも、はーちゃんも、モフルンも、みんな、明日は一緒に学校だよ!」
「みらい・・・。」
「うん! そうだね! 明日は、みんなと一緒!」
こういう時は、おしくらまんじゅうだとリコは提案し、3人は楽しく、おしくらまんじゅうで暖まりました。
そんな楽しい雰囲気とは対照的に、デウスマスト復活の力は強まり、太陽を暗闇が覆いました。
そして、ベニーギョと、復活した眷属達が現れました。
~ Bパート ~
ベニーギョは、復活した眷属達の力を取り入れ、巨大化。
みらい達は変身します。ミラクルとマジカルは、サファイアスタイルに。
バトルが始まり、ミラクル達は、ベニーギョの強大な力に押されます。
「すべての世界は、混沌に飲まれて、なくなっちゃうんだよ! 」
そして、反撃開始。
しかし、ベニーギョは、ビームで押し返そうとします。ですが、ミラクル達は、さらに力を強め、ビームをかき消しました。
そして、ベニーギョが撃退されようとしましたが、何者かがプリキュアの力を破りました。
デウスマストが復活を果たし、その姿を現しました。
これにより、復活した眷属達やベニーギョは力を取り戻し、ミラクル達に倒された眷属達も復活。そして、デウスマストの力の源となりました。
少しして、ミラクル達の持つリンクルストーンが光り、ミラクル達は、どこかに導かれました。
目が覚めると、オープニング前と同じ光景が広がっていました。
窓を開けると、オープニング前と同じく、まぶしい日差しが部屋に入ってきます。
「お日様がポカポカモフ!」
「そうだね! 今日も1日、ワクワクモンだぁ!」
しかし、外の風景は・・・、
さらに、魔法使いやペガサスまでいます。
一体、何が起こったのか?
今回は、これで終了です。
今回は、月が変わって最初の回でしたので、エンディング後半部分が変わりました。マカロンやイチゴがいっぱいの背景の9月バージョンに。
うーむ・・・。新バージョンではなかったか・・・。とはいえ、最終回にサプライズがあるかもしれませんし、次回は、今回と違うバージョンを出すかもしれませんので、まだまだ期待したいものですね。
次回:「終わりなき混沌! デウスマストの世界!!」
ナシマホウ界に魔法使いやペガサスの姿が。これは、魔法界がナシマホウ界に来たという事?
ナシマホウ界の人達と魔法界の人達との交わりは楽しそうではありますが、どこか嫌な予感も・・・。このような事態になった理由は何なのか?
次回予告直後には、次回作「キラキラ☆プリキュアアラモード」の告知がありましたが、ここで述べると少々長くなりますので、最後に回します。なお、放送時には語られなかった、プリキュア変身前の名前も明かしていますので、まだ知りたくない読者の方は、読まないよう気を付けて下さい。
今回のエンドカード
これまでの色々なシーンを思い出写真風に。こう見ると、あとちょっとで終わっちゃうんだな、としんみり感じますね・・・。【まとめ】
みらい達は初詣で、皆と一緒にいたい気持ちを高めた中、デウスマストが復活を果たしました。
さて、今回のポイントは「先行き不透明な『未来』よりも、『今』に目を向ける事」ですかね。
中盤以降多くの回で掲げられていた「ずっと一緒に」と対になる「別れ」への不安を描いた事で、「今」の大切さをより感じさせる一話だったと思います。
どんな出会いにも、別れはあります。それは、私達の世界には存在しない「魔法」を通じて奇跡的な出会いを果たしたみらい達も、同じ事であり、Aパートで、リコとことはは、いつか別れる事に不安を感じていました。
リコは、中学校を卒業したら、みらい達と別れるんじゃないかと感じていましたが、何も、その必要はないでしょう。一緒の高校、大学に通うのもアリだと思いますし、みらいの両親達も反対はしないと思います。
ですが、様々な事を勉強していくうちに、やがて、本当にやりたい事を見つけ、そして、自立するために、みらい達と別れる事を切り出すでしょう。遅かれ早かれ、みらい達との別れは避けられないと思います。
ことはについては、マザーラパーパの力を継ぐ者なだけに、デウスマストを退けた後、再びマザーラパーパとして、「再生」した世界を見守るために、みらい達と別れるかどうか、選択を迫られるでしょう。
沢山の人達の笑顔を思えば、みらい達と別れざるを得ない。しかし、みらい達と別れたくないとなると、世界の「再生」は成し得ない。精神的に幼いことはにとって、この選択は辛いでしょう。
「未来」は先行き不透明で、これまでのような楽しい時間を送れない可能性だってあります。そう思うと、「未来」に向けてのわずかな一歩すら踏み出せないのも致し方のない話でしょう。
それを解決するための手立てとしては、「未来」は考えず、楽しい「今」に目を向けて頑張る事なんでしょうね。
「未来」は、いずれやって来るものですが、「未来」は、いくつもの「今」を積み重ねた上にあるもの。「今」を頑張り続ければ、不安を感じていた「未来」は、いつのまにか、期待に満ちた「今」に変わっているものなんですよね。
かけがえのない友達や家族との別れは避けられないものではありますが、しかし、楽しい「今」を築き続ければ、互いの「未来」を思い合う明るいものになるのでしょう。だからこそ、「今」に目を向け、頑張る事は大事なのだと思いますね。
特に、メイン視聴層の未就学女児達にとっては、尚更大事でしょう。もちろん、女児達に限らず、男の子達にとっても大事ですけどね。
未就学児童の中には、将来なりたい夢を持っている子達は少なくないと思います。そういう子達は「未来」を考えているように思いますが、夢を叶えるために何をやったらいいか、よく分かってはいないでしょう。「未来」へのイメージは漠然だと思います。
それに、夢を叶えるためにやるべき事は多く、それを提示してしまったら、子供達は、やるべき事の多さや難しさに、気が滅入ってしまうでしょう。子供達は多大な可能性を秘めているだけに、それはやってはならない事。
それを避けさせるために、変に「未来」を意識させるよりも、「今」に集中させ、着実な一歩を歩ませるのが大事なんでしょうね。
例えば、将来の夢がスポーツ選手の子ですと、憧れのスポーツ選手がいて、やってみたい高度な技もあるでしょう。しかし、当然、その技はいきなりできる訳ではないですので、まずは、基本的な技を身につけさせていきますよね。
そうする事で、少しずつ技術が向上し、いずれ、やってみたい高度な技もできるようになるのでしょう。そして、夢に近付いていくのだと思いますね。
そんな訳で、今回は、「未来」よりも大切な「今」を感じさせる貴重な話ではありましたが、それでめでたしとはならず、終わりなき混沌・デウスマストが復活。次回から本格的な戦いが始まるでしょう。
プリキュア達は、デウスマストにどう立ち向かうのか? そして、デウスマストを退けた後、ことはは、どうなるのか? 残り3話、プリキュアの戦い様に、これまで以上に熱く注目したいと思います。
さて、ここからは、後回しにした、次回作「キラキラ☆プリキュアアラモード」の告知についてです。
先程も記述したように、プリキュア変身前の名前も明かしていますので、まだ知りたくない読者の方は、ここで読み終える事をお勧めします。
まず、こちらは、次回作の主人公「宇佐美いちか」。
↓ プリキュアに変身すると・・・、
「キュアホイップ」に。
こちらは、「キュアカスタード」。変身前の名前は「有栖川ひまり」。
公式ホームページのキャラ紹介によれば、足が速いとの事ですが、でかい尻尾がかえって動きにくそうな気がするのは私だけでしょうか? 武器にはなりそうですけど。(笑)
「キュアジェラート」。変身前の名前は「立神あおい」。
気性が荒く、活発そうで、キャラクターカラーが青のプリキュアにしては珍しいタイプですね。「スイート」のエレンとは気が合いそう。
「キュアマカロン」。変身前の名前は「琴爪ゆかり」。
初めてこのビジュアルを見た時は、「プリンセス」のみなみがコスプレしてるんじゃないかと思ってました(笑)。また、「ハートキャッチ」のゆり以来の高校生プリキュアです。
「キュアショコラ」。変身前の名前は、「剣城あきら」。
名前や、王子様のような出で立ちで、男の子のように感じますが、実際は女の子です。この子も高校生プリキュア。
次回作は、2月5日(日)スタート。もちろん、次回作も視聴し、感想も書くつもりでいますが、今は、今作の残り3話の感想を書く事に全力を注ぎたいと思います!