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キラキラ☆プリキュアアラモード 総評

2018年02月03日 | キラキラ☆プリキュアアラモード
 「キラキラ☆プリキュアアラモード」全49話と劇場版を見終えての感想です。

 今作の総評は2つの記事に分け、こちらは、その後半です。感想字数&画像枚数、大きく思った事について、語っていきます。
 前半の記事をご覧になりたい方は、ここからどうぞ。なお、こちらは、前半を飛ばして読んでも差し支えない内容にしていますので、こちらを先に読んでから、前半を読んでいただいても、結構です。


1.感想字数&画像枚数

 このブログの感想は、他の感想レビューサイトと比べると、かなり字数と画像枚数が多く、どの程度なのか気になりましたので、全49話の感想について、字数と画像枚数を調べてしました。

 まず、今作1話あたりの平均感想字数は6,176字。前作と比べると、6字だけ短く、そんなに変わらないですね。
 一方、今作1話あたりの平均画像枚数は128枚と、前作より40枚以上も増えました。
 こんなに増えた要因は、スイーツ作りの懸命さですかね。誰かのために気持ちを込めて作る姿が、すごく美しいと思ったから、つい多くキャプチャーしちゃうんですよね。
 あと、セリフの書き起こしも多かったのも影響してるかもしれません。セリフを載せるだけではどこか物足りず、画像も載せた方が、セリフを言っているキャラに感情移入しやすくなるんじゃないかと思い、良いセリフを言っていると思ったシーンでは、どんどんキャプチャーしていました。
 今作は、前作よりもキャラの内面に触れる事が多かったように思え、その分、文章が長くなると思っていましたが、画像を使ってストーリー解説をしていた事が多かったために、感想字数は抑えられたのかもしれません。

 ここからは、感想字数と画像枚数ランキング。まずは、感想字数が少なかった回5つと、画像枚数が少なかった回5つを挙げます。(つまり、49位から45位までです)
 なお、ワースト5に入ったからといっても、つまらない話だったという事ではありませんので、誤解なきようお願いします。

【感想字数 ワースト5】
49位  第31話「涙はガマン! いちか笑顔の理由!」                   4,240字
48位  第17話「最後の実験! 変身できないキュアホイップ!」              4,811字
47位  第38話「ペコリン人間になっちゃったペコ~!」                 4,963字
46位  第21話「なんですと~!? 明かされるシエルの正体!」              5,021字
45位  第44話「雪に秘めた想い! 愛をさけべ、あきら!」                5,107字

【画像枚数 ワースト5】
49位  第19話「天才パティシエ! キラ星シエル!」             77枚
48位  第17話「最後の実験! 変身できないキュアホイップ!」        85枚
47位  第41話「夢はキラ☆ピカ無限大!」                  89枚
46位  第15話「愛ゆえに! 怒りのキュアショコラ!」            94枚
45位  第13話「ムリムリ! ひまり、まさかのデビュー!」          97枚

 感想字数が最も少なかったのは、宇佐美母娘の再会を描いた31話。まあ、この回は、長々語るのは野暮だと思いますので、少ない方がむしろ良いです。
 感想字数48位は、同じくいちかメイン回の17話。この回って、そんなに語る事なかったっけ? この回を境目に、いちかは覚醒としたと思ったのですが。画像枚数もワースト2なのも納得いかないですね。

 画像枚数が最も少なかったのは19話。ジャンピング土下座とか、いちかのギャグ顔のオンパレードだったのに、まさか最下位とは・・・。
 画像枚数ワースト5は、5月、6月に放映されたものばかり。見所がなかった訳ではないのですが、4月の自身の繁忙期の疲れからキャプチャー意欲が減っていたのかもしれません。


 次は、感想字数が多かった回5つと、画像枚数が多かった回5つを挙げます。

【感想字数 ベスト5】
1位  第1話「大好きたっぷり! キュアホイップできあがり!」               9,559字
2位  第2話「小さな天才キュアカスタード!」                      7,960字
3位  第8話「キラパティオープン・・・できません!」                   7,703字
4位  第46話「ノワール大決戦! 笑顔の消えたバースデー!」               7,607字
5位  第10話「ゆかりVSあきら! 嵐を呼ぶおつかい!」                 7,497字

【画像枚数 ベスト5】
1位  第48話「さいごの戦い! 世界まるごとレッツ・ラ・まぜまぜ!」    211枚
2位  第42話「歌えWOW! あおいラストソング!」            185枚
3位  第43話「かくし味は勇気です! ひまりの未来レシピ!」        184枚
4位  第4話「3人そろってレッツ・ラ・まぜまぜ!」             169枚
5位  第47話「大好きをとりもどせ! キュアペコリンできあがり!」     167枚

 感想字数1位は、なんと9,000字超え。感想の読み方を説明していたとはいえ、ここまで長くなるとは・・・。初回にしては、ギャグ感想も考察系感想も多めで、濃密な回だったと思いますね。
 その次の2話が、感想字数2位。2話もここまで多いとか驚いています。回想シーンや、プリン作りは、後のひまりメイン回を盛り上げるものとなっており、2話のすごさを感じました。
 感想字数の3位から5位までは、「ドリームスターズ」や次回作の宣伝について語っている分、余計に長くなったのでしょう。その部分を省けば、最後のひまりメイン回43話がランクインしていました。

 画像枚数の1位は、前作と同じく、最終回前の回でした。前作ほどではありませんでしたが、200枚超え。初回視聴時は150枚くらいで収まると思ってましたので、この多さにはビックリしました。最終決戦、おそるべし・・・。。
 画像枚数の2位、3位、5位は、いずれも40話を過ぎてからの回。最終回が近い事から、キャラの雄姿や成長を一層熱く見届けようと思い、キャプチャー意欲が増したのだと思いますね。



2.総評

 今作を見終えて主に思った事をあれこれ語ります。ただ、良くなかったと思った事も挙げますので、ご承知おき下さい。


 まず、残念だと思ったのは、後半に入ってからオープニング映像の変化がそんなに感じられなかった事。途中からシエルがプリキュアとして加わったのに、追加演出が少なく、仲間外れのように感じました。
    
    
   
 このあたりでは、シエルやパルフェを加えてほしかったものですね。

   
 そして、ここについては、最後まで変わらず・・・。ジュリオは前半で死んで、奇麗なリオとして復活を遂げたんですから、さすがにここは変えるべきでしょう。まあ、「最後まで許されなかった」とネタにしていた人も多くいましたが。

 ここの変化に力を入れるよりも、話を面白くする事に力を入れたいと思ったのかもしれませんが、前々作「プリンセス」がちょくちょく変化をつけていたと思うと、今作の変化の少なさはいただけないもの。次回作は、物語が後半に入った時に、ちゃんとオープニング映像を変化させてほしいと思いますね。


 残念だと思ったのはそのくらいで、他は、良いと思った事ばかりです。
 中でも特に良かったのは、いちか達がスイーツの店「キラキラパティスリー」をオープンした事。これは、今作を象徴するキーワードの1つ「みんな」を際立たせるための要素だったと思います。
 店に訪れたお客さん達の要望や悩みなどを聞いて、いちか達がそれに応えようと奮闘し、結果、お客さん達が笑顔になり、いちか達もお客さん達の触れ合いから様々な事を学んで成長する。店員達がお客さん達とともに大きくなる光景が描かれていたと感じ、主人公達が店を開いたのは大成功だったんじゃないかと思いますね。

 「スイーツ」は、どこにでもある、ありふれたもので、1人だけでも楽しめるもの。小腹が空いたと感じたら、近くにあるコンビニなどで手軽に買って、いただく事もできます。外に出るのが面倒だからと、ささっと作る事もあるでしょう。
 しかし、誰かのために気持ちを込めて作ったり、誰かと一緒に楽しく作ったり、誰かと楽しい会話をしながら食べたりすれば、付加価値が付いて、一層美味しくなるもの。これは、スイーツに限らず、料理全般に言える事ではありますが、ほとんどの女児達にとって、スイーツは口当たりが良くて好きだと感じているでしょう。
 そのため、今作のテーマは「料理」よりも「スイーツ」が適していたと思え、その「スイーツ」を通じて、「みんな」の大切さを伝えていたと思います。

 また、今作は、登場キャラがかなり多かったと感じ、「みんな」を象徴する良い要素になっていたと思います。
 それは、「キラキラパティスリー」の訪れるお客さんは様々だと言いたかったからでしょう。序盤の敵キャラを1話交代制にしていたのも、アリだったと思っています。
 
 他にも、「大好き」というフレーズは過去作と比べて結構多かったように感じ、そこも面白かったと思いました。
 その上で、「大好き」も「大嫌い」もない無味無感動の世界を作り出したい敵をラスボスに据えたのも見事だったと思います。
 「『好き』の反対は『嫌い』ではなく、無関心」とよく言われる言葉を、より納得させるものに仕立てていたでしょう。過去作では、強大な力を持つ敵が「大好き」を飲み込んで、強制的に1色化しようというのはいても、ゼロにしように考えてるのはいなかったですので(もしかしたら、いたかもしれませんが)、斬新に感じました。


 という事で、今作も、過去作に負けないくらいの名作だと感じ、最後まで見終えて、大いに楽しめました。この作品から沢山の感動と笑いをいただき、大満足です!
 そんな作品を手がけたスタッフ様達には、大いに感謝しています! 本当に、ありがとうございました!!
 次回作「HUGっと!プリキュア」も、面白い作品になると期待しています! これからも頑張って下さい!!




 総評記事は、これにて終了です。
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