今話の名セリフ:「大した事ないって。あたしにできるんだから、アンタにもできるよ!」(萌黄えも)
「キラッとプリ☆チャン」第36話「100点めざしてみましたわ!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、メルティックスターの3人は、レッスンに取り組んでいました。そして、新曲ができあがったとの事。
その直後、あんなのプリチャンキャストに着信音が。
相手は、あんなの母親。話があるので、至急会議室に来るよう言いました。
本編では名は明かされませんでしたが、名前は「赤城アラシ」。
オープニング直後の提供画像
~ Aパート ~
そして、あんなは会議室に。他国のお偉いさんも集まっていて、重大な話なのかも?
最近、メルティックスターは人気が出て、赤城グループの注目度は右肩上がりです。
しかし、そのせいで、勉強が疎かになっていると、アラシは指摘します。最近のあんなの学校の成績は次の通り。
「体育と音楽以外は・・・、全部赤点ですわ!」
マジかよ・・・。ミッキー二階堂の偽物に騙されたり、オンボロな服を流行の最先端を行くデザインと捉えたりなどして、頭大丈夫かな、と思っていましたが、ここまでとは・・・。これは、あんなの家庭教師をやって大金を得るチャンス到来か!?(お前も頭大丈夫かよ(笑))
アラシは、アイドル活動ばかり頑張り過ぎたからだと指摘。あんなは、ミラクルキラッツに確実に勝つためにと返しますが、アラシは聞き入れず、このままでは跡取り娘として失格だと厳しく言います。
一方、あんなの父親は、あんなはあんなで頑張ってるんだからと、あんなをフォロー。
本編では名は明かされませんでしたが、父親の名前は「赤城杏太郎」。
ですが、アラシは、杏太郎はあんなに甘過ぎると一蹴。その後、あんながこのままプリチャンを続けていいか、会議室にいる者達に多数決をとりました。
その結果、反対多数で、あんなのプリチャン禁止が決まりました。
あんなは、新曲ができたばかりのこのタイミングで禁止するのはあんまりだと返しますが、藪から蛇。新曲も差し押さえられてしまいました。
次の期末テストで全教科満点を取れたら、プリチャン禁止を解いて、新曲を返すとの事。あんなは、そんなの楽勝だと、母の言い分を受け入れます。
「あら、そう? でも取れなかったら、曲は永遠に金庫の中で、プリチャンも永久に禁止なのですわ!」
「もちろん、絶対にクリアしてみせますわ! そして、絶対に曲を取り戻してみせますわ!」
それから後日、あんなは、さらとめるに事情を話しました。2人とも、あんなが全教科満点を取るために協力します。
その様子を遠くから見つめるミラクルキラッツの3人。あんなが勉強している様子が動画として配信されていても、満点を取る事に一層意欲を燃やすあんなに感心します。
「あんなのああいう図太いところは、マジえもいよね。」
「ウフフ。」
「何、みらい?」
「えもちゃんがあんなちゃんの事を『えもい』って言うから!」
「え!? 図太いって言っただけだよ! ずぶえもいって!」
「褒めてるんでしょ?」
「りんかまで言うか!」
みらい達もあんなに協力したいところですが、自分達もテストがあり、他人事ではないため、とりあえずは自分達の勉強を頑張る事に。
あんなは、さらとめるの丁寧なサポートのおかげで、順調に勉強が捗っていますが、アラシは1つ忘れてる事があると懸念しています。
それから何日か経ち、あんなはプリチャンができない事に物足りなさを感じていました。
なお、この日は、勉強の様子が配信されていません。どうやら、お休みのようです。
「しめた!」
「今のうちにプリズムストーンでプリチャン配信を・・・。」
「い、行けない・・・。」
動画配信はお休みでも、あんなの動向はきっちり監視されていました。
そして、アラシは、約束を破ってプリチャン配信をしようものなら、新曲をミラクルキラッツにあげると言います。みらい達は、恐れ多いと断りました。
となれば、永久消去となります。
「約束を破るなんて、この私がする訳ありませんわ! ただ、赤城警備隊がすぐに来るか試してみたのですわ!」
「でしょうね。あなたが約束を破る訳ないですわね。」
「当然ですわ! では、お母様、ごきげんようですわ!」
「私は絶対テストで満点を取って、すべて完璧にクリアしますわ!」
「グッドイメージね!」
「その意気だ、あんな!」
『頑張って!』
そして、あんなは、一層勉強に励みました。集中力を高めるためにイメージトレーニングも行います。
テスト当日を迎えました。
1日目は、何の問題もなく、完璧に解きました。しかし、2日目・・・、
家庭科の科目があり、しかも、裁縫の実技試験。あんなは、裁縫をやった事がないため、大きな緊張を感じます。
Bパート開始直前のアイキャッチ
~ Bパート ~
家庭科の試験が始まりました。えもは、どうにかして針の穴を通す事ができました。
「あたし、これが一番苦手なんだよね。そんなのあたしだけかな?」
「クッ・・・。何で糸が通らないんですの・・・。」
「それは、いつもできない事を誰かさんに頼っているからですわ。」
「そうかな・・・。」
「私も若い頃、糸通しは苦手でしたわ・・・。」
「でも、努力して克服したのです! やりなさい、あんな!」
「あれ? あんなも苦手なの? やだ、あたし達、変なところで似てるんだ。」
「うるさいですわね!」
「それさ、あんまりいじってると、糸が分解していくから、斜めに切って、広がったところをねじって、穴に集中する。」
「すると・・・、ほい!」
「ほーら、できた! おー、あたし、すごくない? えもいっしょ!」
「大した事ないって。あたしにできるんだから、アンタにもできるよ!」
「ありがとうですわ・・・。」
「ま、ダメだったら、曲はあたし達がもらってやるから安心しなって!」
「アンタにやるくらいなら、永久消去の方が100万倍マシですわ!」
「こら、そこ! 試験中です! 静かに!」
『べーっ!』
「まずは糸を斜めに切るんでしたわね・・・。そしたら、糸の先をねじって・・・、集中・・・。」
「あんな、成功をイメージするんだ・・・。」
「イエス! 集中だよ・・・。」
「成功をイメージして・・・。集中・・・。集中・・・。」
「できましたわ!」
直後、静かにするよう、先生から怒られましたが、裁縫の手が進みました。
「今まで一度も裁縫なんてした事なかったけど、さらとめるの特訓のおかげで、イメージと集中力もアップして・・・。」
「それと・・・、あの黄色いのにも一応感謝ですわ。私、絶対満点を取って、試験をクリアしますわ!」
あんなの頑張りに多くの「いいね」が集まりました。そして、巾着が完成。
あんな達はライブができるようになっていました。また、アラシは、あんなのプリチャン禁止を解除し、新曲も返しました。
そして・・・、
「メルティックスターですわ!」
「今日のコーデは、ノーブルドールコーデ!」
「新しいカラーをお披露目! スカートとパンツの違いにも注目だよ!」
「さあ! メルティックスターのライブ、」
『スタート!』
曲は「寝ても覚めてもDREAMIN’GIRL」。
「せーので、やってみた!」
『お待ちしておりました!』
「あなたに届け!」
「ハンドメイド・・・、」
『パレスからの・・・、招待状!』
その直後・・・、
『あれは・・・、キラッとボタン! 運命の瞬間! キラッとチャンス、いっけー!』
『キラッとルーレット!』
『いっけー! キラチケ!』
その夜・・・、
「ありがとうございましたわ。おかげで今回、忘れそうになっていた事に気付けましたわ。」
「うんうん。さすがあんなだ! ママの子だ!」
「お父様・・・。」
「そして、それを気付かせてくれたお母様。そんなお母様に感謝を込めて、これをプレゼントしますわ。」
「そんな事では困りますわ。今回はたまたま上手くいきましたけれど、好きな事をしているだけではダメですわ! 二度とこのような事がないようにですわ!」
「当然ですわ! 私、今の言葉で、もっと頑張れるパワーが湧いてきましたわ!」
「それは良かったですわね。せいぜい何事も甘えずに頑張るのですわね。ノーッホッホッホ!」
「もちろんですわ! ノーッホッホッホ!」
それから後日、アラシは、大勢の社員に見送られて、家を出ます。あんながテストで頑張った事もあり、心は晴れやかです。
今回は、これで終了です。
次回:「ウィンターなスペシャルやってみた!」
デザイナーズ7の1人・ジェシカが、ウィンタースペシャルの開催を宣言しました。
メルティックスターにリベンジを果たしたいミラクルキラッツですが、ライバルチームの奮闘で決勝進出が危うくなる事態に。果たして、みらい達3人は、無事に決勝に辿り着けるのか!?
次回予告直後の提供画像
【まとめ】
あんなの成績が下がっている事から、あんなの母親は、あんなにプリチャン禁止を言い渡しましたが、あんなは、自身のたゆまぬ努力、そして、さらやめる、えものフォローのおかげで、テストで好成績を出し、プリチャン禁止は解除され、メルティックスターの3人は新曲を披露しました。
さて、今回は、メルティックスターの新曲が披露。
「寝ても覚めてもDREAMIN’GIRL」は、セレブ感全開の曲だと感じました。前々作「プリパラ」の「ホワット・ア・ワンダプリ・ワールド!!」とか「Mon chouchou(モン シュシュ)」を連想させますね。
今のメルティックスターにピッタリな曲というのは疑問なところですが、ただ、この曲はあんな寄り、「Play Sound☆」はさら寄り、「COMETIC SILHOUETTE」はめる寄りだと思うと、いい感じに調和がとれているでしょう。直近のさらメイン回で、3人の魅力の調和性がメルティックスターの魅力だと、さらが語っていた事を思えば、良い曲のように感じます。
それに、あんながライブ活動を再開した時にも、あんなは1人でステージに立とうとしていましたが、もし、さら抜きのソロライブだったら、今回のような曲やダンスが繰り広げられていたんじゃないかと想像も膨らみますね。ここでセレブ曲を出してきたのは、ナイスだと感じました。
また、あんなが針の穴に糸を通すところで、えもがコツを教えていたのも良かったですね。久々にガチなえもさが見れたと思います。まあ、次の回になったら「えもい(適当)」ってツッコんでそうな気がしますが。(笑)
えものあのフォローは、10話があったからこそできたのでしょう。えもがあんなのライブのすごさに無気力になった時に、あんながライバル心を焚きつけてくれた事ですね。
あの出来事は忘却の彼方になっちゃったのかもしれませんが、あの出来事を通じて、あんなに対する恩義みたいなものができたでしょう。まあ、えも自身はそれを強く意識しておらず、心の奥底で、だと思いますけどね。
ケンカが茶飯事のライバルであっても、良いところは「えもい」と認め、相手が困っていたら、あの時みたく助け舟を出そうと思うようになったのだと思いますね。第1話から、互いの顔を見たらすぐケンカという事が多く、互いの事が好きかと質問されたら間違いなく否定でしょうけど、実際は、互いの事を放っておけないくらい互いの事が好きなんだろうな、と改めて思いました。
今後も、えもとあんなの「ケンカするほど仲が良い」関係性を楽しみにしたいですね。
他にも、あんなの母親・アラシについても、ものすごくインパクトのあるキャラだったと思います。娘に対するあの厳しさは、あの髪型もあいまって「鬼ママ」という印象を受けましたが、それだけではとどまらない大人物である事も伺えました。
赤城財閥は世界的巨大財閥である事が示されていますが、母親が会長に就いているというのは驚きでした。父親が会長で、母親は夫やあんなを優しく見守ってるものだと思ってましたし。
アニメの世界とはいえ、女性が世界的巨大財閥のトップとかすごいな、と感心しました。
彼女が赤城財閥の会長になれたのは、並大抵の事ではなかったでしょう。劇中では、若い頃は糸通しは苦手だったと振り返っていましたが、他にも苦手な事は沢山あったと思います。
それに、財閥のトップに立つ事は男性が圧倒的に多く、女性がなる事は珍しいものです。アラシも、あんなと同じく、赤城財閥のご令嬢で一人娘だったのかもしれませんが、それでも、女性がトップになるのは一般的ではないと、彼女が会長に就く事には反対意見が多かったように思います。
それでも、会長になれたのは、やはり「努力」していたからでしょう。
好きな事をしているだけでなく、苦手な事にも目を向けて、女性だからと甘えずに何事にも頑張り続けたからこそ、辿り着けたポジションだと思いますね。何かしらの事業に成功したとしても、そこで満足せず、より人々が幸せになれる道を模索し続けているように思います。
アラシが今回あんなに対して向けた厳しさは、常に自分に対して向け続けているでしょう。自身が会長になるまでも。そして、会長である今も。
あんなの努力家な性格は、この母親がいてこそなんだろうな、と感じました。アラシが再登場する事はなさそうな気がしますが、もし出たら、今回のようにあんなに厳しさを与えて、あんなを良い方向に導いていってほしいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「キラッとプリ☆チャン」第36話「100点めざしてみましたわ!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、メルティックスターの3人は、レッスンに取り組んでいました。そして、新曲ができあがったとの事。
その直後、あんなのプリチャンキャストに着信音が。
相手は、あんなの母親。話があるので、至急会議室に来るよう言いました。
本編では名は明かされませんでしたが、名前は「赤城アラシ」。
オープニング直後の提供画像
~ Aパート ~
そして、あんなは会議室に。他国のお偉いさんも集まっていて、重大な話なのかも?
最近、メルティックスターは人気が出て、赤城グループの注目度は右肩上がりです。
しかし、そのせいで、勉強が疎かになっていると、アラシは指摘します。最近のあんなの学校の成績は次の通り。
「体育と音楽以外は・・・、全部赤点ですわ!」
マジかよ・・・。ミッキー二階堂の偽物に騙されたり、オンボロな服を流行の最先端を行くデザインと捉えたりなどして、頭大丈夫かな、と思っていましたが、ここまでとは・・・。これは、あんなの家庭教師をやって大金を得るチャンス到来か!?(お前も頭大丈夫かよ(笑))
アラシは、アイドル活動ばかり頑張り過ぎたからだと指摘。あんなは、ミラクルキラッツに確実に勝つためにと返しますが、アラシは聞き入れず、このままでは跡取り娘として失格だと厳しく言います。
一方、あんなの父親は、あんなはあんなで頑張ってるんだからと、あんなをフォロー。
本編では名は明かされませんでしたが、父親の名前は「赤城杏太郎」。
ですが、アラシは、杏太郎はあんなに甘過ぎると一蹴。その後、あんながこのままプリチャンを続けていいか、会議室にいる者達に多数決をとりました。
その結果、反対多数で、あんなのプリチャン禁止が決まりました。
あんなは、新曲ができたばかりのこのタイミングで禁止するのはあんまりだと返しますが、藪から蛇。新曲も差し押さえられてしまいました。
次の期末テストで全教科満点を取れたら、プリチャン禁止を解いて、新曲を返すとの事。あんなは、そんなの楽勝だと、母の言い分を受け入れます。
「あら、そう? でも取れなかったら、曲は永遠に金庫の中で、プリチャンも永久に禁止なのですわ!」
「もちろん、絶対にクリアしてみせますわ! そして、絶対に曲を取り戻してみせますわ!」
それから後日、あんなは、さらとめるに事情を話しました。2人とも、あんなが全教科満点を取るために協力します。
その様子を遠くから見つめるミラクルキラッツの3人。あんなが勉強している様子が動画として配信されていても、満点を取る事に一層意欲を燃やすあんなに感心します。
「あんなのああいう図太いところは、マジえもいよね。」
「ウフフ。」
「何、みらい?」
「えもちゃんがあんなちゃんの事を『えもい』って言うから!」
「え!? 図太いって言っただけだよ! ずぶえもいって!」
「褒めてるんでしょ?」
「りんかまで言うか!」
みらい達もあんなに協力したいところですが、自分達もテストがあり、他人事ではないため、とりあえずは自分達の勉強を頑張る事に。
あんなは、さらとめるの丁寧なサポートのおかげで、順調に勉強が捗っていますが、アラシは1つ忘れてる事があると懸念しています。
それから何日か経ち、あんなはプリチャンができない事に物足りなさを感じていました。
なお、この日は、勉強の様子が配信されていません。どうやら、お休みのようです。
「しめた!」
「今のうちにプリズムストーンでプリチャン配信を・・・。」
「い、行けない・・・。」
動画配信はお休みでも、あんなの動向はきっちり監視されていました。
そして、アラシは、約束を破ってプリチャン配信をしようものなら、新曲をミラクルキラッツにあげると言います。みらい達は、恐れ多いと断りました。
となれば、永久消去となります。
「約束を破るなんて、この私がする訳ありませんわ! ただ、赤城警備隊がすぐに来るか試してみたのですわ!」
「でしょうね。あなたが約束を破る訳ないですわね。」
「当然ですわ! では、お母様、ごきげんようですわ!」
「私は絶対テストで満点を取って、すべて完璧にクリアしますわ!」
「グッドイメージね!」
「その意気だ、あんな!」
『頑張って!』
そして、あんなは、一層勉強に励みました。集中力を高めるためにイメージトレーニングも行います。
テスト当日を迎えました。
1日目は、何の問題もなく、完璧に解きました。しかし、2日目・・・、
家庭科の科目があり、しかも、裁縫の実技試験。あんなは、裁縫をやった事がないため、大きな緊張を感じます。
Bパート開始直前のアイキャッチ
~ Bパート ~
家庭科の試験が始まりました。えもは、どうにかして針の穴を通す事ができました。
「あたし、これが一番苦手なんだよね。そんなのあたしだけかな?」
「クッ・・・。何で糸が通らないんですの・・・。」
「それは、いつもできない事を誰かさんに頼っているからですわ。」
「そうかな・・・。」
「私も若い頃、糸通しは苦手でしたわ・・・。」
「でも、努力して克服したのです! やりなさい、あんな!」
「あれ? あんなも苦手なの? やだ、あたし達、変なところで似てるんだ。」
「うるさいですわね!」
「それさ、あんまりいじってると、糸が分解していくから、斜めに切って、広がったところをねじって、穴に集中する。」
「すると・・・、ほい!」
「ほーら、できた! おー、あたし、すごくない? えもいっしょ!」
「大した事ないって。あたしにできるんだから、アンタにもできるよ!」
「ありがとうですわ・・・。」
「ま、ダメだったら、曲はあたし達がもらってやるから安心しなって!」
「アンタにやるくらいなら、永久消去の方が100万倍マシですわ!」
「こら、そこ! 試験中です! 静かに!」
『べーっ!』
「まずは糸を斜めに切るんでしたわね・・・。そしたら、糸の先をねじって・・・、集中・・・。」
「あんな、成功をイメージするんだ・・・。」
「イエス! 集中だよ・・・。」
「成功をイメージして・・・。集中・・・。集中・・・。」
「できましたわ!」
直後、静かにするよう、先生から怒られましたが、裁縫の手が進みました。
「今まで一度も裁縫なんてした事なかったけど、さらとめるの特訓のおかげで、イメージと集中力もアップして・・・。」
「それと・・・、あの黄色いのにも一応感謝ですわ。私、絶対満点を取って、試験をクリアしますわ!」
あんなの頑張りに多くの「いいね」が集まりました。そして、巾着が完成。
あんな達はライブができるようになっていました。また、アラシは、あんなのプリチャン禁止を解除し、新曲も返しました。
そして・・・、
「メルティックスターですわ!」
「今日のコーデは、ノーブルドールコーデ!」
「新しいカラーをお披露目! スカートとパンツの違いにも注目だよ!」
「さあ! メルティックスターのライブ、」
『スタート!』
曲は「寝ても覚めてもDREAMIN’GIRL」。
「せーので、やってみた!」
『お待ちしておりました!』
「あなたに届け!」
「ハンドメイド・・・、」
『パレスからの・・・、招待状!』
その直後・・・、
『あれは・・・、キラッとボタン! 運命の瞬間! キラッとチャンス、いっけー!』
『キラッとルーレット!』
『いっけー! キラチケ!』
その夜・・・、
「ありがとうございましたわ。おかげで今回、忘れそうになっていた事に気付けましたわ。」
「うんうん。さすがあんなだ! ママの子だ!」
「お父様・・・。」
「そして、それを気付かせてくれたお母様。そんなお母様に感謝を込めて、これをプレゼントしますわ。」
「そんな事では困りますわ。今回はたまたま上手くいきましたけれど、好きな事をしているだけではダメですわ! 二度とこのような事がないようにですわ!」
「当然ですわ! 私、今の言葉で、もっと頑張れるパワーが湧いてきましたわ!」
「それは良かったですわね。せいぜい何事も甘えずに頑張るのですわね。ノーッホッホッホ!」
「もちろんですわ! ノーッホッホッホ!」
それから後日、アラシは、大勢の社員に見送られて、家を出ます。あんながテストで頑張った事もあり、心は晴れやかです。
今回は、これで終了です。
次回:「ウィンターなスペシャルやってみた!」
デザイナーズ7の1人・ジェシカが、ウィンタースペシャルの開催を宣言しました。
メルティックスターにリベンジを果たしたいミラクルキラッツですが、ライバルチームの奮闘で決勝進出が危うくなる事態に。果たして、みらい達3人は、無事に決勝に辿り着けるのか!?
次回予告直後の提供画像
【まとめ】
あんなの成績が下がっている事から、あんなの母親は、あんなにプリチャン禁止を言い渡しましたが、あんなは、自身のたゆまぬ努力、そして、さらやめる、えものフォローのおかげで、テストで好成績を出し、プリチャン禁止は解除され、メルティックスターの3人は新曲を披露しました。
さて、今回は、メルティックスターの新曲が披露。
「寝ても覚めてもDREAMIN’GIRL」は、セレブ感全開の曲だと感じました。前々作「プリパラ」の「ホワット・ア・ワンダプリ・ワールド!!」とか「Mon chouchou(モン シュシュ)」を連想させますね。
今のメルティックスターにピッタリな曲というのは疑問なところですが、ただ、この曲はあんな寄り、「Play Sound☆」はさら寄り、「COMETIC SILHOUETTE」はめる寄りだと思うと、いい感じに調和がとれているでしょう。直近のさらメイン回で、3人の魅力の調和性がメルティックスターの魅力だと、さらが語っていた事を思えば、良い曲のように感じます。
それに、あんながライブ活動を再開した時にも、あんなは1人でステージに立とうとしていましたが、もし、さら抜きのソロライブだったら、今回のような曲やダンスが繰り広げられていたんじゃないかと想像も膨らみますね。ここでセレブ曲を出してきたのは、ナイスだと感じました。
また、あんなが針の穴に糸を通すところで、えもがコツを教えていたのも良かったですね。久々にガチなえもさが見れたと思います。まあ、次の回になったら「えもい(適当)」ってツッコんでそうな気がしますが。(笑)
えものあのフォローは、10話があったからこそできたのでしょう。えもがあんなのライブのすごさに無気力になった時に、あんながライバル心を焚きつけてくれた事ですね。
あの出来事は忘却の彼方になっちゃったのかもしれませんが、あの出来事を通じて、あんなに対する恩義みたいなものができたでしょう。まあ、えも自身はそれを強く意識しておらず、心の奥底で、だと思いますけどね。
ケンカが茶飯事のライバルであっても、良いところは「えもい」と認め、相手が困っていたら、あの時みたく助け舟を出そうと思うようになったのだと思いますね。第1話から、互いの顔を見たらすぐケンカという事が多く、互いの事が好きかと質問されたら間違いなく否定でしょうけど、実際は、互いの事を放っておけないくらい互いの事が好きなんだろうな、と改めて思いました。
今後も、えもとあんなの「ケンカするほど仲が良い」関係性を楽しみにしたいですね。
他にも、あんなの母親・アラシについても、ものすごくインパクトのあるキャラだったと思います。娘に対するあの厳しさは、あの髪型もあいまって「鬼ママ」という印象を受けましたが、それだけではとどまらない大人物である事も伺えました。
赤城財閥は世界的巨大財閥である事が示されていますが、母親が会長に就いているというのは驚きでした。父親が会長で、母親は夫やあんなを優しく見守ってるものだと思ってましたし。
アニメの世界とはいえ、女性が世界的巨大財閥のトップとかすごいな、と感心しました。
彼女が赤城財閥の会長になれたのは、並大抵の事ではなかったでしょう。劇中では、若い頃は糸通しは苦手だったと振り返っていましたが、他にも苦手な事は沢山あったと思います。
それに、財閥のトップに立つ事は男性が圧倒的に多く、女性がなる事は珍しいものです。アラシも、あんなと同じく、赤城財閥のご令嬢で一人娘だったのかもしれませんが、それでも、女性がトップになるのは一般的ではないと、彼女が会長に就く事には反対意見が多かったように思います。
それでも、会長になれたのは、やはり「努力」していたからでしょう。
好きな事をしているだけでなく、苦手な事にも目を向けて、女性だからと甘えずに何事にも頑張り続けたからこそ、辿り着けたポジションだと思いますね。何かしらの事業に成功したとしても、そこで満足せず、より人々が幸せになれる道を模索し続けているように思います。
アラシが今回あんなに対して向けた厳しさは、常に自分に対して向け続けているでしょう。自身が会長になるまでも。そして、会長である今も。
あんなの努力家な性格は、この母親がいてこそなんだろうな、と感じました。アラシが再登場する事はなさそうな気がしますが、もし出たら、今回のようにあんなに厳しさを与えて、あんなを良い方向に導いていってほしいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。