今話の名セリフ:「私、この街に来て、みんなに出会えて良かった・・・。」(ローラ)
「トロピカル~ジュ!プリキュア」第42話「襲撃! 最強のヤラネーダ!」の感想です。
~ オープニング前 ~
今日も元気よく登校するまなつとローラ。
ですが、今日は土曜日。普段は休日ですが、トロピカ卒業フェスティバルの準備があるため、学校に行きます。
~ Aパート ~
あおぞら中学校では、トロピカ卒業フェスティバルの準備が進んでいました。
そんな中、みのりは、演劇の台本を書き上げたものの、もっとラストを面白くできるんじゃないかと考えていました。
ちなみに、物語の冒頭は、こうなっています。
「小さな港町に遠い国から1人でやって来た女の子・ロザリア。そこで彼女が出会ったのは、トロピカった少女・ナッチーとその仲間達。実はロザリアは、とある国のプリンセスだった!」
ラストシーンは、大冒険の末に辿り着いた伝説の灯台で、永遠の友情を誓うというもの。
ですが、みのりは、もう少しアイディアがほしいと思っています。
そこで、まなつは、いつかローラが校内放送で歌ったグランオーシャンの歌を披露するのはどうかと考えました。ローラは喜んで受け入れます。
みのりも、その案は良いと思っていますが、別の何かも入れたいと思っていました。台本はまだ完成した訳ではありませんが、良い感じに仕上がっています。
それから少しして、百合子があすかの元にやって来ました。
「順調みたいね。」
「百合子・・・。サンキュ。」
「受験も無事終わったしな・・・。」
「春からは、フェニックス学院のテニス部で頑張りましょう。改めて、おめでとう。」
「そういえば、テニス部は、追い出し試合をやるみたいだな。」
「ええ。生徒会でも何か考えてくれてるみたい。サプライズだって。」
「そっか。」
「それから、ありがとう・・・。素敵なイベントを企画してくれて・・・。」
「ああ、それなら、まなつ達に言ってやってくれ。」
「トロピカる部、最初は問題ありって思ってたけど、私の見る目がなかったみたい・・・。」
「今、卒業フェスティバルを、あおぞら中のみんなが楽しみにしている・・・。」
「こんなにワクワクする気持ちになったのは久しぶり!」
「そういう気分を『トロピカる』って言うんだ。」
「そう・・・。これが・・・。」
「あ! 百合子先輩! トロフェス、目一杯トロピカって下さいね!」
「ええ! トロピカるわ!」
「みんなで素敵なフェスにしよう!」
「絶対に成功させよう!」
「頑張ろう!」
しばらくして、まなつ達は、演劇の練習。
「ああ、美味しい! このおまんじゅうは、どうしてこんなに美味しいの?」
「ロザリア王国には、おまんじゅうはないの?」
「メロンパンならあるわ!」
「じゃあ、栗ようかんは?」
「なーに、それ?」
「モンブランみたいなものだな。」
「今度みんなで食べに行きたいな・・・。」
「私、この街に来て、みんなに会えて良かった! おまんじゅうよりも、栗ようかんよりも、みんなに出会えた事が、私の一番の幸せ!」
「あー! 間違えた!」
「なんかすっごく楽しい! 練習だけでもこんなにも楽しいなんて、本番はもっとトロピカっちゃうよ!」
「でも、ちょっと緊張しちゃうかも・・・。」
「もし本番で失敗しても、そのまま演技を続ければいいと思う。」
「そっか! それなら安心だね!」
「だからって油断するなよ! ちゃんとセリフは憶える事!」
その後、まなつ達は休憩をとりました。
「これ、珍しい。」
「しかも、可愛い・・・。」
「でしょ! お父さんが送ってくれたんだよ!」
「ホント、美味しいわね!」
「劇の台本と同じ。」
「そういや、劇の中でも、まんじゅう食べてたな。」
「本番でも本当におまんじゅう食べるの?」
「食べよう! 本当に食べたーい!」
「まなつは、おまんじゅう食べたいだけみたい!」
「えへへ・・・、バレた?」
「私、この街に来て、みんなに出会えて良かった・・・。」
「今のセリフ・・・。」
「その感じだよ、ローラ!」
「え? その感じって?」
「さっき失敗したセリフ、今みたいに言えばいいんだよ!」
「そうそう!」
「とっても自然だった。」
「そうね・・・。」
「でも、このおまんじゅうに出会えた事も、私にとって最高の幸せよ! 美味しい!」
その夜・・・、
「ねえ、ローラ。ローラは女王様になったら、グランオーシャンに帰っちゃうの?」
「帰ってもまた時々遊びに来るわよ!」
「じゃあ私も、時々遊びに行くね!」
「うん!」
「ローラ? もしかして、人魚の国の掟の事を考えてるの?」
「だ、大丈夫よ! 私が女王になったら、そんな掟、変えちゃえばいい事だし! それに、心配なんてない! 全然ない!」
「それに、もし掟が絶対だっていうのなら、私は・・・。」
「ローラ?」
~ Bパート ~
その翌日は日曜日で休日ですが、この日も、まなつ達は学校に向かいます。そして、生徒達は、トロピカ卒業フェスティバルの準備に励んでいました。
しかし、上空には、バトラーが。超ゼッタイヤラネーダが、生徒達のやる気を奪っていきました。
まなつ達はプリキュアに変身します。
その後、超ゼッタイヤラネーダに一斉攻撃。何の問題もなく、超ゼッタイヤラネーダを追い詰めていきました。
ラメールがやる気を取り戻して、マリンビートダイナミック。超ゼッタイヤラネーダをやっつけました。
しかし、生徒達のやる気は回復していません。一体どういう事なのか?
その直後、サマー達の上空に、巨大な超ゼッタイヤラネーダが。
これは、海における最強の生物・シロナガスクジラを素体とした超ゼッタイヤラネーダ。先程やっつけたものは、クジラのお腹について来たオマケです。
超ゼッタイヤラネーダは、あおぞら市の人達のやる気をどんどん奪っていきます。
「良いですね。遥か昔、魔女様が滅ぼそうとした世界も、こんな感じでしたでしょうか。」
「あの時は、伝説のプリキュアに邪魔をされてしまい、魔女様の望みは叶いませんでしたが。」
「どういう事?」
「おやおや、こんな所までご苦労様です。」
「あとまわしの魔女は、大昔にも街をこんな風にしようとしたの?」
「その通りです。もっとも、その頃は、『破壊の魔女』と呼ばれていました。」
「破壊の魔女?」
「私はまだ若造でしたが、あの頃の魔女様は、それはそれは、素敵だったのですよ。」
魔女の過去よりも大事なのは今。まずは、ラメールが、超ゼッタイヤラネーダが奪ったやる気を取り返そうとします。
しかし、バトラーが杖からビームを放ち、阻止。アクアポットがラメールの手元から離れてしまいます。
すぐに手にする事ができましたが、アクアポットは作動せず。このままでは、やる気を取り戻せません。
その後、サマーは単身で超ゼッタイヤラネーダに突撃しますが、超ゼッタイヤラネーダの体内に吸い込まれてしまいます。
サマーを助けるために、他の4人も超ゼッタイヤラネーダの体内に突入します。
4人はすぐにまなつを発見しました。
しかし、ここで、超ゼッタイヤラネーダが潮吹き。ラメール達4人は超ゼッタイヤラネーダの体内から排出され、まなつだけが体内に取り残されました。
そして、バトラーと超ゼッタイヤラネーダは撤収しました。
その頃、まなつは・・・、
「まなつさん。まなつさん。」
「え・・・。ここは・・・。」
「まなつさん。」
「は、はい・・・。」
「あなたは、伝説の、プリキュア・・・。」
今回は、これで終了です。
次回:「潜り込め! 深海の魔女やしき!」
超ゼッタイヤラネーダに飲み込まれたまなつを追って、ローラ達4人は、あとまわしの魔女の屋敷へ向かいました。
その途中、人魚の女王から伝説のプリキュアの秘密を聞くローラ。一方、まなつは、魔女の屋敷で目を覚まし・・・。
なお、次回の放映日は1月9日(日)です。次の日曜日である1月2日はお休みですので、間違えないように!
【まとめ】
トロピカ卒業フェスティバルの準備中に超ゼッタイヤラネーダが現れ、圧倒的な力で街中からやる気パワーを奪っていき、また、バトラーによってアクアポットが作動しなくなり、まなつが超ゼッタイヤラネーダに飲み込まれてしまいました。
さて、今話は、今年最後の「プリキュア」。
今年は、昨年のような放送休止期間がなく、無事に最後まで放送されましたが、最後は、主人公が怪物の体内に飲み込まれるという不穏な展開となりました。まあ、今話のタイトルを考えれば、そうなっても不思議ではないですかね。
それに、最終決戦、および、決戦後の後日談に向けて話が大きく動き出し、今後の展開がだいぶ楽しみになってきたと感じています。明るく楽しい作風をモットーとしている今作ではありますが、暗い展開で今年最後の話を締めても、これはこれで悪くないでしょう。
Aパートでは、「変わらぬ日常」「時の移ろい」が強く描かれていたと思います。
「変わらぬ日常」は、トロピカ卒業フェスティバルに向けて準備を進めている生徒達から感じた事ですね。これまで、メインキャラのみならず、多くのサブキャラ達が何かに懸命打ち込む姿が、いつもの日常として多々描かれていましたが、物語の終わりが寂しく感じるこの時期でもしっかり描かれていて、相変わらずやる気に満ちあふれていて素晴らしいな、と感じました。
世の中は様々な物事が変化していくものですが、変わらぬ事の美しさだってあります。序盤から多くのサブキャラ達がトロピカっているのも、変わらぬ事の美しさであり、そんな「変わらぬ日常」が描かれた事は、翌月に最終話を迎えるこの時期において、貴重な風景だったと感じています。
「時の移ろい」を感じたのは、あすかと百合子の関係性からですね。少し前までは、目が合えばギスギスしていたほどだったのに、今話は、親友と言えるほどの良い会話が成り立っていて、良い方向に時が進んでいったと感じています。
また、あすかは、フェニックス学院の受験に合格した事が明かされました。勉強は苦手そうなあすかですが、学力優秀なみのりに手伝ってもらって、必死に受験勉強を頑張ったんでしょうかね。
一時は諦めていた志望校に合格でき、また、進学先で再び親友とテニスができて、本当に良かったと思います。最終決戦後の後日で2人が楽しくテニスをしているところが描かれてほしいな、と結構期待しています。
他にも、ローラがまなつ達に会えて良かったと言った事も「時の移ろい」でしょうかね。
初回では、人間の世界に行く事に嫌がっていて、人間なんざ女王になるための捨て駒とまで言ったのが、これですからね。本当に変わりました。
だからこそ、まなつ達との思い出は絶対に忘れてほしくないですね。最終決戦が終わったらローラはどうなるのか、ますます見逃せなくなってきました。
Bパートでは、あとまわしの魔女がかつて「破壊の魔女」と呼ばれていたり、最強のヤラネーダが出現したり、まなつがそのヤラネーダに飲み込まれたりと、最終決戦に向けて話が進んできました。
そして、今話ラストでは再び、まなつと伝説のプリキュアが対面。これまで、ストーリーの山場で、伝説のプリキュアは、まなつの前に姿を現していましたが、今度は何のために出てきたのか?
さらに、次回は、まなつ達が魔女の屋敷に乗り込むようですね。となると、チョンギーレ、ヌメリー、エルダとの戦いは、次回で決着でしょうか。
次回からは、緊迫した展開が多くなるでしょう。メインキャラの活躍だけでなく、敵キャラの動向や心情変化にも目を凝らさず、これまで以上にしっかり見ていきたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「トロピカル~ジュ!プリキュア」第42話「襲撃! 最強のヤラネーダ!」の感想です。
~ オープニング前 ~
今日も元気よく登校するまなつとローラ。
ですが、今日は土曜日。普段は休日ですが、トロピカ卒業フェスティバルの準備があるため、学校に行きます。
~ Aパート ~
あおぞら中学校では、トロピカ卒業フェスティバルの準備が進んでいました。
そんな中、みのりは、演劇の台本を書き上げたものの、もっとラストを面白くできるんじゃないかと考えていました。
ちなみに、物語の冒頭は、こうなっています。
「小さな港町に遠い国から1人でやって来た女の子・ロザリア。そこで彼女が出会ったのは、トロピカった少女・ナッチーとその仲間達。実はロザリアは、とある国のプリンセスだった!」
ラストシーンは、大冒険の末に辿り着いた伝説の灯台で、永遠の友情を誓うというもの。
ですが、みのりは、もう少しアイディアがほしいと思っています。
そこで、まなつは、いつかローラが校内放送で歌ったグランオーシャンの歌を披露するのはどうかと考えました。ローラは喜んで受け入れます。
みのりも、その案は良いと思っていますが、別の何かも入れたいと思っていました。台本はまだ完成した訳ではありませんが、良い感じに仕上がっています。
それから少しして、百合子があすかの元にやって来ました。
「順調みたいね。」
「百合子・・・。サンキュ。」
「受験も無事終わったしな・・・。」
「春からは、フェニックス学院のテニス部で頑張りましょう。改めて、おめでとう。」
「そういえば、テニス部は、追い出し試合をやるみたいだな。」
「ええ。生徒会でも何か考えてくれてるみたい。サプライズだって。」
「そっか。」
「それから、ありがとう・・・。素敵なイベントを企画してくれて・・・。」
「ああ、それなら、まなつ達に言ってやってくれ。」
「トロピカる部、最初は問題ありって思ってたけど、私の見る目がなかったみたい・・・。」
「今、卒業フェスティバルを、あおぞら中のみんなが楽しみにしている・・・。」
「こんなにワクワクする気持ちになったのは久しぶり!」
「そういう気分を『トロピカる』って言うんだ。」
「そう・・・。これが・・・。」
「あ! 百合子先輩! トロフェス、目一杯トロピカって下さいね!」
「ええ! トロピカるわ!」
「みんなで素敵なフェスにしよう!」
「絶対に成功させよう!」
「頑張ろう!」
しばらくして、まなつ達は、演劇の練習。
「ああ、美味しい! このおまんじゅうは、どうしてこんなに美味しいの?」
「ロザリア王国には、おまんじゅうはないの?」
「メロンパンならあるわ!」
「じゃあ、栗ようかんは?」
「なーに、それ?」
「モンブランみたいなものだな。」
「今度みんなで食べに行きたいな・・・。」
「私、この街に来て、みんなに会えて良かった! おまんじゅうよりも、栗ようかんよりも、みんなに出会えた事が、私の一番の幸せ!」
「あー! 間違えた!」
「なんかすっごく楽しい! 練習だけでもこんなにも楽しいなんて、本番はもっとトロピカっちゃうよ!」
「でも、ちょっと緊張しちゃうかも・・・。」
「もし本番で失敗しても、そのまま演技を続ければいいと思う。」
「そっか! それなら安心だね!」
「だからって油断するなよ! ちゃんとセリフは憶える事!」
その後、まなつ達は休憩をとりました。
「これ、珍しい。」
「しかも、可愛い・・・。」
「でしょ! お父さんが送ってくれたんだよ!」
「ホント、美味しいわね!」
「劇の台本と同じ。」
「そういや、劇の中でも、まんじゅう食べてたな。」
「本番でも本当におまんじゅう食べるの?」
「食べよう! 本当に食べたーい!」
「まなつは、おまんじゅう食べたいだけみたい!」
「えへへ・・・、バレた?」
「私、この街に来て、みんなに出会えて良かった・・・。」
「今のセリフ・・・。」
「その感じだよ、ローラ!」
「え? その感じって?」
「さっき失敗したセリフ、今みたいに言えばいいんだよ!」
「そうそう!」
「とっても自然だった。」
「そうね・・・。」
「でも、このおまんじゅうに出会えた事も、私にとって最高の幸せよ! 美味しい!」
その夜・・・、
「ねえ、ローラ。ローラは女王様になったら、グランオーシャンに帰っちゃうの?」
「帰ってもまた時々遊びに来るわよ!」
「じゃあ私も、時々遊びに行くね!」
「うん!」
「ローラ? もしかして、人魚の国の掟の事を考えてるの?」
「だ、大丈夫よ! 私が女王になったら、そんな掟、変えちゃえばいい事だし! それに、心配なんてない! 全然ない!」
「それに、もし掟が絶対だっていうのなら、私は・・・。」
「ローラ?」
~ Bパート ~
その翌日は日曜日で休日ですが、この日も、まなつ達は学校に向かいます。そして、生徒達は、トロピカ卒業フェスティバルの準備に励んでいました。
しかし、上空には、バトラーが。超ゼッタイヤラネーダが、生徒達のやる気を奪っていきました。
まなつ達はプリキュアに変身します。
その後、超ゼッタイヤラネーダに一斉攻撃。何の問題もなく、超ゼッタイヤラネーダを追い詰めていきました。
ラメールがやる気を取り戻して、マリンビートダイナミック。超ゼッタイヤラネーダをやっつけました。
しかし、生徒達のやる気は回復していません。一体どういう事なのか?
その直後、サマー達の上空に、巨大な超ゼッタイヤラネーダが。
これは、海における最強の生物・シロナガスクジラを素体とした超ゼッタイヤラネーダ。先程やっつけたものは、クジラのお腹について来たオマケです。
超ゼッタイヤラネーダは、あおぞら市の人達のやる気をどんどん奪っていきます。
「良いですね。遥か昔、魔女様が滅ぼそうとした世界も、こんな感じでしたでしょうか。」
「あの時は、伝説のプリキュアに邪魔をされてしまい、魔女様の望みは叶いませんでしたが。」
「どういう事?」
「おやおや、こんな所までご苦労様です。」
「あとまわしの魔女は、大昔にも街をこんな風にしようとしたの?」
「その通りです。もっとも、その頃は、『破壊の魔女』と呼ばれていました。」
「破壊の魔女?」
「私はまだ若造でしたが、あの頃の魔女様は、それはそれは、素敵だったのですよ。」
魔女の過去よりも大事なのは今。まずは、ラメールが、超ゼッタイヤラネーダが奪ったやる気を取り返そうとします。
しかし、バトラーが杖からビームを放ち、阻止。アクアポットがラメールの手元から離れてしまいます。
すぐに手にする事ができましたが、アクアポットは作動せず。このままでは、やる気を取り戻せません。
その後、サマーは単身で超ゼッタイヤラネーダに突撃しますが、超ゼッタイヤラネーダの体内に吸い込まれてしまいます。
サマーを助けるために、他の4人も超ゼッタイヤラネーダの体内に突入します。
4人はすぐにまなつを発見しました。
しかし、ここで、超ゼッタイヤラネーダが潮吹き。ラメール達4人は超ゼッタイヤラネーダの体内から排出され、まなつだけが体内に取り残されました。
そして、バトラーと超ゼッタイヤラネーダは撤収しました。
その頃、まなつは・・・、
「まなつさん。まなつさん。」
「え・・・。ここは・・・。」
「まなつさん。」
「は、はい・・・。」
「あなたは、伝説の、プリキュア・・・。」
今回は、これで終了です。
次回:「潜り込め! 深海の魔女やしき!」
超ゼッタイヤラネーダに飲み込まれたまなつを追って、ローラ達4人は、あとまわしの魔女の屋敷へ向かいました。
その途中、人魚の女王から伝説のプリキュアの秘密を聞くローラ。一方、まなつは、魔女の屋敷で目を覚まし・・・。
なお、次回の放映日は1月9日(日)です。次の日曜日である1月2日はお休みですので、間違えないように!
【まとめ】
トロピカ卒業フェスティバルの準備中に超ゼッタイヤラネーダが現れ、圧倒的な力で街中からやる気パワーを奪っていき、また、バトラーによってアクアポットが作動しなくなり、まなつが超ゼッタイヤラネーダに飲み込まれてしまいました。
さて、今話は、今年最後の「プリキュア」。
今年は、昨年のような放送休止期間がなく、無事に最後まで放送されましたが、最後は、主人公が怪物の体内に飲み込まれるという不穏な展開となりました。まあ、今話のタイトルを考えれば、そうなっても不思議ではないですかね。
それに、最終決戦、および、決戦後の後日談に向けて話が大きく動き出し、今後の展開がだいぶ楽しみになってきたと感じています。明るく楽しい作風をモットーとしている今作ではありますが、暗い展開で今年最後の話を締めても、これはこれで悪くないでしょう。
Aパートでは、「変わらぬ日常」「時の移ろい」が強く描かれていたと思います。
「変わらぬ日常」は、トロピカ卒業フェスティバルに向けて準備を進めている生徒達から感じた事ですね。これまで、メインキャラのみならず、多くのサブキャラ達が何かに懸命打ち込む姿が、いつもの日常として多々描かれていましたが、物語の終わりが寂しく感じるこの時期でもしっかり描かれていて、相変わらずやる気に満ちあふれていて素晴らしいな、と感じました。
世の中は様々な物事が変化していくものですが、変わらぬ事の美しさだってあります。序盤から多くのサブキャラ達がトロピカっているのも、変わらぬ事の美しさであり、そんな「変わらぬ日常」が描かれた事は、翌月に最終話を迎えるこの時期において、貴重な風景だったと感じています。
「時の移ろい」を感じたのは、あすかと百合子の関係性からですね。少し前までは、目が合えばギスギスしていたほどだったのに、今話は、親友と言えるほどの良い会話が成り立っていて、良い方向に時が進んでいったと感じています。
また、あすかは、フェニックス学院の受験に合格した事が明かされました。勉強は苦手そうなあすかですが、学力優秀なみのりに手伝ってもらって、必死に受験勉強を頑張ったんでしょうかね。
一時は諦めていた志望校に合格でき、また、進学先で再び親友とテニスができて、本当に良かったと思います。最終決戦後の後日で2人が楽しくテニスをしているところが描かれてほしいな、と結構期待しています。
他にも、ローラがまなつ達に会えて良かったと言った事も「時の移ろい」でしょうかね。
初回では、人間の世界に行く事に嫌がっていて、人間なんざ女王になるための捨て駒とまで言ったのが、これですからね。本当に変わりました。
だからこそ、まなつ達との思い出は絶対に忘れてほしくないですね。最終決戦が終わったらローラはどうなるのか、ますます見逃せなくなってきました。
Bパートでは、あとまわしの魔女がかつて「破壊の魔女」と呼ばれていたり、最強のヤラネーダが出現したり、まなつがそのヤラネーダに飲み込まれたりと、最終決戦に向けて話が進んできました。
そして、今話ラストでは再び、まなつと伝説のプリキュアが対面。これまで、ストーリーの山場で、伝説のプリキュアは、まなつの前に姿を現していましたが、今度は何のために出てきたのか?
さらに、次回は、まなつ達が魔女の屋敷に乗り込むようですね。となると、チョンギーレ、ヌメリー、エルダとの戦いは、次回で決着でしょうか。
次回からは、緊迫した展開が多くなるでしょう。メインキャラの活躍だけでなく、敵キャラの動向や心情変化にも目を凝らさず、これまで以上にしっかり見ていきたいと思います。
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