
今話の名セリフ:「もう一度信じてみるか・・・。仲間ってやつを・・・。」(滝沢あすか)
「トロピカル~ジュ!プリキュア」第5話「先輩参上! 燃えろ! キュアフラミンゴ!」の感想です。
~ オープニング前 ~
「あー、早く部活したーい! みのりん先輩も入ってくれるって言ってたし、楽しみ楽しみ!」
「プリキュアも、あと1人! 順調順調!」


「ねえ。近頃、私達、良い感じでトロピカってきたんじゃない?」

「なんじゃとー!」
「ええーっ!?」


「今、ワシの事をツルピカってるって言ったろ!」

「ツルピカってる」じゃなくて「トロピカってる」だっつーの。っていうか、そんな頭で堂々と街中を歩いているのに、ツルピカって言われてブチギレるとか、どういう事だよ。ヅラつけてこいや。(笑)
「ええ!? 違います! 今ローラと話してて・・・。」
「あー!?」
「コイツ、ナメてますよ!」
「許せませんぜ!」


なんだろう。コイツら、まなつに威圧をかけてるのに、時代遅れ感がにじみ出ていて、ちっとも怖く見えねえ・・・。昭和のアニメや漫画に登場してこいよって言いたくなります。(笑)
「待ちな!」
「あー!?」





「何だ、お前!?」
「この子に何か用? 良ければ代わりに聞いてあげるけど?」
「関係ないヤツは引っ込んでやがれ!」

『引っ込こんでやがれ!』



「おどりゃー! 許さねー!」





「女の子1人に寄ってたかって、そういうの許せないんだよ!」



「あ、あの! 助けてくれてありがとうございます! 」
「別に。じゃあ、私はこれで。」

「私は夏海まなつです! あなたは?」
「名乗るほどの者じゃないけど、滝沢あすか。」

今回も、オープニングは特別バージョンで、劇場版の映像が流れました。
なお、流れた映像は前話と同じでしたので、画像キャプチャーはしていません。キャプチャー画像と感想は、前話感想の最後にありますので、気になる方は、そちらでご確認下さい。
~ Aパート ~
それからしばらくして、あすかは体育館裏にいる模様。4人目のプリキュアにピッタリだと、まなつとローラは意欲を燃やしています。
そして、まなつとさんごは、あすかと対面。ローラもポッドから姿を現し、プリキュアになるよう頼みました。
しかし、そうは言われても、あすかには訳が分からず、他を当たるよう言って、場を去ろうとしました。ですが、まなつ達は諦めません。
「力を貸して!」
「人魚の国を救うためなんです!」
「そして私が、人魚の国の女王になるの!」

「気に入らないな。アンタ、自分が偉くなりたいだけなんだろ?」
「それのどこがいけないの? そうすれば、人魚の国も人間の国も救えるのよ? 良い事づくめじゃない?」

「はあ?」
「いいからいいから! これで、あなたもプリキュアの仲間入りよ!」
「仲間・・・。」


「そのトロピカルパクトでメイクして、気合いを入れるの! プリキュアになる時も、『よし! やるぞ!』って・・・。」
「もういい。」
「え?」


「私は誰ともつるむつもりはない。」

その後も、まなつ達は、あすかを追いかけましたが、途中、生徒会長から声をかけられます。
劇中では紹介されていませんでしたが、生徒会長の名前は「白鳥 百合子」。
まなつが先日提出した部活申請書について、用があります。書いた内容は、ご覧の通り。

「わー、何だか色んな可能性を秘めてるね!」
「でしょでしょ!」

さんごさん、まなつに気を遣って変に褒めなくていいから! 「えーと・・・、何をやりたいのか全然分からないんだけど・・・」とか、普通にツッコんで下さい。(笑)
百合子は、このような部活は認められないと、申請を却下しました。それ以前に、空いている部室がなく、もう新しい部活は作れないようです。
「おい。それはおかしいだろ。」

「あら。何がおかしいの? 滝沢あすかさん。」
「部室の空きがないのは、その子のせいじゃない。」

「そんな事言われても、こちらにはどうする事もできないわ。」
「生徒会が無能ってだけだろ。」
「随分な物言いね。」

「じゃあ、あなたが部室を用意できるっていうの?」
「ああ。やってやろうじゃないか!」


「先輩、協力してくれるんですか!」
「やった!」
「あ・・・。」

「勘違いするな! 今回だけだ! 私はアンタ達とつるむつもりはない!」

ですが、やはり、空いている部室はないようです。
しかし、みのりが、良い場所を知っているとの事。それは、長い間使われていない小屋。

ここには、沢山の物が置かれていて、大半はごみ。

しかし、ここを綺麗にすれば部室として使えそうだと、まなつは考えます。
~ Bパート ~
という事で、掃除開始。まずは、みのりが要領を示しました。

置かれている物が多過ぎるだけに、ここ何日かは、放課後に集まって掃除をする事に。
「気を付けて運ぶのよ。」
「人魚は、そこにいたのか。」
「ほら。さんごも手伝いなさい!」

「せーので持ち上げるのよ。その方が運びやすいんだから!」

「せーの!」
「ほらね! 私の言った通りでしょ!」
「上から目線なヤツだな。」

「あなた、力持ちね。やっぱりプリキュアに向いてるわ!」
「ちょっとは手伝ったらどうだ? そこにあるものをまとめたり。」
「そういう事はしないの。私、人魚だし。」

・・・。なんだろう。今、無性に焼き魚を食べたい気分に駆られているんですが・・・(笑)。っていうか、「そういう事はしない」というよりは、「できない」と言った方が正しいと思いますけどね。
「おい。何で、あんなワガママ人魚とつるんでいるんだ?」
「ローラは、自分の思った事をそのまま言っちゃうだけ。」
「そのままって・・・。」

「プリキュアになってほしいって言ってたのも、ローラが本当に先輩の事を、強くて頼れると思っているから、ですよ・・・。」

さっきから、重い物を持つのに必死で顔が赤くなってるさんごが可愛いんですけど。某ゲームの選択肢「このままながめてるのもいいか」の良い使いどころですね。(笑)
「ふーん・・・。ま、悪いヤツではないのか。」

その後も掃除は良い感じに進みましたが、ある日・・・、


「どうしたんですか?」
「何でもない!」

しばらくして、皆で、購買のトロピカルメロンパンを食べました。
「あすか先輩は、部活やらないの?」
「私には仲間なんて必要ない。」

「夏海は何で部活をやりたいんだ?」
「私、地元に歳の近い友達がいなかったから、仲間と一緒に毎日トロピカるぞーって決めてて!」


「仲間なんて、意味あるのか?」
「え? 意味?」

「あ! 私達って、今一緒にメロンパンを食べるメロンパン仲間? へへっ、なんて!」

「先輩! 掃除まで手伝ってくれて、ありがとう! すっごく助かっちゃった!」

「私は・・・、別に・・・。」




あとは、リサイクルできそうな物を、リサイクルセンターに運ぶだけ。量はかなりありますが、ここからは、まなつ、さんご、みのりの3人で運びます。
まなつ達は、今日まで手伝ってくれたあすかに感謝し、その後、あすかは、綺麗になった小屋に行きました。すると・・・、

「これは・・・。」



その頃、リサイクルセンターにはヌメリーがいました。ヌメリーは早速ヤラネーダを生み出します。

少しして、センターに到着したまなつ達は、ヤラネーダを目にしました。まなつ達は、プリキュアに変身します。
はじめは1体だったヤラネーダでしたが、4体に分離すると、1体1体が自在に動けるようになり、プリキュア達は苦戦してしまいます。
そして、ピンチに陥りましたが・・・、
「待ちな!」

「人魚! その力、貸しな!」
「その気になったのね!」


「アンタのためじゃない! 私がこうしたいってだけだ!」



「プリキュア! トロピカルチェンジ!」


「レッツメイク!」

「キャッチ!」

「チーク!」

「アイズ!」

「リップ!」

「ヘアー!」

「ドレス!」


「はためく翼! キュアフラミンゴ!」


反撃開始。まずは、分離したヤラネーダを1箇所に集めます。
その後、ローラが、奪われたやる気を取り戻しました。
「やるな、人魚!」
「まあね!」

「とにかく、私の後輩を傷付けるヤツは、許さない!」



「ケジメ、つけさせてもらう!」


「ハートルージュロッド!」


「プリキュア! ぶっとびフラミンゴスマッシュ!」


「ビクトリー!」

という事で、これで、プリキュアが4人揃いました。
「やったね!」
「部室も見つかったし、いよいよ部活ができる!」

「あすか先輩! プリキュアも部活も、これからよろしくです!」

「おい。私は、部活に入るとは言ってないからな!」
「そんな事言わずに!」


「もう一度信じてみるか・・・。仲間ってやつを・・・。」

今回は、これで終了です。
今回のエンディングも「エビバディ☆ヒーリングッディ!&トロピカI・N・G エンディングリレー」が流れました。
こちらも、映像は前回と同じですので、画像キャプチャーはしませんでした。キャプチャー画像と感想は、前々話感想、前話感想に載せていますので、見たい方は、そちらをご覧下さいませ。
次回:「今はじまる! その名は、トロピカる部!」
部室は見つかったものの、活動内容がハッキリと決まらず、生徒会からの許可をもらうのに、まなつ達は苦戦します。
そんな中、10年前に宝物を隠した置物を探しているという、あおぞら中学の卒業生がやってきて・・・。
【まとめ】
3年生の「滝沢 あすか」は、まなつを不良達から助けたのをきっかけに、プリキュアにスカウトされたものの、誰ともつるむつもりはないと、スカウトを断りましたが、ヤラネーダに苦戦するサマー達を助けたい思いから、「キュアフラミンゴ」に変身して、ヤラネーダをやっつけました。
さて、今回は、あすかが本編初登場。そして、4人目のプリキュアになりました。
やはり、クールでカッコ良いという印象が強かったですね。まなつに迫った番長を軽々と投げ飛ばしたり、筋の通らない事には間違っているときっちり主張したり、困っている人達を放っておけなかったりなど、頼れる姉御肌全開だったと思います。
それだけに、技バンクの時の「ビクトリー!」の時の表情には、やられました。「パパイアと同じく、キミも、そんなはっちゃけた笑顔するんだなあ」と、ギャップで萌えましたね。
また、ローラを人魚と呼び続けたり、まなつを夏海と「さん」付けなしの名字呼びしたところも、姉御肌感を強めさせたように思います。(次回から「ローラ」「まなつ」と呼び名が変わるでしょうけど)
特に、メインキャラの「さん」付けなしの名字呼びは、15年以上も続いているプリキュアシリーズでは初めてでしょう。後輩に対して意外な呼び方するんだな、と新鮮に感じました。まあ、現実ではありきたりでしょうけど。
ただ、それ以上に気になるのは、「仲間」という響きに良い印象を持っていないところですかね。
一見クールで近寄りがたいけれど、後輩達の面倒見が良いお姉さん。公式ホームページのキャラ紹介には、このように記述されており、こう聞くと、仲間意識は強そうに感じます。
だけど、仲間を不要だと感じているのは、過去の出来事がかかわっているのでしょう。
最後のセリフ「『もう一度』信じてみるか・・・。仲間ってやつを・・・」からは、過去は仲間を良いものだと思っていたように感じますし、テニスコートを見た時の表情も気になります。どこか懐かしんでいるように見えて。
そして、極めつけは、生徒会長・白鳥百合子と何らかの因縁がありそうなところ。掃除中に2人がすれ違うシーンがありましたが、どこか意味深に見えて、気になりますね。
他にも、空き部室がないからもう新しく部活は作れないと、まなつが言われた時も、生徒会が無能だと厳しく指摘。「いくら正義感が強いからって、あそこまで突っかかるか?」と疑問に感じ、過去に百合子と何かしらのいざこざがあって、それを引きずっているように見えました。
推測ではありますが、あすかは過去に部活に入っていたのではないでしょうか。それも、テニス部に。しかも、面倒見の良さや運動神経が優れている事も考えると、キャプテンを務めていたようにも思います。
だけど、他の部員が、あすかのやり方についていけずに、部がバラバラになって、百合子との話し合いの結果、あすかはテニス部を追い出されたっぽい気がします。そして、あすかは、仲間を良いものだと感じなくなり、百合子を嫌うようになったんじゃないかと思いますね。
今は仲間を快く思わないあすかですが、それでも、誰かに頼られたり、誰かの役に立ったりする事は、悪い気分ではないでしょう。それも、感謝されれば尚更だと思います。
そう考えると、「仲間」というフレーズに嫌気を感じても、心のどこかでは良いものだと感じてそうな気がしますね。
その意識度が上がるかどうかは、まなつとの付き合い次第でしょう。今後もまなつ達の良き先輩として色々とフォローしていけば、きっと良い方向に変わると思いますし、そうなってくれる事に期待したいですね。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「トロピカル~ジュ!プリキュア」第5話「先輩参上! 燃えろ! キュアフラミンゴ!」の感想です。
~ オープニング前 ~
「あー、早く部活したーい! みのりん先輩も入ってくれるって言ってたし、楽しみ楽しみ!」
「プリキュアも、あと1人! 順調順調!」



「ねえ。近頃、私達、良い感じでトロピカってきたんじゃない?」

「なんじゃとー!」
「ええーっ!?」




「今、ワシの事をツルピカってるって言ったろ!」

「ツルピカってる」じゃなくて「トロピカってる」だっつーの。っていうか、そんな頭で堂々と街中を歩いているのに、ツルピカって言われてブチギレるとか、どういう事だよ。ヅラつけてこいや。(笑)
「ええ!? 違います! 今ローラと話してて・・・。」
「あー!?」
「コイツ、ナメてますよ!」
「許せませんぜ!」



なんだろう。コイツら、まなつに威圧をかけてるのに、時代遅れ感がにじみ出ていて、ちっとも怖く見えねえ・・・。昭和のアニメや漫画に登場してこいよって言いたくなります。(笑)
「待ちな!」
「あー!?」








「何だ、お前!?」
「この子に何か用? 良ければ代わりに聞いてあげるけど?」
「関係ないヤツは引っ込んでやがれ!」

『引っ込こんでやがれ!』





「おどりゃー! 許さねー!」








「女の子1人に寄ってたかって、そういうの許せないんだよ!」





「あ、あの! 助けてくれてありがとうございます! 」
「別に。じゃあ、私はこれで。」

「私は夏海まなつです! あなたは?」
「名乗るほどの者じゃないけど、滝沢あすか。」


今回も、オープニングは特別バージョンで、劇場版の映像が流れました。
なお、流れた映像は前話と同じでしたので、画像キャプチャーはしていません。キャプチャー画像と感想は、前話感想の最後にありますので、気になる方は、そちらでご確認下さい。
~ Aパート ~
それからしばらくして、あすかは体育館裏にいる模様。4人目のプリキュアにピッタリだと、まなつとローラは意欲を燃やしています。
そして、まなつとさんごは、あすかと対面。ローラもポッドから姿を現し、プリキュアになるよう頼みました。
しかし、そうは言われても、あすかには訳が分からず、他を当たるよう言って、場を去ろうとしました。ですが、まなつ達は諦めません。
「力を貸して!」
「人魚の国を救うためなんです!」
「そして私が、人魚の国の女王になるの!」


「気に入らないな。アンタ、自分が偉くなりたいだけなんだろ?」
「それのどこがいけないの? そうすれば、人魚の国も人間の国も救えるのよ? 良い事づくめじゃない?」

「はあ?」
「いいからいいから! これで、あなたもプリキュアの仲間入りよ!」
「仲間・・・。」



「そのトロピカルパクトでメイクして、気合いを入れるの! プリキュアになる時も、『よし! やるぞ!』って・・・。」
「もういい。」
「え?」



「私は誰ともつるむつもりはない。」

その後も、まなつ達は、あすかを追いかけましたが、途中、生徒会長から声をかけられます。

まなつが先日提出した部活申請書について、用があります。書いた内容は、ご覧の通り。

「わー、何だか色んな可能性を秘めてるね!」
「でしょでしょ!」

さんごさん、まなつに気を遣って変に褒めなくていいから! 「えーと・・・、何をやりたいのか全然分からないんだけど・・・」とか、普通にツッコんで下さい。(笑)
百合子は、このような部活は認められないと、申請を却下しました。それ以前に、空いている部室がなく、もう新しい部活は作れないようです。
「おい。それはおかしいだろ。」

「あら。何がおかしいの? 滝沢あすかさん。」
「部室の空きがないのは、その子のせいじゃない。」


「そんな事言われても、こちらにはどうする事もできないわ。」
「生徒会が無能ってだけだろ。」
「随分な物言いね。」

「じゃあ、あなたが部室を用意できるっていうの?」
「ああ。やってやろうじゃないか!」



「先輩、協力してくれるんですか!」
「やった!」
「あ・・・。」


「勘違いするな! 今回だけだ! 私はアンタ達とつるむつもりはない!」

ですが、やはり、空いている部室はないようです。
しかし、みのりが、良い場所を知っているとの事。それは、長い間使われていない小屋。

ここには、沢山の物が置かれていて、大半はごみ。

しかし、ここを綺麗にすれば部室として使えそうだと、まなつは考えます。
~ Bパート ~
という事で、掃除開始。まずは、みのりが要領を示しました。

置かれている物が多過ぎるだけに、ここ何日かは、放課後に集まって掃除をする事に。
「気を付けて運ぶのよ。」
「人魚は、そこにいたのか。」
「ほら。さんごも手伝いなさい!」

「せーので持ち上げるのよ。その方が運びやすいんだから!」

「せーの!」
「ほらね! 私の言った通りでしょ!」
「上から目線なヤツだな。」

「あなた、力持ちね。やっぱりプリキュアに向いてるわ!」
「ちょっとは手伝ったらどうだ? そこにあるものをまとめたり。」
「そういう事はしないの。私、人魚だし。」


・・・。なんだろう。今、無性に焼き魚を食べたい気分に駆られているんですが・・・(笑)。っていうか、「そういう事はしない」というよりは、「できない」と言った方が正しいと思いますけどね。
「おい。何で、あんなワガママ人魚とつるんでいるんだ?」
「ローラは、自分の思った事をそのまま言っちゃうだけ。」
「そのままって・・・。」

「プリキュアになってほしいって言ってたのも、ローラが本当に先輩の事を、強くて頼れると思っているから、ですよ・・・。」


さっきから、重い物を持つのに必死で顔が赤くなってるさんごが可愛いんですけど。某ゲームの選択肢「このままながめてるのもいいか」の良い使いどころですね。(笑)
「ふーん・・・。ま、悪いヤツではないのか。」

その後も掃除は良い感じに進みましたが、ある日・・・、



「どうしたんですか?」
「何でもない!」


しばらくして、皆で、購買のトロピカルメロンパンを食べました。
「あすか先輩は、部活やらないの?」
「私には仲間なんて必要ない。」

「夏海は何で部活をやりたいんだ?」
「私、地元に歳の近い友達がいなかったから、仲間と一緒に毎日トロピカるぞーって決めてて!」



「仲間なんて、意味あるのか?」
「え? 意味?」


「あ! 私達って、今一緒にメロンパンを食べるメロンパン仲間? へへっ、なんて!」

「先輩! 掃除まで手伝ってくれて、ありがとう! すっごく助かっちゃった!」


「私は・・・、別に・・・。」






あとは、リサイクルできそうな物を、リサイクルセンターに運ぶだけ。量はかなりありますが、ここからは、まなつ、さんご、みのりの3人で運びます。
まなつ達は、今日まで手伝ってくれたあすかに感謝し、その後、あすかは、綺麗になった小屋に行きました。すると・・・、


「これは・・・。」





その頃、リサイクルセンターにはヌメリーがいました。ヌメリーは早速ヤラネーダを生み出します。

少しして、センターに到着したまなつ達は、ヤラネーダを目にしました。まなつ達は、プリキュアに変身します。
はじめは1体だったヤラネーダでしたが、4体に分離すると、1体1体が自在に動けるようになり、プリキュア達は苦戦してしまいます。
そして、ピンチに陥りましたが・・・、
「待ちな!」

「人魚! その力、貸しな!」
「その気になったのね!」



「アンタのためじゃない! 私がこうしたいってだけだ!」





「プリキュア! トロピカルチェンジ!」




「レッツメイク!」

「キャッチ!」

「チーク!」


「アイズ!」


「リップ!」


「ヘアー!」


「ドレス!」



「はためく翼! キュアフラミンゴ!」



反撃開始。まずは、分離したヤラネーダを1箇所に集めます。
その後、ローラが、奪われたやる気を取り戻しました。
「やるな、人魚!」
「まあね!」


「とにかく、私の後輩を傷付けるヤツは、許さない!」





「ケジメ、つけさせてもらう!」



「ハートルージュロッド!」



「プリキュア! ぶっとびフラミンゴスマッシュ!」




「ビクトリー!」


という事で、これで、プリキュアが4人揃いました。
「やったね!」
「部室も見つかったし、いよいよ部活ができる!」

「あすか先輩! プリキュアも部活も、これからよろしくです!」


「おい。私は、部活に入るとは言ってないからな!」
「そんな事言わずに!」


「もう一度信じてみるか・・・。仲間ってやつを・・・。」


今回は、これで終了です。
今回のエンディングも「エビバディ☆ヒーリングッディ!&トロピカI・N・G エンディングリレー」が流れました。
こちらも、映像は前回と同じですので、画像キャプチャーはしませんでした。キャプチャー画像と感想は、前々話感想、前話感想に載せていますので、見たい方は、そちらをご覧下さいませ。
次回:「今はじまる! その名は、トロピカる部!」
部室は見つかったものの、活動内容がハッキリと決まらず、生徒会からの許可をもらうのに、まなつ達は苦戦します。
そんな中、10年前に宝物を隠した置物を探しているという、あおぞら中学の卒業生がやってきて・・・。
【まとめ】
3年生の「滝沢 あすか」は、まなつを不良達から助けたのをきっかけに、プリキュアにスカウトされたものの、誰ともつるむつもりはないと、スカウトを断りましたが、ヤラネーダに苦戦するサマー達を助けたい思いから、「キュアフラミンゴ」に変身して、ヤラネーダをやっつけました。
さて、今回は、あすかが本編初登場。そして、4人目のプリキュアになりました。
やはり、クールでカッコ良いという印象が強かったですね。まなつに迫った番長を軽々と投げ飛ばしたり、筋の通らない事には間違っているときっちり主張したり、困っている人達を放っておけなかったりなど、頼れる姉御肌全開だったと思います。
それだけに、技バンクの時の「ビクトリー!」の時の表情には、やられました。「パパイアと同じく、キミも、そんなはっちゃけた笑顔するんだなあ」と、ギャップで萌えましたね。
また、ローラを人魚と呼び続けたり、まなつを夏海と「さん」付けなしの名字呼びしたところも、姉御肌感を強めさせたように思います。(次回から「ローラ」「まなつ」と呼び名が変わるでしょうけど)
特に、メインキャラの「さん」付けなしの名字呼びは、15年以上も続いているプリキュアシリーズでは初めてでしょう。後輩に対して意外な呼び方するんだな、と新鮮に感じました。まあ、現実ではありきたりでしょうけど。
ただ、それ以上に気になるのは、「仲間」という響きに良い印象を持っていないところですかね。
一見クールで近寄りがたいけれど、後輩達の面倒見が良いお姉さん。公式ホームページのキャラ紹介には、このように記述されており、こう聞くと、仲間意識は強そうに感じます。
だけど、仲間を不要だと感じているのは、過去の出来事がかかわっているのでしょう。
最後のセリフ「『もう一度』信じてみるか・・・。仲間ってやつを・・・」からは、過去は仲間を良いものだと思っていたように感じますし、テニスコートを見た時の表情も気になります。どこか懐かしんでいるように見えて。
そして、極めつけは、生徒会長・白鳥百合子と何らかの因縁がありそうなところ。掃除中に2人がすれ違うシーンがありましたが、どこか意味深に見えて、気になりますね。
他にも、空き部室がないからもう新しく部活は作れないと、まなつが言われた時も、生徒会が無能だと厳しく指摘。「いくら正義感が強いからって、あそこまで突っかかるか?」と疑問に感じ、過去に百合子と何かしらのいざこざがあって、それを引きずっているように見えました。
推測ではありますが、あすかは過去に部活に入っていたのではないでしょうか。それも、テニス部に。しかも、面倒見の良さや運動神経が優れている事も考えると、キャプテンを務めていたようにも思います。
だけど、他の部員が、あすかのやり方についていけずに、部がバラバラになって、百合子との話し合いの結果、あすかはテニス部を追い出されたっぽい気がします。そして、あすかは、仲間を良いものだと感じなくなり、百合子を嫌うようになったんじゃないかと思いますね。
今は仲間を快く思わないあすかですが、それでも、誰かに頼られたり、誰かの役に立ったりする事は、悪い気分ではないでしょう。それも、感謝されれば尚更だと思います。
そう考えると、「仲間」というフレーズに嫌気を感じても、心のどこかでは良いものだと感じてそうな気がしますね。
その意識度が上がるかどうかは、まなつとの付き合い次第でしょう。今後もまなつ達の良き先輩として色々とフォローしていけば、きっと良い方向に変わると思いますし、そうなってくれる事に期待したいですね。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。