今話の名セリフ:「人にメイクするのなんて初めて・・・。ちゃんとできるかな・・・。落ち着いて! こわくない、こわくない!」
「わんだふるぷりきゅあ!」第4話「猫屋敷の猫とまゆ」の感想です。
~ オープニング前 ~
「ユキ、おはよー・・・。」
「今日も可愛い・・・。気持ちいい・・・。最高・・・。」
「ママ、おはよう!」
「おはよう、まゆ!」
「ご機嫌だね!」
「だって、今日は、念願だった私のお店、プリティホリックの開店日だもの!」
本編では明かされませんでしたが、彼女の名前は「猫屋敷 すみれ」。
「お客さん、来てくれるかな?」
「大丈夫! だって、こんな可愛いチラシ、沢山配ったんだもん!」
「まゆが作ったチラシ、これ見て来てくれる人、沢山いると思うわ!」
「だといいんだけど・・・。」
「どんなお客さんが来てくれるか、とっても楽しみ!」
「知り合いが1人もいない町でいきなりお店開くって、ママってチャレンジャー過ぎ・・・。私は、ママのセンス大好きだけど、この町の人達が気に入るか分からないし・・・。」
「お客さん1人も来なかったら、どうしよう・・・。」
「ユキ・・・。」
「はぁ・・・。ふわふわー・・・。良い匂い・・・。ユキの匂いって落ち着く・・・。」
~ Aパート ~
それから少しして、いろはと悟は、ガルガルの情報を集めていました。
そんな中、メエメエの声が。いろは達は、ニコガーデンに行きました。
ニコガーデンに着くと、先日助けたキラリンウサギと対面。すっかり元気になっていました。
キラリンウサギがキラリンハウスに入ると、壊されたニコガーデンの一部が元に戻りました。キラリンアニマルは全部で9体いるようで、全員が戻れば、中心のダイヤは輝きを取り戻し、ニコも戻ってくるかもしれません。
「いろは様、こむぎ様、これからもニコガーデンのアニマル達を・・・。」
「またねー!」
「バイバイワン!」
「話を聞いて! っていうか待って! どこ行くんですか!?」
「プリティホリック! 今日アニマルタウンに開店するお店だよ!」
「それ、今行かなきゃいけないんですか?」
「一番乗りしたいの! 素敵なお店だったら、アニマルタウンがもっともーっとワンダフルな町になるんだから!」
「いろは、早く早くワン!」
「じゃあ!」
「私の話を全然聞いてくれない・・・。」
「犬飼さんは、思い立ったら一直線だから。大丈夫だよ。後でボクがちゃんと話しておくから。」
「ふぁー・・・。悟君!」
「な、何?」
「私ともお話しして!」
相変わらずメエメエがプリキュアからぞんざいに扱われてて草。まあ、メエメエが相手の都合を考えずに急に呼び出したのですから、同情の余地はないですけどね。メエメエが女の子だったら「確かに少しは聞いてほしいよね・・・」と思いはするのですが、野郎ですので「どう考えてもお前が悪い!」の一点張りです。(笑)
それから少しして・・・、
「あの!」
「は、はい!」
「このお店の人!? 誰か来ました!?」
「え?」
「お客さん、誰かもう入っちゃいました!?」
「いえ・・・。まだですけど・・・。」
「って事は一番乗りだね! こむぎ、やったー!」
「おてて! 握手! イエーイ!」
「これ、すっごく可愛いから気になってて、今日を楽しみにしてたの!」
「私、犬飼いろは! この子は、こむぎ!」
「あなたは?」
「え?」
「えっと、猫屋敷まゆ・・・、です・・・。」
「まゆちゃん! よろしくね!」
「ここ、白い猫ちゃん、いるよね? お散歩途中に見かけて!」
「ユキの事?」
「ユキちゃんっていうんだ! 名前、まゆちゃんが付けたの?」
「うん・・・。雪が降る日に出会ったから・・・。」
その後、まゆの母・すみれに促され、いろはは店の中に入ろうとしますが、ペットの同伴は禁止。苦手な香りがあるかもしれない上、小さなものを食べてしまう恐れがあるからです。
という事で、出直す事に。
「ええ・・・。」
「え!?」
「ええ・・・、ええーっと、ちょっと失礼します、アハハ・・・。」
犬の姿で行けないとなれば、人間になればいい話。という事で、こむぎは人の姿になって、改めてプリティホリックへ。
「あなたは?」
「こむぎだよ!」
「ワンちゃんと同じ・・・。」
「アハハ! 偶然だね!」
「あ! これ、犬がついてる! こっちは猫!」
「私がデザインして作ったの。アニマルタウンの皆さんは動物が大好きだって聞いたから、喜んでもらえるかな、と思って!」
「すっごく可愛いです!」
「うんうん!」
「これ、買います!」
「ありがとうございます!」
ですが、いろははメイクをした事がありません。そこで、すみれは、お試しでメイクしてみようと提案しました。
その直後、店にお客さんがやって来て、すみれは、そちらの相手をする事に。という事で、まゆが、いろはをメイクする事になりました。
こむぎは、店の外にいるユキが気になったようで、ユキに声をかけました。
~ Bパート ~
「初めてのメイク、ドキドキする!」
〈人にメイクするのなんて初めて・・・。ちゃんとできるかな・・・。落ち着いて! こわくない、こわくない!〉
「えっと、犬飼さんは・・・。」
「いろはでいいよ!」
「い、いろはちゃん・・・、は、どんなメイクがいい?」
「うーん・・・。全然分からないから、まゆちゃんにお任せする!」
「じゃあ、最初は薄めで・・・。」
「ねえ、まゆちゃんって何年生?」
「中2・・・。」
「同い年だ! もしかして、湾岸第二中学?」
「うん・・・。」
「ウソ! 嬉しい! 新学期が楽しみだよ! 同じクラスになれるといいね!」
「まゆちゃん?」
「ねえねえ! こむぎの事知ってる? こむぎはユキ知ってるよ! この前いろはとお散歩してる時見たから!」
「こむぎは犬だけど、人間にもなれるんだよ! あ、言っちゃいけないんだっけ? でも、猫ちゃんだからいいよね! いいのかな?」
「わあ・・・。私じゃないみたい! まゆちゃん、すごい!」
「良かった・・・。」
「メイクもすごいけど、集中力もすごいね! ずっと一言もしゃべらずにやってたよ!」
「ご、ごめんなさい・・・。無視したんじゃなくて・・・。そんなつもりじゃ・・・。」
「一生懸命やってくれて、ありがとう!」
「いいえ・・・。」
「でね! でね! こむぎがおすわりすると、いろはも一緒におすわりしてね、すっごく仲良しなんだよ! エヘヘ!」
「今の、猫パンチ? こむぎ、パンチ初めて! もっかい! もっかい! もう1回、パンチ! パンチ!」
「いろは笑ってる! 楽しそう! こむぎも入れて!」
「いろは!」
「あ、こむぎ!」
「どう? 可愛い?」
「可愛い! こむぎも! こむぎも可愛くなる!」
「じゃあ、アイカラーやってみる? 目の周りをこれで・・・。」
「こう?」
「可愛い?」
「わ、私の説明が悪かったのかな・・・。ごめんなさ・・・。」
「プッ・・・。アハハ! こむぎ、タヌキみたいで可愛い!」
「タヌキこむぎ、可愛い!」
「お買い上げありがとうございます。また来てね。」
「はい! まゆちゃん、またね! また来るし、学校でも会えるね!」
「学校・・・。」
「うん・・・。またね!」
その後、人気のない所で、こむぎは、犬の姿に戻りました。いろはは、楽しい時間を過ごせたと満足している一方、まゆが時々不安そうな表情をしていた事が気になっていました。
そんな中、こむぎは、ガルガルの気配を感じました。少しして・・・、
こむぎといろははプリキュアに変身します。
同じ頃・・・、
「ハァ・・・。疲れた・・・。けど、ちょっと楽しかったかも・・・。」
「いろはちゃん・・・。もしかして友達になれるかな・・・。」
「私にはユキがいるし・・・。」
一方、ワンダフルとフレンディは、ガルガルを止めようとしますが、なかなか捕まえられません。今回のガルガルは、小さいながらも動きは素早いです。
少しして、フレンディは、ガルガルは自分達に怯えて逃げているのではないかと察します。
「初めて来た町で、友達もいなくて、不安で、どうすればいいか分からなくて怖がってる・・・。そんな気がする・・・。」
「それじゃあ言わなきゃ! 私達怖くないよって! 一緒に遊ぼって!」
「だね! 友達になろうって伝えよ!」
少しして、2人はガルガルを見つけて、横から囲みます。そして、ゆっくりガルガルに近付きました。
しかし、ガルガルの警戒心は強く、敵意をむき出しにします。
すると、近くにいた鳥達が、怯えたように逃げ出します。鳥の羽音に驚いたガルガルは再び逃げ出しました。
少しして、ガルガルは公道に飛び出し、近くを走っていたトラックにぶつかりそうになります。
ですが、フレンディが間一髪救出し、トラックはワンダフルが張ったバリアで止めました。
「いたた・・・。大丈夫?」
「ニコガーデンに帰ろう・・・。」
「みんな、待ってるよ!」
「おいでおいで!」
『お家にお帰り。』
「家族に会えて良かったね!」
「みんなニコニコワン!」
「いろは様、こむぎ様、お疲れ様でした。おかげさまでニコタヌキさんも無事・・・。」
「いろは、お届けは?」
「あ、そうだった!」
「メエメエ、ごめん! また今度!」
「あ、ちょっと!」
「はい。メエメエ、どうしたの?」
「悟君! ちょっと聞いて下さいよ!」
まだ4話目なのに、こむいろのメエメエに対する扱いがヤバいですねえ。いろは達がマイペース過ぎるのか、メエメエが人望ないのか、どっちなんでしょうね。まあ、どっちにせよ、ギャグ感想の良いネタになってますので、こむいろは今後もメエメエを軽くあしらい続けて下さい。(笑)
それから少しして・・・、
「おーい! まゆちゃーん!」
「いろはちゃん、どうしたの?」
「サプライズプレゼント! これあげる!」
「え?」
「うちのお父さんがサロンでオススメしてるお散歩バッグ! 私とお揃いだよ! 良かったら、これを持ってユキちゃんとお散歩してね!」
「どうして私に?」
「まゆちゃん! ユキちゃん! アニマルタウンへようこそ! これからよろしくねって事で!」
「じゃあ、またね!」
今回は、これで終了です。
次回:「つながるキズナ フレンドリータクト!」
ポメラニアンの子犬と暮らしている女の子に出会い、自分の子犬時代の事を思い出すこむぎ。
お世話をしてくれたいろはに感謝する中、新たなガルガルが現れて・・・。
【まとめ】
という事で、今回は、こむぎといろはがプリティホリックに行き、まゆと会う話でした。
やはり、まゆのキャラが掘り下げられ、得意な事や、過去に苦い経験をしたと思われる事が明らかになり、先の回での更なるキャラ掘り下げが楽しみになりました。例のセリフも出てきて、プリキュアになる可能性はますます高まったように思いますね。
オープニング前は、新しくオープンするプリティホリックに客が誰も来なかったらどうしようと不安になりましたが、ユキの匂いで、すっかり元気になりました。
いやー、このシーンのまゆ、めちゃくちゃ可愛過ぎるんよ! しかも、公式ホームページのキャラクター紹介ページに載っているビジュアルがクールさを漂わせてるから、ギャップがあって良いんですよね。まあ、初回の人見知りっぷりで既にギャップ萌えした人は多そうですが。
このまゆを見ると、まゆがユキを飼っているのではなく、まゆがユキに飼われていると言っても過言ではないように思いますね(笑)。今後も、そう感じさせるシーンをドシドシお願いします。
Bパートに入ると、まゆは、いろはをメイクしましたが、この時のまゆは、なんかすごいと感じました。
他人をメイクするのが初めてだとか、緊張しているのがウソのように集中してましたね。しかも、可愛くメイクできているという。
プリティホリックのチラシも、この子が考えたのが採用されたあたり、まゆは、オシャレが本当に大好きな上、素質も結構あるんだな、と感心しました。まゆは自信なさげな子ゆえに、こういうところをドンドン自慢してほしいな、と思いますね。
あと、メイクに取り掛かる前の「こわくない、こわくない!」も注目ポイントでしょうか。キュアリリアンの変身時のセリフとかぶってますからね。
まゆとキュアリリアンの声役が一致しているために、今話開始前から、まゆがキュアリリアンになるだろうと思っていましたが、その可能性は今話でさらに高まったと思いますね。4月にはプリキュアになってほしいな、と私は思っていますが、果たして?
また、アニマルタウンに引っ越す前の学校では孤立していたような描写があったのも気になるところ。まゆの今の引っ込み思案な性格は、元からではなく、前の学校で何かあってそうなったのかもしれませんね。
前の学校で何があったのかは気になりますが、変に深堀りし過ぎると、メイン視聴層の女の子達が、学校は嫌な場所だと思い込んじゃいそうですので、今後の話で明かすにしても、軽く触れる程度になるのでしょう。
それに、大切なのは、過去より今。過去はどうあれ、今通っている学校で色んな友達と楽しむ事が大事だと思いますね。
今住んでいるアニマルタウンは、ペットを飼う人や、動物好きの人が多いとなれば、今通っている学校も、そういう生徒は多いでしょうから、話しかけやすいでしょう。それに、友達付き合いの良いいろはから話しかけられたのは、幸運な事だと思いますね。
と言っても、友達付き合いは疲れますし、誰かに話しかけるのは結構勇気がいる事ですし、もしかしたら、他人を信じにくいところがあるかもしれないでしょう。それでも、そういったのを乗り越えた先には、良い事が多くあるはずですので、少しずつでもいいから、それを信じてほしいかな、と思いますね。先の物語で、まゆをどう動かすのか楽しみになってきました。
さて、次回は、タイトルを見た感じでは、新しいアイテムが出てきそうですね。
それも、このアイテムを使ってガルガルを浄化する事になるのでしょうか。今後のガルガル浄化は、ハグだけでなく、技を使う事もありそうですね。
しかも、ワンダフルとフレンディの合体技が展開されそうで、こむぎといろはの絆が深まるシーンがあるのかも? 次回は、2人の行動に一層注目したいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「わんだふるぷりきゅあ!」第4話「猫屋敷の猫とまゆ」の感想です。
~ オープニング前 ~
「ユキ、おはよー・・・。」
「今日も可愛い・・・。気持ちいい・・・。最高・・・。」
「ママ、おはよう!」
「おはよう、まゆ!」
「ご機嫌だね!」
「だって、今日は、念願だった私のお店、プリティホリックの開店日だもの!」
本編では明かされませんでしたが、彼女の名前は「猫屋敷 すみれ」。
「お客さん、来てくれるかな?」
「大丈夫! だって、こんな可愛いチラシ、沢山配ったんだもん!」
「まゆが作ったチラシ、これ見て来てくれる人、沢山いると思うわ!」
「だといいんだけど・・・。」
「どんなお客さんが来てくれるか、とっても楽しみ!」
「知り合いが1人もいない町でいきなりお店開くって、ママってチャレンジャー過ぎ・・・。私は、ママのセンス大好きだけど、この町の人達が気に入るか分からないし・・・。」
「お客さん1人も来なかったら、どうしよう・・・。」
「ユキ・・・。」
「はぁ・・・。ふわふわー・・・。良い匂い・・・。ユキの匂いって落ち着く・・・。」
~ Aパート ~
それから少しして、いろはと悟は、ガルガルの情報を集めていました。
そんな中、メエメエの声が。いろは達は、ニコガーデンに行きました。
ニコガーデンに着くと、先日助けたキラリンウサギと対面。すっかり元気になっていました。
キラリンウサギがキラリンハウスに入ると、壊されたニコガーデンの一部が元に戻りました。キラリンアニマルは全部で9体いるようで、全員が戻れば、中心のダイヤは輝きを取り戻し、ニコも戻ってくるかもしれません。
「いろは様、こむぎ様、これからもニコガーデンのアニマル達を・・・。」
「またねー!」
「バイバイワン!」
「話を聞いて! っていうか待って! どこ行くんですか!?」
「プリティホリック! 今日アニマルタウンに開店するお店だよ!」
「それ、今行かなきゃいけないんですか?」
「一番乗りしたいの! 素敵なお店だったら、アニマルタウンがもっともーっとワンダフルな町になるんだから!」
「いろは、早く早くワン!」
「じゃあ!」
「私の話を全然聞いてくれない・・・。」
「犬飼さんは、思い立ったら一直線だから。大丈夫だよ。後でボクがちゃんと話しておくから。」
「ふぁー・・・。悟君!」
「な、何?」
「私ともお話しして!」
相変わらずメエメエがプリキュアからぞんざいに扱われてて草。まあ、メエメエが相手の都合を考えずに急に呼び出したのですから、同情の余地はないですけどね。メエメエが女の子だったら「確かに少しは聞いてほしいよね・・・」と思いはするのですが、野郎ですので「どう考えてもお前が悪い!」の一点張りです。(笑)
それから少しして・・・、
「あの!」
「は、はい!」
「このお店の人!? 誰か来ました!?」
「え?」
「お客さん、誰かもう入っちゃいました!?」
「いえ・・・。まだですけど・・・。」
「って事は一番乗りだね! こむぎ、やったー!」
「おてて! 握手! イエーイ!」
「これ、すっごく可愛いから気になってて、今日を楽しみにしてたの!」
「私、犬飼いろは! この子は、こむぎ!」
「あなたは?」
「え?」
「えっと、猫屋敷まゆ・・・、です・・・。」
「まゆちゃん! よろしくね!」
「ここ、白い猫ちゃん、いるよね? お散歩途中に見かけて!」
「ユキの事?」
「ユキちゃんっていうんだ! 名前、まゆちゃんが付けたの?」
「うん・・・。雪が降る日に出会ったから・・・。」
その後、まゆの母・すみれに促され、いろはは店の中に入ろうとしますが、ペットの同伴は禁止。苦手な香りがあるかもしれない上、小さなものを食べてしまう恐れがあるからです。
という事で、出直す事に。
「ええ・・・。」
「え!?」
「ええ・・・、ええーっと、ちょっと失礼します、アハハ・・・。」
犬の姿で行けないとなれば、人間になればいい話。という事で、こむぎは人の姿になって、改めてプリティホリックへ。
「あなたは?」
「こむぎだよ!」
「ワンちゃんと同じ・・・。」
「アハハ! 偶然だね!」
「あ! これ、犬がついてる! こっちは猫!」
「私がデザインして作ったの。アニマルタウンの皆さんは動物が大好きだって聞いたから、喜んでもらえるかな、と思って!」
「すっごく可愛いです!」
「うんうん!」
「これ、買います!」
「ありがとうございます!」
ですが、いろははメイクをした事がありません。そこで、すみれは、お試しでメイクしてみようと提案しました。
その直後、店にお客さんがやって来て、すみれは、そちらの相手をする事に。という事で、まゆが、いろはをメイクする事になりました。
こむぎは、店の外にいるユキが気になったようで、ユキに声をかけました。
~ Bパート ~
「初めてのメイク、ドキドキする!」
〈人にメイクするのなんて初めて・・・。ちゃんとできるかな・・・。落ち着いて! こわくない、こわくない!〉
「えっと、犬飼さんは・・・。」
「いろはでいいよ!」
「い、いろはちゃん・・・、は、どんなメイクがいい?」
「うーん・・・。全然分からないから、まゆちゃんにお任せする!」
「じゃあ、最初は薄めで・・・。」
「ねえ、まゆちゃんって何年生?」
「中2・・・。」
「同い年だ! もしかして、湾岸第二中学?」
「うん・・・。」
「ウソ! 嬉しい! 新学期が楽しみだよ! 同じクラスになれるといいね!」
「まゆちゃん?」
「ねえねえ! こむぎの事知ってる? こむぎはユキ知ってるよ! この前いろはとお散歩してる時見たから!」
「こむぎは犬だけど、人間にもなれるんだよ! あ、言っちゃいけないんだっけ? でも、猫ちゃんだからいいよね! いいのかな?」
「わあ・・・。私じゃないみたい! まゆちゃん、すごい!」
「良かった・・・。」
「メイクもすごいけど、集中力もすごいね! ずっと一言もしゃべらずにやってたよ!」
「ご、ごめんなさい・・・。無視したんじゃなくて・・・。そんなつもりじゃ・・・。」
「一生懸命やってくれて、ありがとう!」
「いいえ・・・。」
「でね! でね! こむぎがおすわりすると、いろはも一緒におすわりしてね、すっごく仲良しなんだよ! エヘヘ!」
「今の、猫パンチ? こむぎ、パンチ初めて! もっかい! もっかい! もう1回、パンチ! パンチ!」
「いろは笑ってる! 楽しそう! こむぎも入れて!」
「いろは!」
「あ、こむぎ!」
「どう? 可愛い?」
「可愛い! こむぎも! こむぎも可愛くなる!」
「じゃあ、アイカラーやってみる? 目の周りをこれで・・・。」
「こう?」
「可愛い?」
「わ、私の説明が悪かったのかな・・・。ごめんなさ・・・。」
「プッ・・・。アハハ! こむぎ、タヌキみたいで可愛い!」
「タヌキこむぎ、可愛い!」
「お買い上げありがとうございます。また来てね。」
「はい! まゆちゃん、またね! また来るし、学校でも会えるね!」
「学校・・・。」
「うん・・・。またね!」
その後、人気のない所で、こむぎは、犬の姿に戻りました。いろはは、楽しい時間を過ごせたと満足している一方、まゆが時々不安そうな表情をしていた事が気になっていました。
そんな中、こむぎは、ガルガルの気配を感じました。少しして・・・、
こむぎといろははプリキュアに変身します。
同じ頃・・・、
「ハァ・・・。疲れた・・・。けど、ちょっと楽しかったかも・・・。」
「いろはちゃん・・・。もしかして友達になれるかな・・・。」
「私にはユキがいるし・・・。」
一方、ワンダフルとフレンディは、ガルガルを止めようとしますが、なかなか捕まえられません。今回のガルガルは、小さいながらも動きは素早いです。
少しして、フレンディは、ガルガルは自分達に怯えて逃げているのではないかと察します。
「初めて来た町で、友達もいなくて、不安で、どうすればいいか分からなくて怖がってる・・・。そんな気がする・・・。」
「それじゃあ言わなきゃ! 私達怖くないよって! 一緒に遊ぼって!」
「だね! 友達になろうって伝えよ!」
少しして、2人はガルガルを見つけて、横から囲みます。そして、ゆっくりガルガルに近付きました。
しかし、ガルガルの警戒心は強く、敵意をむき出しにします。
すると、近くにいた鳥達が、怯えたように逃げ出します。鳥の羽音に驚いたガルガルは再び逃げ出しました。
少しして、ガルガルは公道に飛び出し、近くを走っていたトラックにぶつかりそうになります。
ですが、フレンディが間一髪救出し、トラックはワンダフルが張ったバリアで止めました。
「いたた・・・。大丈夫?」
「ニコガーデンに帰ろう・・・。」
「みんな、待ってるよ!」
「おいでおいで!」
『お家にお帰り。』
「家族に会えて良かったね!」
「みんなニコニコワン!」
「いろは様、こむぎ様、お疲れ様でした。おかげさまでニコタヌキさんも無事・・・。」
「いろは、お届けは?」
「あ、そうだった!」
「メエメエ、ごめん! また今度!」
「あ、ちょっと!」
「はい。メエメエ、どうしたの?」
「悟君! ちょっと聞いて下さいよ!」
まだ4話目なのに、こむいろのメエメエに対する扱いがヤバいですねえ。いろは達がマイペース過ぎるのか、メエメエが人望ないのか、どっちなんでしょうね。まあ、どっちにせよ、ギャグ感想の良いネタになってますので、こむいろは今後もメエメエを軽くあしらい続けて下さい。(笑)
それから少しして・・・、
「おーい! まゆちゃーん!」
「いろはちゃん、どうしたの?」
「サプライズプレゼント! これあげる!」
「え?」
「うちのお父さんがサロンでオススメしてるお散歩バッグ! 私とお揃いだよ! 良かったら、これを持ってユキちゃんとお散歩してね!」
「どうして私に?」
「まゆちゃん! ユキちゃん! アニマルタウンへようこそ! これからよろしくねって事で!」
「じゃあ、またね!」
今回は、これで終了です。
次回:「つながるキズナ フレンドリータクト!」
ポメラニアンの子犬と暮らしている女の子に出会い、自分の子犬時代の事を思い出すこむぎ。
お世話をしてくれたいろはに感謝する中、新たなガルガルが現れて・・・。
【まとめ】
という事で、今回は、こむぎといろはがプリティホリックに行き、まゆと会う話でした。
やはり、まゆのキャラが掘り下げられ、得意な事や、過去に苦い経験をしたと思われる事が明らかになり、先の回での更なるキャラ掘り下げが楽しみになりました。例のセリフも出てきて、プリキュアになる可能性はますます高まったように思いますね。
オープニング前は、新しくオープンするプリティホリックに客が誰も来なかったらどうしようと不安になりましたが、ユキの匂いで、すっかり元気になりました。
いやー、このシーンのまゆ、めちゃくちゃ可愛過ぎるんよ! しかも、公式ホームページのキャラクター紹介ページに載っているビジュアルがクールさを漂わせてるから、ギャップがあって良いんですよね。まあ、初回の人見知りっぷりで既にギャップ萌えした人は多そうですが。
このまゆを見ると、まゆがユキを飼っているのではなく、まゆがユキに飼われていると言っても過言ではないように思いますね(笑)。今後も、そう感じさせるシーンをドシドシお願いします。
Bパートに入ると、まゆは、いろはをメイクしましたが、この時のまゆは、なんかすごいと感じました。
他人をメイクするのが初めてだとか、緊張しているのがウソのように集中してましたね。しかも、可愛くメイクできているという。
プリティホリックのチラシも、この子が考えたのが採用されたあたり、まゆは、オシャレが本当に大好きな上、素質も結構あるんだな、と感心しました。まゆは自信なさげな子ゆえに、こういうところをドンドン自慢してほしいな、と思いますね。
あと、メイクに取り掛かる前の「こわくない、こわくない!」も注目ポイントでしょうか。キュアリリアンの変身時のセリフとかぶってますからね。
まゆとキュアリリアンの声役が一致しているために、今話開始前から、まゆがキュアリリアンになるだろうと思っていましたが、その可能性は今話でさらに高まったと思いますね。4月にはプリキュアになってほしいな、と私は思っていますが、果たして?
また、アニマルタウンに引っ越す前の学校では孤立していたような描写があったのも気になるところ。まゆの今の引っ込み思案な性格は、元からではなく、前の学校で何かあってそうなったのかもしれませんね。
前の学校で何があったのかは気になりますが、変に深堀りし過ぎると、メイン視聴層の女の子達が、学校は嫌な場所だと思い込んじゃいそうですので、今後の話で明かすにしても、軽く触れる程度になるのでしょう。
それに、大切なのは、過去より今。過去はどうあれ、今通っている学校で色んな友達と楽しむ事が大事だと思いますね。
今住んでいるアニマルタウンは、ペットを飼う人や、動物好きの人が多いとなれば、今通っている学校も、そういう生徒は多いでしょうから、話しかけやすいでしょう。それに、友達付き合いの良いいろはから話しかけられたのは、幸運な事だと思いますね。
と言っても、友達付き合いは疲れますし、誰かに話しかけるのは結構勇気がいる事ですし、もしかしたら、他人を信じにくいところがあるかもしれないでしょう。それでも、そういったのを乗り越えた先には、良い事が多くあるはずですので、少しずつでもいいから、それを信じてほしいかな、と思いますね。先の物語で、まゆをどう動かすのか楽しみになってきました。
さて、次回は、タイトルを見た感じでは、新しいアイテムが出てきそうですね。
それも、このアイテムを使ってガルガルを浄化する事になるのでしょうか。今後のガルガル浄化は、ハグだけでなく、技を使う事もありそうですね。
しかも、ワンダフルとフレンディの合体技が展開されそうで、こむぎといろはの絆が深まるシーンがあるのかも? 次回は、2人の行動に一層注目したいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。