
今話の名セリフ:「笑顔が広がって、『ありがとう』の心が繋がれば、どんな事でも乗り越えられる! これからもずっと、ずーっと、『ご飯は笑顔』を守りたい!」
「デリシャスパーティ♡プリキュア」第45話(最終話)「デリシャスマイル~! みんなあつまれ! いただきます!!」の感想です。
~ オープニング前 ~
前話の続きです。
「師匠・・・。どうして、ボクだけを見てくれないの・・・?」

「フェンネルさん!」

「ジンジャーさんは、あなたの笑顔を守りたかったんだと思う・・・。」


「あたしも、フェンネルさんの笑顔が見たい・・・。今すぐじゃなくていいから、いつか・・・。」


「おむすび、どうぞ。」


「温かい・・・。」




[レシピッピが解き放たれて、お料理が街に戻ってきたのね! みんな、とっても素敵な笑顔!]


[ありがとう、プリキュア!]

~ Aパート ~
ある日、おいしーなタウンでは、料理が戻った事でお祭りが開かれていました。また、レシピッピが戻ってきた事で、閉店していた店が再開。
















「何してるコメ?」
「みんなの特盛りの笑顔を見ておきたくて・・・。」

「やっぱり、この街とはさよならコメ?」
「そうね・・・。あなた達エナジー妖精は、これから、クッキングダムでレシピボンを守る大事な役目がある・・・。」

「私もクッキングダムを守り、クックファイターを育てるという、新たな任務があるわ・・・。」

「だから、今はこうして、沢山の思い出を心に刻みましょ・・・。あの子達の笑顔とともに・・・。」

しばらくして、ゆい達は、クッキングダムに行く事になりました。
「あんちゃん・・・。絶対帰ってくるからね・・・。」
「そういうの人前でやめろって!」

まったくねえ。まさか最終回まで、この2人のイチャイチャを見せつけられるとは思いもしなかったぜ。これは、クッキングダムから帰ってきた後のセなんちゃらもハッスルしそうやのう。(笑)
スペシャルデリシャストーンの力で、クッキングダムに到着したゆい達。すぐに、クッキングは、大役を果たしたローズマリーを労い、無実の罪を負ったシナモンに謝りました。
そして、ローズマリーとシナモンに、スペシャルデリシャストーンを託しました。今後悪用される事がないよう、スペシャルデリシャストーンには、世界のゲートを開く力しか持たせていないようです。
その後、クッキングとクックイーンは、ゆい達4人と拓海にも、世界に料理を取り戻してくれた事に感謝しました。
少しして、クッキングダムでも、お祝いが始まりました。

その途中、大きなケーキが運ばれました。

ですが、ケーキが大き過ぎて、ロウソクの灯を点ける事ができません。
お祝いの時に、まさかのトラブル。そんな中、ゆいは、何か良い考えを思いついたようで?
~ Bパート ~
その後、ゆい達4人はプリキュアに変身し、すぐさま、ライト・マイ・デリシャス。すると・・・、


「そんな使い方アリ!?」

まあ、「可愛いは正義」だからアリなんじゃないですかね。そう思わなきゃ、いい歳こいて「プリキュア」を見続ける事なんて、できないっすよ、ホンマ!(笑)
「すっかり働き者だな。」
「ナルシストルーさんのおかげです!」
「頑張れ! スピリットルー!」

「おー! 応援、ありがとうでごわす! こんなにも、大勢の人が笑顔で、ご飯は良いものでごわすな・・・。」

「はわ! 良い事言う!」

「どうぞでごわす!」
『いただきます!』


『デリシャスマイル~!』


「これでいっぱい食べられるコメ!」

「パムパム達も!」
「やってみるメン!」



「ほひょ!」
「どうして?」

「きっと、あの光のおかげメン!」


「罪をつぐなったら、絶対はつこ様の下で働きたい!」

「っていうか、何が何でも働いちゃうっつーの!」

「良い顔してるじゃない!」

「美味しいのおすそ分けよ!」



「いただきます。」


「イチゴくらいなら食べてやるか・・・。」


「美味い・・・。」
「世界には、まだまだ美味しいものが沢山あるのよ!」
「ハン! 知るか、そんなもの!」

「っていうか、アンタなら自分で美味しいもの作れるんじゃね? 自分の長所を活かせっつーの!」
「オレ様の長所・・・。」

「さあ、いきますよ! せーの!」
『ガンバルー! ガンバルー!』

「くっ・・・。つい身体が反応を・・・。」

「ブンドルー!」を「ガンバルー!」に変えても、ダサポーズは変わらんのか。それじゃ、負けを呼び寄せそうで、神の舌の下で働きたくても面接で落ちそうな気がします。(笑)
「あなたがした事を許す事はできない・・・。でも、だからこそ、最後まであなたを見届けるつもりよ・・・。」



「フェンネル・・・。」



「素敵な場所だね!」

「私、子供の頃から、よくここで、プリキュアの事を考えていたの・・・。おとぎ話のように語られていた伝説の戦士・・・。世界の危機に立ち向かうという、重い使命を持つとされている・・・。」

「そんな大変な使命があるなんて、突然プリキュアになったみんなに、どうしても言えなくて・・・。ごめんなさい・・・。」
「マリちゃん・・・。」

「でも、憧れのプリキュアと、レシピッピ達を守る事ができて、不謹慎かもしれないけど、私、とても幸せだった・・・。」

「プリキュアのように、強く美しい存在を目指していたから・・・。」

「でも、私達、そんなんじゃ・・・。」
「いいえ・・・。私の想像を遥かに超え、あなた達は強くたくましく輝いていた!」

「言い伝えのプリキュアがどんな人かは知らない。ただ、私にとっては、みんなこそが唯一無二。伝説の戦士・プリキュアよ!」


「最後にお礼を言わせて。」

「みんな、お料理を救ってくれて、本当にありがとう・・・。フェンネルを最後まで信じてくれて、ありがとう・・・。」

「マリちゃん・・・。あたし達こそ、ありがとう・・・。」

「大変な時もあったけど、プリキュアになれて良かった!」
「かけがえのないお友達に出会えて・・・、」
「自分の事をマシマシに好きになれて・・・、」
「沢山の思いに触れる事ができた・・・。」


「笑顔が広がって、『ありがとう』の心が繋がれば、どんな事でも乗り越えられる! これからもずっと、ずーっと、『ご飯は笑顔』を守りたい!」

「みんな・・・。」

「ここねと離れたくないパム!」
「パムパム・・・。」

「おいしーなタウンに戻りたいメン!」
「メンメン・・・。」

「大丈夫コメ・・・。ゆいが言ってたコメ・・・。会えなくても、交わした言葉から、思いを受け取る事はできるコメ・・・。」

「だから、コメコメは、寂しくないコメ・・・!」

「コメコメ。」


「コメコメがくれた幸せの味、あたし、忘れないよ・・・。今はお別れだけど、でも、また必ず会える・・・。」


「パムパム・・・。」
「メンメン・・・。」



「ありがとう、コメコメ・・・。またね・・・。」


[おいしーなタウンは、もうすっかり春の陽気です!]


「デリシャスマイル~!」

「おむすびって、お米の恵みと、食べる人、それに、作る人の思いを結んでくれるんだって!」

「結ぶか・・・。」
「あたし、いつか世界中の招き猫に会いに行ってみたい!」

「拓海も一緒に行かない?」
「え? 2人で?」

「ここねちゃん達も誘って、みんなで行こうよ!」


「みんなでって・・・。分かってたよ・・・。どうせ、そんな事だって・・・。」

なんだ、その口は。お前、本気出すどころか、アタックすらしなかったんだから、こうなったんだろ。まったく、両親は隙ありゃイチャイチャを見せつけてくんのに、このシナタクは・・・。(笑)
「で、他のみんなは行くって?」
「ううん。これから話してみる。最初に拓海を誘いたくて!」

「え!? ゆい、それって・・・。」
「ゆいぴょん! お待たせ!」

最後の最後まで反応が面白いなあ、シナタクは。今話の感想を書き終わったら、ゆいを落とせなかった残念会を開くから、そこで思いっきり愚痴ってくれたまえ、シナタク君。(笑)

「ランチ会の買い出しに行こう。」
「ついでに、おやつも買うとしようか。」
「マシマシにゲットしよう!」


「いいね!」
「え!? ランチにおやつって、おむすび2つも食べただろ!」

「いいからいいから! 拓海も一緒に行こう!」


「しょうがねーな・・・。」


[これからも、美味しいものをいっぱい食べて、沢山の笑顔を重ねてちょうだいね!]

[その先には、素敵な明日が待っているから!]


~ エンディング後 ~

「お土産は、これで決まりだね!」

「ああ、みんなも喜んでくれるだろう。」
「クッキングダムに行く前に、ここでメッセージを書かない?」
「いいね!」

「えっと・・・。何か書くもの・・・。」

「よかったら、どうぞ!」

『ありがとう!』


「これ、お礼にどうぞ!」
「いいんですか? ありがとうございます!」


「失礼しました!」
「こっちもどうぞ!」

「ご飯は笑顔!」


「その言葉、素敵ですね! 手帳にメモします!」

「では!」
「爽やかな子だね!」

「あたし達も急がなきゃ! コメコメ達やマリちゃんが待ってる!」




「ヒーローの出番です!」

これにて、「デリシャスパーティ♡プリキュア」は終わりです。
その後は、最終回恒例となっている、次回作へのバトンタッチがありました。
「みんな! 1年間、本当にありがとう! 新しいお友達を紹介するね!」


「はじめまして! キュアスカイです!」
「元気モリモリだね!」

「朝ご飯をしっかり食べる! それがヒーロー!」

「朝ご飯・・・。思い出したら、はらペコったー・・・。」

いや、キミ、いつも朝食はしっかり食べてるよな? なのに、腹ペコとか、どういう事なの・・・。最後の最後まで、食い気に全振りしちゃってる主人公の恐ろしさを思い知るとは、考えてもいませんでした。(笑)
「皆さん、よろしくお願いします!」
「みんなもご飯をいっぱい食べて、美味しい笑顔で・・・、」
『デリシャスマイル~!』


最後の一枚絵
【まとめ】
最後まで、沢山のキャラの笑顔で美味しく食べる姿がすごく印象に残り、とても素晴らしい最終回だった!
1年間、笑いと癒しと感動をありがとう! デリシャスパーティ♡プリキュア!
今話の感想を簡単にまとめると、こんな感じですね。
メインキャラ達だけでなく、メインキャラ達にかかわってきた者達も、悪事をしてしまった者達も、美味しいものを食べて、笑顔になって、前に進もうという姿勢が描かれたのが良かったと感じています。「食」をテーマとした作品にふさわしい終わり方だったと思いますね。
また、料理が戻った事によるお祭り騒ぎは、おいしーなタウン、クッキングダム、両方開かれました。
両方の世界で開かれたり、1、2回しか出てこなかったキャラも含めて全員出てきたのは、面白かったです。今作のタイトルにある「パーティ」を上手く活かしたと思いますね。「パーティ」は、多人数で盛り上がってナンボですし。
あと、パムパムとメンメンの人間態が出てきたのも驚きでした。
やっぱり、人間態パムパムの可愛さ、半端ねーわ・・・。劇場版のみのサービスだと思っていたのが、最終回にも出すとか粋な事しますね。ありがとうございます!
ブンドル団のメンバーについては、セクレトルーは、はつこの下で働けるよう努力を重ね、ナルシストルーは、自分の長所を生かせる場所を模索する事に。
スピリットルーは、クッキングダムで、人々の笑顔のために働きました。欲を言えば、プリキュアと直に戦って、ご飯は良いものだと結論付けてほしかったところですが、ライト・マイ・デリシャスが初めて披露された28話以降、スピリットルーの出番は微妙だったと思うと、良い環境で働けて良かったと前向きに考えましょう。
そして、フェンネルは、セクレトルーやナルシストルーと同じく、牢に入れられ、これまでの悪事を反省する事となりました。国やジンジャーの思いを裏切り、国宝を盗み、世界を滅亡の危機に陥れたとなれば、セクレトルーやナルシストルーよりも牢に入れられる期間は長いでしょう。
ローズマリーの言っていた通り、フェンネルがしでかした事は、許されない事。ですが、人はどこからだって、やり直せるもの。そう、ジンジャーを超える事だって。
今のフェンネルには、悪事をしでかした後悔とか、シナモンと仲良く修行をしていた時に戻りたい気持ちが強いのかもしれませんが、過去に戻れない以上、牢の中で、それまでの自分を反省して、今後何をすべきかを模索していかなければなりません。長い間、牢の中に入れられるのは辛い事であり、フェンネルに対して憎しみの感情を抱いている人は多そうですが、ローズマリーなど親身になってくれる者達がいるという事も忘れないでほしいところ。
話は終わりましたが、フェンネルには、今後頑張ってほしい気持ちが強まりました。43話終了後には、農林水産省がフェンネルに対して遺憾の意を示していましたが、怒りを鎮めて、応援してあげて下さい。
エンディング後には、最終回恒例の次回作主人公が出演。今回は、「ひろがるスカイ!プリキュア」の「ソラ・ハレワタール」が登場しました。
ですが、無理矢理登場させた感がありますかね。書くものを探している見ず知らずの子達に、次回作のアイテム「ふしぎなミラージュペン」を貸し出してあげるとか、ええんか、それ? しかも、本編では、プリキュアに変身していないという。
最終回に次回作主人公を出すのは、ここ何年かの「プリキュア」シリーズの流れであり、メイン視聴層の女の子達に次回作の視聴を促す効果がありますが、10年前はそんなのなかったですし、義務でもないのですから、そこまで無理して出させなくてもいいんですよ? 本編終了後のバトンタッチ映像さえあれば十分だと思います。
まあ、ですが、「ふしぎなミラージュペン」の良い販促にはなりましたかね。それに、快活だと感じさせたり、口癖「ヒーローの出番です!」が聞けたのも良かったところ。次回作を視聴するのが、すごく楽しみになりました。
これで、今作は終わりました。3月中旬から約1か月間の放送休止期間があったために、話数は、前々作と同じく45話と短くなりましたが、最初から最後まで楽しく視聴する事ができて、本当に良かったです!
スタッフ様方々には、感謝の気持ちは尽きません! 感動をありがとうございました! そして、今作の制作、お疲れ様でした!
今話の感想は、これで以上です。
さて、これで、「デリシャスパーティ♡プリキュア」の感想を全話書きましたが、もちろん、これで終わりにせず、後日、総評記事を挙げるつもりでいます。
2月11日までには挙げようと考えています。2月11日は、次回作の第2話放映日前日ですが、なるべく、次回作が始まる前には挙げられるよう努力します。もし興味がありましたら、総評記事もご覧いただけると幸いです。
最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「デリシャスパーティ♡プリキュア」第45話(最終話)「デリシャスマイル~! みんなあつまれ! いただきます!!」の感想です。
~ オープニング前 ~
前話の続きです。
「師匠・・・。どうして、ボクだけを見てくれないの・・・?」

「フェンネルさん!」

「ジンジャーさんは、あなたの笑顔を守りたかったんだと思う・・・。」



「あたしも、フェンネルさんの笑顔が見たい・・・。今すぐじゃなくていいから、いつか・・・。」


「おむすび、どうぞ。」


「温かい・・・。」






[レシピッピが解き放たれて、お料理が街に戻ってきたのね! みんな、とっても素敵な笑顔!]


[ありがとう、プリキュア!]


~ Aパート ~
ある日、おいしーなタウンでは、料理が戻った事でお祭りが開かれていました。また、レシピッピが戻ってきた事で、閉店していた店が再開。





















「何してるコメ?」
「みんなの特盛りの笑顔を見ておきたくて・・・。」


「やっぱり、この街とはさよならコメ?」
「そうね・・・。あなた達エナジー妖精は、これから、クッキングダムでレシピボンを守る大事な役目がある・・・。」

「私もクッキングダムを守り、クックファイターを育てるという、新たな任務があるわ・・・。」

「だから、今はこうして、沢山の思い出を心に刻みましょ・・・。あの子達の笑顔とともに・・・。」


しばらくして、ゆい達は、クッキングダムに行く事になりました。
「あんちゃん・・・。絶対帰ってくるからね・・・。」
「そういうの人前でやめろって!」


まったくねえ。まさか最終回まで、この2人のイチャイチャを見せつけられるとは思いもしなかったぜ。これは、クッキングダムから帰ってきた後のセなんちゃらもハッスルしそうやのう。(笑)
スペシャルデリシャストーンの力で、クッキングダムに到着したゆい達。すぐに、クッキングは、大役を果たしたローズマリーを労い、無実の罪を負ったシナモンに謝りました。
そして、ローズマリーとシナモンに、スペシャルデリシャストーンを託しました。今後悪用される事がないよう、スペシャルデリシャストーンには、世界のゲートを開く力しか持たせていないようです。
その後、クッキングとクックイーンは、ゆい達4人と拓海にも、世界に料理を取り戻してくれた事に感謝しました。
少しして、クッキングダムでも、お祝いが始まりました。

その途中、大きなケーキが運ばれました。

ですが、ケーキが大き過ぎて、ロウソクの灯を点ける事ができません。
お祝いの時に、まさかのトラブル。そんな中、ゆいは、何か良い考えを思いついたようで?
~ Bパート ~
その後、ゆい達4人はプリキュアに変身し、すぐさま、ライト・マイ・デリシャス。すると・・・、



「そんな使い方アリ!?」

まあ、「可愛いは正義」だからアリなんじゃないですかね。そう思わなきゃ、いい歳こいて「プリキュア」を見続ける事なんて、できないっすよ、ホンマ!(笑)
「すっかり働き者だな。」
「ナルシストルーさんのおかげです!」
「頑張れ! スピリットルー!」


「おー! 応援、ありがとうでごわす! こんなにも、大勢の人が笑顔で、ご飯は良いものでごわすな・・・。」


「はわ! 良い事言う!」

「どうぞでごわす!」
『いただきます!』



『デリシャスマイル~!』


「これでいっぱい食べられるコメ!」

「パムパム達も!」
「やってみるメン!」




「ほひょ!」
「どうして?」

「きっと、あの光のおかげメン!」


「罪をつぐなったら、絶対はつこ様の下で働きたい!」


「っていうか、何が何でも働いちゃうっつーの!」

「良い顔してるじゃない!」

「美味しいのおすそ分けよ!」



「いただきます。」



「イチゴくらいなら食べてやるか・・・。」


「美味い・・・。」
「世界には、まだまだ美味しいものが沢山あるのよ!」
「ハン! 知るか、そんなもの!」


「っていうか、アンタなら自分で美味しいもの作れるんじゃね? 自分の長所を活かせっつーの!」
「オレ様の長所・・・。」


「さあ、いきますよ! せーの!」
『ガンバルー! ガンバルー!』


「くっ・・・。つい身体が反応を・・・。」

「ブンドルー!」を「ガンバルー!」に変えても、ダサポーズは変わらんのか。それじゃ、負けを呼び寄せそうで、神の舌の下で働きたくても面接で落ちそうな気がします。(笑)
「あなたがした事を許す事はできない・・・。でも、だからこそ、最後まであなたを見届けるつもりよ・・・。」




「フェンネル・・・。」



「素敵な場所だね!」

「私、子供の頃から、よくここで、プリキュアの事を考えていたの・・・。おとぎ話のように語られていた伝説の戦士・・・。世界の危機に立ち向かうという、重い使命を持つとされている・・・。」


「そんな大変な使命があるなんて、突然プリキュアになったみんなに、どうしても言えなくて・・・。ごめんなさい・・・。」
「マリちゃん・・・。」


「でも、憧れのプリキュアと、レシピッピ達を守る事ができて、不謹慎かもしれないけど、私、とても幸せだった・・・。」

「プリキュアのように、強く美しい存在を目指していたから・・・。」

「でも、私達、そんなんじゃ・・・。」
「いいえ・・・。私の想像を遥かに超え、あなた達は強くたくましく輝いていた!」


「言い伝えのプリキュアがどんな人かは知らない。ただ、私にとっては、みんなこそが唯一無二。伝説の戦士・プリキュアよ!」




「最後にお礼を言わせて。」

「みんな、お料理を救ってくれて、本当にありがとう・・・。フェンネルを最後まで信じてくれて、ありがとう・・・。」

「マリちゃん・・・。あたし達こそ、ありがとう・・・。」

「大変な時もあったけど、プリキュアになれて良かった!」
「かけがえのないお友達に出会えて・・・、」
「自分の事をマシマシに好きになれて・・・、」
「沢山の思いに触れる事ができた・・・。」




「笑顔が広がって、『ありがとう』の心が繋がれば、どんな事でも乗り越えられる! これからもずっと、ずーっと、『ご飯は笑顔』を守りたい!」


「みんな・・・。」

「ここねと離れたくないパム!」
「パムパム・・・。」

「おいしーなタウンに戻りたいメン!」
「メンメン・・・。」

「大丈夫コメ・・・。ゆいが言ってたコメ・・・。会えなくても、交わした言葉から、思いを受け取る事はできるコメ・・・。」

「だから、コメコメは、寂しくないコメ・・・!」

「コメコメ。」



「コメコメがくれた幸せの味、あたし、忘れないよ・・・。今はお別れだけど、でも、また必ず会える・・・。」


「パムパム・・・。」
「メンメン・・・。」





「ありがとう、コメコメ・・・。またね・・・。」



[おいしーなタウンは、もうすっかり春の陽気です!]




「デリシャスマイル~!」

「おむすびって、お米の恵みと、食べる人、それに、作る人の思いを結んでくれるんだって!」


「結ぶか・・・。」
「あたし、いつか世界中の招き猫に会いに行ってみたい!」

「拓海も一緒に行かない?」
「え? 2人で?」


「ここねちゃん達も誘って、みんなで行こうよ!」


「みんなでって・・・。分かってたよ・・・。どうせ、そんな事だって・・・。」

なんだ、その口は。お前、本気出すどころか、アタックすらしなかったんだから、こうなったんだろ。まったく、両親は隙ありゃイチャイチャを見せつけてくんのに、このシナタクは・・・。(笑)
「で、他のみんなは行くって?」
「ううん。これから話してみる。最初に拓海を誘いたくて!」

「え!? ゆい、それって・・・。」
「ゆいぴょん! お待たせ!」


最後の最後まで反応が面白いなあ、シナタクは。今話の感想を書き終わったら、ゆいを落とせなかった残念会を開くから、そこで思いっきり愚痴ってくれたまえ、シナタク君。(笑)

「ランチ会の買い出しに行こう。」
「ついでに、おやつも買うとしようか。」
「マシマシにゲットしよう!」



「いいね!」
「え!? ランチにおやつって、おむすび2つも食べただろ!」

「いいからいいから! 拓海も一緒に行こう!」


「しょうがねーな・・・。」


[これからも、美味しいものをいっぱい食べて、沢山の笑顔を重ねてちょうだいね!]

[その先には、素敵な明日が待っているから!]


~ エンディング後 ~


「お土産は、これで決まりだね!」


「ああ、みんなも喜んでくれるだろう。」
「クッキングダムに行く前に、ここでメッセージを書かない?」
「いいね!」

「えっと・・・。何か書くもの・・・。」


「よかったら、どうぞ!」


『ありがとう!』


「これ、お礼にどうぞ!」
「いいんですか? ありがとうございます!」


「失礼しました!」
「こっちもどうぞ!」


「ご飯は笑顔!」


「その言葉、素敵ですね! 手帳にメモします!」


「では!」
「爽やかな子だね!」


「あたし達も急がなきゃ! コメコメ達やマリちゃんが待ってる!」




「ヒーローの出番です!」

これにて、「デリシャスパーティ♡プリキュア」は終わりです。
その後は、最終回恒例となっている、次回作へのバトンタッチがありました。
「みんな! 1年間、本当にありがとう! 新しいお友達を紹介するね!」



「はじめまして! キュアスカイです!」
「元気モリモリだね!」


「朝ご飯をしっかり食べる! それがヒーロー!」

「朝ご飯・・・。思い出したら、はらペコったー・・・。」

いや、キミ、いつも朝食はしっかり食べてるよな? なのに、腹ペコとか、どういう事なの・・・。最後の最後まで、食い気に全振りしちゃってる主人公の恐ろしさを思い知るとは、考えてもいませんでした。(笑)
「皆さん、よろしくお願いします!」
「みんなもご飯をいっぱい食べて、美味しい笑顔で・・・、」
『デリシャスマイル~!』




【まとめ】
最後まで、沢山のキャラの笑顔で美味しく食べる姿がすごく印象に残り、とても素晴らしい最終回だった!
1年間、笑いと癒しと感動をありがとう! デリシャスパーティ♡プリキュア!
今話の感想を簡単にまとめると、こんな感じですね。
メインキャラ達だけでなく、メインキャラ達にかかわってきた者達も、悪事をしてしまった者達も、美味しいものを食べて、笑顔になって、前に進もうという姿勢が描かれたのが良かったと感じています。「食」をテーマとした作品にふさわしい終わり方だったと思いますね。
また、料理が戻った事によるお祭り騒ぎは、おいしーなタウン、クッキングダム、両方開かれました。
両方の世界で開かれたり、1、2回しか出てこなかったキャラも含めて全員出てきたのは、面白かったです。今作のタイトルにある「パーティ」を上手く活かしたと思いますね。「パーティ」は、多人数で盛り上がってナンボですし。
あと、パムパムとメンメンの人間態が出てきたのも驚きでした。
やっぱり、人間態パムパムの可愛さ、半端ねーわ・・・。劇場版のみのサービスだと思っていたのが、最終回にも出すとか粋な事しますね。ありがとうございます!
ブンドル団のメンバーについては、セクレトルーは、はつこの下で働けるよう努力を重ね、ナルシストルーは、自分の長所を生かせる場所を模索する事に。
スピリットルーは、クッキングダムで、人々の笑顔のために働きました。欲を言えば、プリキュアと直に戦って、ご飯は良いものだと結論付けてほしかったところですが、ライト・マイ・デリシャスが初めて披露された28話以降、スピリットルーの出番は微妙だったと思うと、良い環境で働けて良かったと前向きに考えましょう。
そして、フェンネルは、セクレトルーやナルシストルーと同じく、牢に入れられ、これまでの悪事を反省する事となりました。国やジンジャーの思いを裏切り、国宝を盗み、世界を滅亡の危機に陥れたとなれば、セクレトルーやナルシストルーよりも牢に入れられる期間は長いでしょう。
ローズマリーの言っていた通り、フェンネルがしでかした事は、許されない事。ですが、人はどこからだって、やり直せるもの。そう、ジンジャーを超える事だって。
今のフェンネルには、悪事をしでかした後悔とか、シナモンと仲良く修行をしていた時に戻りたい気持ちが強いのかもしれませんが、過去に戻れない以上、牢の中で、それまでの自分を反省して、今後何をすべきかを模索していかなければなりません。長い間、牢の中に入れられるのは辛い事であり、フェンネルに対して憎しみの感情を抱いている人は多そうですが、ローズマリーなど親身になってくれる者達がいるという事も忘れないでほしいところ。
話は終わりましたが、フェンネルには、今後頑張ってほしい気持ちが強まりました。43話終了後には、農林水産省がフェンネルに対して遺憾の意を示していましたが、怒りを鎮めて、応援してあげて下さい。
エンディング後には、最終回恒例の次回作主人公が出演。今回は、「ひろがるスカイ!プリキュア」の「ソラ・ハレワタール」が登場しました。
ですが、無理矢理登場させた感がありますかね。書くものを探している見ず知らずの子達に、次回作のアイテム「ふしぎなミラージュペン」を貸し出してあげるとか、ええんか、それ? しかも、本編では、プリキュアに変身していないという。
最終回に次回作主人公を出すのは、ここ何年かの「プリキュア」シリーズの流れであり、メイン視聴層の女の子達に次回作の視聴を促す効果がありますが、10年前はそんなのなかったですし、義務でもないのですから、そこまで無理して出させなくてもいいんですよ? 本編終了後のバトンタッチ映像さえあれば十分だと思います。
まあ、ですが、「ふしぎなミラージュペン」の良い販促にはなりましたかね。それに、快活だと感じさせたり、口癖「ヒーローの出番です!」が聞けたのも良かったところ。次回作を視聴するのが、すごく楽しみになりました。
これで、今作は終わりました。3月中旬から約1か月間の放送休止期間があったために、話数は、前々作と同じく45話と短くなりましたが、最初から最後まで楽しく視聴する事ができて、本当に良かったです!
スタッフ様方々には、感謝の気持ちは尽きません! 感動をありがとうございました! そして、今作の制作、お疲れ様でした!
今話の感想は、これで以上です。
さて、これで、「デリシャスパーティ♡プリキュア」の感想を全話書きましたが、もちろん、これで終わりにせず、後日、総評記事を挙げるつもりでいます。
2月11日までには挙げようと考えています。2月11日は、次回作の第2話放映日前日ですが、なるべく、次回作が始まる前には挙げられるよう努力します。もし興味がありましたら、総評記事もご覧いただけると幸いです。
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