「ハピネスチャージプリキュア!」第28話「ハワイ上陸! アロ~ハプリキュア登場!」の感想です。
高校野球中継のために今話をまだ見ていない関西地区の方々は、ネタバレにご注意下さい。
~ オープニング前 ~
今回は、フランス・パリから。メルシープリキュアがサイアークと戦っていました。
ですが、1人では、歯が立たず。サイアークに追い詰められます。
その時、ハニーの歌が流れてきます。(ちなみに、このハニーの歌は「しあわせごはん愛のうた」として、ボーカルアルバムに収録されています)
ハニーの歌を聞いたメルシープリキュアは力が沸き、サイアークの浄化に成功します。
そのハニーの活躍を「プリキュアウィークリー」が報道していました。
ハニーは、このように世界中をよく回っていては、プリキュアを手助けしていて、「世界のキュアハニー」とまで呼ばれています。
今回の「10周年おめでとうメッセージ映像」で、登場したのは「ハートキャッチプリキュア!」から、「キュアマリン」。
いやー、ここでもギャグ顔全開でしたね。おかげで、どこを記事の画像にするか迷ったっしゅ(便乗すんな(笑))。やはり、この子のギャグ顔の多さは癒しです。本当に、ありがとう!
という訳で、これで、「ハートキャッチ」勢も全員出ました。さて、次々回出てくるプリキュアですが、ミューズが来ると予想します。
~ Aパート ~
後日、大使館では、ゆうこが世界中でプリキュアとして手助けしている事で話題になります。
ゆうこが世界中を回っているのは、だいぶ前からのようで、ブルーが頼んでいたようです。ゆうこなら、他のプリキュアのサポートや相談に乗れると見込んでの事。ゆうこも、他のプリキュアと友達になれるだけでなく、世界中のご馳走を食べられるため、手応えを感じています。
世界中のごちそうを食べられる、と言うと同時に、この笑顔である。他のプリキュアの手助けよりも、ご馳走巡りが主目的なんじゃね?(笑)
めぐみは、ゆうこの活躍ぶりを感心しますが、ひめは、ゆうこは自分達のチームのプリキュアであって、他には渡したくない、とゆうこを抱き締めます。
ちょうどその時、近くの鏡から、妖精が現れます。
この子の名前は「アロアロ」。アロアロはブルーに、「アロ~ハプリキュア」が大変だ、と告げます。
ゆうこは、ハワイに行く事を申し出ます。
「アロ~ハプリキュアのために。そして、ハワイ名物ロコモコを食べるために!」
アロ~ハプリキュアを助ける事は1割くらいしか考えてないだろ。アロアロがやって来た時に、「ハワイのご馳走を食べるチャンスが来たわ! 超ラッキー!」と思っていたに違いない。(笑)
ブルーは、ゆうこの申し出を承諾します。「ロコモコを食べる事が目的なんじゃ?」って、誰か、ツッこめや。(笑)
ひめは、他のチームに取られるのが嫌で、一緒に行きたい、とゆうこに抱き付きます。めぐみも、他の世界のプリキュアを手助けしたいと、ゆうこに抱き付きます。
いやー、今回、抱き付き頻度、高いですなあ。私にとっては、良いご馳走です!(ゆうこみたいな言い方すんな(笑))
いおなも、ゆうこがどうやって他のプリキュアをサポートしているのか興味があり、皆でハワイに行く事に決まりました。
常夏の地・ハワイに行く、という事で、プリカードで、リゾートスタイルにチェンジ。
クロスミラールームから、ハワイに向かいます。
そして、めぐみ達はハワイに到着。しかし、一面凍っていて、まるで南極です。
アロ~ハプリキュアが幻影帝国に負け続けているために、一面氷漬けにされてしまったようです。
アロアロ、こういう事は、先に言おうぜ? めぐみ達が風邪ひいたら、どうすんだよ! まあ、でも、そのおかげで、抱き付いたところが見れたのは良しとしよう。(笑)
同じ頃、近くで、アロ~ハプリキュアがサイアークと戦っていました。
左側は「キュアサンセット」。右側は「キュアウェーブ」。ちなみに、声役は、吉田仁美さん、仲谷明香さんと、オープニングとエンディングを歌う2人が務めています。
猪突猛進なサンセットに対し、ウェーブは慎重過ぎ、と息が合わず、2人は、やられてしまいます。
息の合わない2人をあざ笑う敵幹部。
彼の名前は「マダム・モメール」。
え? マダム? えーと・・・、「マダム 意味」で検索して、「マダム」の意味、調べてみるか。
・・・。おい、誰だよ。コイツに「マダム」なんて名前入れたのは。まあ、コイツが「マダム」と名乗りたかったのかもしれませんが、メイン視聴層の女児達が意味を取り違えたらどうすんだよ! まったく。(女児向けアニメのこういうところで熱くなるなよ(笑))
アロ~ハプリキュアの2人はまだ負けてない、とは言うものの、モメールは、足手まといのウェーブは切り捨てた方が良いと言って、場を去ります。
それから、しばらくして、アロ~ハプリキュアとめぐみ達は、アロ~ハプリキュアの家で話し合います。
めぐみは2人にあいさつしますが、オハナは、助けなど頼んでいない、とそっけなく返します。
オハナとオリナは双子の姉妹。オハナは、オリナとは姉妹でなかったら一緒に戦わない、とまで言います。オハナは、オリナが慎重過ぎて足を引っ張っているところが気に入らないようです。
一方、オリナは、よく考えて戦っているだけで、オハナのように単純ではない、と言います。その言い分に、オハナは気に入らず、2人は険悪な雰囲気になります。
そんな2人に、アロアロはケンカしたらダメと、泣き出してしまいます。
いおなは、妖精を鳴かせるなんて最低だと、2人に厳しく言い、2人は反論。ますます、険悪な雰囲気になります。
すぐに、ゆうこは2人にハニーキャンディーを食べさせ、まずは、一緒にお昼ご飯を食べよう、となだめます。
その後、ゆうこの店「大森ごはん」の弁当を皆で食べます。
めぐみ、ひめ、いおなはもちろんの事、オハナとオリナも、美味しいと絶賛します。
「美味しいご飯を一緒に食べると、ケンカなんて忘れて笑顔になっちゃうよね? お腹いっぱいになったら、ハワイのお話、聞かせてくれる?」
そう言われた、オハナとオリナは承諾し、ゆうこは笑顔になります。
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~ Bパート ~
アロ~ハプリキュアは、モメールが来てからは、一度も勝てていません。負けが重なっていくうちに、ケンカも増えてしまいました。
だけど、オハナはモメールに買って、皆が自然と笑顔になれる、太陽の光がまぶしい、元のハワイを取り戻したいと考えています。それは、オリナも同じです。
そんな2人に対し、ゆうこは、2人ともハワイが大好きで、大切なものが同じなら、力を合わせられるんじゃないか、と説得します。ハピネスチャージプリキュアも協力する、とも言います。
2人は、ケンカした事に謝り、ゆうこは2人を励まします。
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ちょうどその時、モメールが現れました。サイアークは2体、チョイアークも沢山います。
オリナとオハナは、これ以上、モメールの好きにはさせない、と変身します。
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変身バンクまで作ったとは・・・。思い切った事しますね。今回限りのゲストキャラで、変身シーンはないものだと思っていましたので、かなり予想外です。
めぐみ達4人も変身して、バトルスタート。
ラブリーはチェリーフラメンコにフォームチェンジし、パッションダイナマイトでチョイアーク達を一掃します。
プリンセスもマカダミアフラダンスにフォームチェンジし、チョイアーク達を片付け、さらに、サイアーク1体を踊らせます。
すぐに、フォーチュンがスターライトアセンションで、サイアークを1体浄化します。
アロ~ハプリキュアは、ハピネスチャージプリキュアの戦いぶりに感心します。アロアロは、2人にも同じような戦い方ができる、と2人を励まします。
その後、もう1体のサイアークの攻撃がサンセットに飛んできますが、ウェーブがかばいます。
「何で無茶したのよ!?」
「そんなの、お姉ちゃんだからに、決まってるじゃない・・・。」
「ウェーブ・・・。」
モメールは、そんな2人を見て、ダメな妹は切り捨てりゃいい、と笑いますが、サンセットは妹の事を悪く言うな、と反論します。
「この子は、いつもウジウジして頼りないところもあるけど、いつも私を支えてくれる、大切な妹なんだから!」
「サンセットだって、いつも考えなしに動くし、ワガママばっかりだけど、私の大好きなお姉ちゃんだよ。」
さっき、ハニーに、守りたいものは一緒だと言われた事が響き、2人で力を合わせようと決めました。
そんな2人に対し、モメールは、皆が憎み合うケンカだらけの世の中にしたい、と言いますが、ハニーが、揉め事は嫌い、と反論します。
また、ハニーヒーリングリズムで、サンセットとウェーブの傷を回復します。
そして、2人は合体技「ハワイアンリノアフア」でサイアークを浄化します。
モメールは撤退し、ハワイは元の常夏の地に戻ります。
その後、めぐみ達4人は、美しい夕陽を見ながら、ロコモコを美味しくいただきました。
また、プリカードもゲットします。
オリナとオハナは、ゆうこのおかげで仲直りできた事に感謝し、これからは姉妹2人で頑張る事を話します。
ゆうこも、素敵な景色を見ながら、ロコモコを食べる事ができて幸せだったと、2人に感謝します。
めぐみといおなは、ゆうこの人柄に感心しますが、ひめは、ゆうこが遠くに言ったような気がして寂しく感じます。
だけど、ゆうこは、これからもずっとハピネスチャージプリキュアとして、ひめ達と一緒にいる、と言います。ひめは感激のあまり、ゆうこに抱き付きます。
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その頃、クロスミラールームでは、ブルーは、ハピネスチャージプリキュアの予想外の成長に感心し、大いなる力「シャイニングメイクドレッサー」を目覚めさせる事ができるかもしれない、と言います。
今回は、これで終了です。
次回:「アクシアの真の姿! シャイニングメイクドレッサー!!」
幻影帝国が封印されていたアクシアには、プリキュアに新たなパワーを与える力もあるようです。
それでパワーアップすれば、クイーンミラージュを倒せる可能性があるようですが、それで解決となるのか?
また、ひめは、お姫様の姿に。この姿になる事に意味はあるのか? そして、新たなパワー「シャイニングメイクドレッサー」とは、どんなものなのか?
【まとめ】
ゆうこメイン回でした。
ご飯を美味しく食べ合うのに、国境はない。それが今回のテーマだったと思います。
今作は、世界中にプリキュアがいて、幻影帝国を倒すという目的は同じではありますが、国境を越えるとなると、言語や文化の違いがあり、力を合わせよう、といっても、そう簡単にできる事ではありません。
それだけに、その前段階として、皆とご飯を食べ合う事は、重要な手段といえるでしょう。現実、会社の重要な取引とか、国のトップ同士の会談、すなわち、首脳会談などでも、会食の場がよく設けられていますが、そこで良い雰囲気を作れるかどうかが、会談などの成否を握っている、と言っても過言ではありません。
それに、美味しいご飯を食べれば、笑顔が出て幸せを感じるものであり、言葉が通じなくても、幸せを共有する事はできます。ご飯を美味しく食べ合うのに、他国の言語や文化を学ぶ必要はありませんし、ましてや、国境なんかありません。
そう考えると、皆とご飯を食べ合う事は、素晴らしい事だと言えるでしょう。ブルーが世界中のプリキュアのサポートに、ゆうこを派遣していたのも納得です。
今回は、ゆうこらしさが存分に出ていた素晴らしい回だったと思います。
それに、ゆうこは、ご飯を美味しく食べ合うのに、国境どころか、敵味方もない、と考えているでしょう。14話でも、一緒にハマグリを食べないか、とオレスキーにアプローチをかけていました。
今回の話を見終えて、ひょっとしたら、幻影帝国の敵幹部達と美味しくご飯を食べ合う未来が来るのかも、とちょっと期待しました。本当にそうなるかどうかは、神のみぞ知るってやつでしょうけど、いずれにせよ、今後も、ゆうこが色んな人に、ご飯を美味しく食べ合いたいと語りかけるシーンをドンドン出してもらいたいものですね。
しかしながら、今回の話は、5月あたりにも入れる余地は十分あったように感じます。めぐみが初めて変身する前から、ゆうこは他国のプリキュア達のサポートに奔走していたように思いますし、その事をハニーの加入直後に明かす事もできたはずです。
それを今回まで引き伸ばしたのは、今回の作画監督・青山充さんの都合に合わせたからなのではないか、と私は思っています。
「ニューステージ」シリーズのオリジナルプリキュア・キュアエコーは、青山さんがデザインを手がけましたが、今回のアロ~ハプリキュアも青山さんが考えたのかな、と思っています。
そうなると、青山さんが作画監督の回に出す必要がありますが、前回までに青山さんが作画監督を務めた回は、15話と22話。母の日と、新生フォーチュン誕生回であり、どちらも、オリジナルプリキュアを出す余地がないために、今回出す事になったのかな、と考えています。
青山さんがアロ~ハプリキュアを考案したのが本当だったら、面白いのですが、たぶん違うかな・・・。
まあ、何にせよ、今後も、青山さんの素晴らし過ぎる仕事ぶりに注目したいと思います。特に、毎回作画監督を務めたオールスターズは今のところ、来年はどうなるか分かっていませんが、青山さんの仕事ぶりに感動するような「何か」は設けてほしいですね。
また、アロ~ハプリキュアの声役を演じた、仲谷明香さんと吉田仁美さんも中々良かったと思います。
「プリキュア新聞2014春号」にも書かれていた、プリキュア声優への夢が叶っただけでなく、変身後のセリフまで用意されていて、かなり嬉しかった事でしょう。
でも、やはり、レギュラーとして演じる事を夢見ているでしょう。今回の経験で、次回作以降のプリキュアを演じる可能性がグッと近付いたのかも、と期待しています。
それに、「姉妹一緒にプリキュア」も今回が初めてです。これについても、今後どこかのシリーズで、レギュラープリキュアにやってほしい、と期待しています。
そんな訳で、今回見終えて、来年以降のプリキュアに対する期待度が高まりましたが、まずは、次回に注目ですね。
次回は、プリキュアのパワーアップ回です。それに至るまでの過程を、じっくりと見届けたいと思います。
高校野球中継のために今話をまだ見ていない関西地区の方々は、ネタバレにご注意下さい。
~ オープニング前 ~
今回は、フランス・パリから。メルシープリキュアがサイアークと戦っていました。
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その時、ハニーの歌が流れてきます。(ちなみに、このハニーの歌は「しあわせごはん愛のうた」として、ボーカルアルバムに収録されています)
ハニーの歌を聞いたメルシープリキュアは力が沸き、サイアークの浄化に成功します。
そのハニーの活躍を「プリキュアウィークリー」が報道していました。
ハニーは、このように世界中をよく回っていては、プリキュアを手助けしていて、「世界のキュアハニー」とまで呼ばれています。
今回の「10周年おめでとうメッセージ映像」で、登場したのは「ハートキャッチプリキュア!」から、「キュアマリン」。
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という訳で、これで、「ハートキャッチ」勢も全員出ました。さて、次々回出てくるプリキュアですが、ミューズが来ると予想します。
~ Aパート ~
後日、大使館では、ゆうこが世界中でプリキュアとして手助けしている事で話題になります。
ゆうこが世界中を回っているのは、だいぶ前からのようで、ブルーが頼んでいたようです。ゆうこなら、他のプリキュアのサポートや相談に乗れると見込んでの事。ゆうこも、他のプリキュアと友達になれるだけでなく、世界中のご馳走を食べられるため、手応えを感じています。
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めぐみは、ゆうこの活躍ぶりを感心しますが、ひめは、ゆうこは自分達のチームのプリキュアであって、他には渡したくない、とゆうこを抱き締めます。
ちょうどその時、近くの鏡から、妖精が現れます。
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ゆうこは、ハワイに行く事を申し出ます。
「アロ~ハプリキュアのために。そして、ハワイ名物ロコモコを食べるために!」
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ブルーは、ゆうこの申し出を承諾します。「ロコモコを食べる事が目的なんじゃ?」って、誰か、ツッこめや。(笑)
ひめは、他のチームに取られるのが嫌で、一緒に行きたい、とゆうこに抱き付きます。めぐみも、他の世界のプリキュアを手助けしたいと、ゆうこに抱き付きます。
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いおなも、ゆうこがどうやって他のプリキュアをサポートしているのか興味があり、皆でハワイに行く事に決まりました。
常夏の地・ハワイに行く、という事で、プリカードで、リゾートスタイルにチェンジ。
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そして、めぐみ達はハワイに到着。しかし、一面凍っていて、まるで南極です。
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アロアロ、こういう事は、先に言おうぜ? めぐみ達が風邪ひいたら、どうすんだよ! まあ、でも、そのおかげで、抱き付いたところが見れたのは良しとしよう。(笑)
同じ頃、近くで、アロ~ハプリキュアがサイアークと戦っていました。
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猪突猛進なサンセットに対し、ウェーブは慎重過ぎ、と息が合わず、2人は、やられてしまいます。
息の合わない2人をあざ笑う敵幹部。
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え? マダム? えーと・・・、「マダム 意味」で検索して、「マダム」の意味、調べてみるか。
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アロ~ハプリキュアの2人はまだ負けてない、とは言うものの、モメールは、足手まといのウェーブは切り捨てた方が良いと言って、場を去ります。
それから、しばらくして、アロ~ハプリキュアとめぐみ達は、アロ~ハプリキュアの家で話し合います。
めぐみは2人にあいさつしますが、オハナは、助けなど頼んでいない、とそっけなく返します。
オハナとオリナは双子の姉妹。オハナは、オリナとは姉妹でなかったら一緒に戦わない、とまで言います。オハナは、オリナが慎重過ぎて足を引っ張っているところが気に入らないようです。
一方、オリナは、よく考えて戦っているだけで、オハナのように単純ではない、と言います。その言い分に、オハナは気に入らず、2人は険悪な雰囲気になります。
そんな2人に、アロアロはケンカしたらダメと、泣き出してしまいます。
いおなは、妖精を鳴かせるなんて最低だと、2人に厳しく言い、2人は反論。ますます、険悪な雰囲気になります。
すぐに、ゆうこは2人にハニーキャンディーを食べさせ、まずは、一緒にお昼ご飯を食べよう、となだめます。
その後、ゆうこの店「大森ごはん」の弁当を皆で食べます。
めぐみ、ひめ、いおなはもちろんの事、オハナとオリナも、美味しいと絶賛します。
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「美味しいご飯を一緒に食べると、ケンカなんて忘れて笑顔になっちゃうよね? お腹いっぱいになったら、ハワイのお話、聞かせてくれる?」
そう言われた、オハナとオリナは承諾し、ゆうこは笑顔になります。
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~ Bパート ~
アロ~ハプリキュアは、モメールが来てからは、一度も勝てていません。負けが重なっていくうちに、ケンカも増えてしまいました。
だけど、オハナはモメールに買って、皆が自然と笑顔になれる、太陽の光がまぶしい、元のハワイを取り戻したいと考えています。それは、オリナも同じです。
そんな2人に対し、ゆうこは、2人ともハワイが大好きで、大切なものが同じなら、力を合わせられるんじゃないか、と説得します。ハピネスチャージプリキュアも協力する、とも言います。
2人は、ケンカした事に謝り、ゆうこは2人を励まします。
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ちょうどその時、モメールが現れました。サイアークは2体、チョイアークも沢山います。
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「赤い夕陽は明日への誓い! キュアサンセット!」
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「寄せては返す悠久の調べ! キュアウェーブ!」
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「南国に輝く2つの光! アロ~ハプリキュア!」
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めぐみ達4人も変身して、バトルスタート。
ラブリーはチェリーフラメンコにフォームチェンジし、パッションダイナマイトでチョイアーク達を一掃します。
プリンセスもマカダミアフラダンスにフォームチェンジし、チョイアーク達を片付け、さらに、サイアーク1体を踊らせます。
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アロ~ハプリキュアは、ハピネスチャージプリキュアの戦いぶりに感心します。アロアロは、2人にも同じような戦い方ができる、と2人を励まします。
その後、もう1体のサイアークの攻撃がサンセットに飛んできますが、ウェーブがかばいます。
「何で無茶したのよ!?」
「そんなの、お姉ちゃんだからに、決まってるじゃない・・・。」
「ウェーブ・・・。」
モメールは、そんな2人を見て、ダメな妹は切り捨てりゃいい、と笑いますが、サンセットは妹の事を悪く言うな、と反論します。
「この子は、いつもウジウジして頼りないところもあるけど、いつも私を支えてくれる、大切な妹なんだから!」
「サンセットだって、いつも考えなしに動くし、ワガママばっかりだけど、私の大好きなお姉ちゃんだよ。」
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そんな2人に対し、モメールは、皆が憎み合うケンカだらけの世の中にしたい、と言いますが、ハニーが、揉め事は嫌い、と反論します。
また、ハニーヒーリングリズムで、サンセットとウェーブの傷を回復します。
そして、2人は合体技「ハワイアンリノアフア」でサイアークを浄化します。
モメールは撤退し、ハワイは元の常夏の地に戻ります。
その後、めぐみ達4人は、美しい夕陽を見ながら、ロコモコを美味しくいただきました。
また、プリカードもゲットします。
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ゆうこも、素敵な景色を見ながら、ロコモコを食べる事ができて幸せだったと、2人に感謝します。
めぐみといおなは、ゆうこの人柄に感心しますが、ひめは、ゆうこが遠くに言ったような気がして寂しく感じます。
だけど、ゆうこは、これからもずっとハピネスチャージプリキュアとして、ひめ達と一緒にいる、と言います。ひめは感激のあまり、ゆうこに抱き付きます。
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その頃、クロスミラールームでは、ブルーは、ハピネスチャージプリキュアの予想外の成長に感心し、大いなる力「シャイニングメイクドレッサー」を目覚めさせる事ができるかもしれない、と言います。
今回は、これで終了です。
次回:「アクシアの真の姿! シャイニングメイクドレッサー!!」
幻影帝国が封印されていたアクシアには、プリキュアに新たなパワーを与える力もあるようです。
それでパワーアップすれば、クイーンミラージュを倒せる可能性があるようですが、それで解決となるのか?
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【まとめ】
ゆうこメイン回でした。
ご飯を美味しく食べ合うのに、国境はない。それが今回のテーマだったと思います。
今作は、世界中にプリキュアがいて、幻影帝国を倒すという目的は同じではありますが、国境を越えるとなると、言語や文化の違いがあり、力を合わせよう、といっても、そう簡単にできる事ではありません。
それだけに、その前段階として、皆とご飯を食べ合う事は、重要な手段といえるでしょう。現実、会社の重要な取引とか、国のトップ同士の会談、すなわち、首脳会談などでも、会食の場がよく設けられていますが、そこで良い雰囲気を作れるかどうかが、会談などの成否を握っている、と言っても過言ではありません。
それに、美味しいご飯を食べれば、笑顔が出て幸せを感じるものであり、言葉が通じなくても、幸せを共有する事はできます。ご飯を美味しく食べ合うのに、他国の言語や文化を学ぶ必要はありませんし、ましてや、国境なんかありません。
そう考えると、皆とご飯を食べ合う事は、素晴らしい事だと言えるでしょう。ブルーが世界中のプリキュアのサポートに、ゆうこを派遣していたのも納得です。
今回は、ゆうこらしさが存分に出ていた素晴らしい回だったと思います。
それに、ゆうこは、ご飯を美味しく食べ合うのに、国境どころか、敵味方もない、と考えているでしょう。14話でも、一緒にハマグリを食べないか、とオレスキーにアプローチをかけていました。
今回の話を見終えて、ひょっとしたら、幻影帝国の敵幹部達と美味しくご飯を食べ合う未来が来るのかも、とちょっと期待しました。本当にそうなるかどうかは、神のみぞ知るってやつでしょうけど、いずれにせよ、今後も、ゆうこが色んな人に、ご飯を美味しく食べ合いたいと語りかけるシーンをドンドン出してもらいたいものですね。
しかしながら、今回の話は、5月あたりにも入れる余地は十分あったように感じます。めぐみが初めて変身する前から、ゆうこは他国のプリキュア達のサポートに奔走していたように思いますし、その事をハニーの加入直後に明かす事もできたはずです。
それを今回まで引き伸ばしたのは、今回の作画監督・青山充さんの都合に合わせたからなのではないか、と私は思っています。
「ニューステージ」シリーズのオリジナルプリキュア・キュアエコーは、青山さんがデザインを手がけましたが、今回のアロ~ハプリキュアも青山さんが考えたのかな、と思っています。
そうなると、青山さんが作画監督の回に出す必要がありますが、前回までに青山さんが作画監督を務めた回は、15話と22話。母の日と、新生フォーチュン誕生回であり、どちらも、オリジナルプリキュアを出す余地がないために、今回出す事になったのかな、と考えています。
青山さんがアロ~ハプリキュアを考案したのが本当だったら、面白いのですが、たぶん違うかな・・・。
まあ、何にせよ、今後も、青山さんの素晴らし過ぎる仕事ぶりに注目したいと思います。特に、毎回作画監督を務めたオールスターズは今のところ、来年はどうなるか分かっていませんが、青山さんの仕事ぶりに感動するような「何か」は設けてほしいですね。
また、アロ~ハプリキュアの声役を演じた、仲谷明香さんと吉田仁美さんも中々良かったと思います。
「プリキュア新聞2014春号」にも書かれていた、プリキュア声優への夢が叶っただけでなく、変身後のセリフまで用意されていて、かなり嬉しかった事でしょう。
でも、やはり、レギュラーとして演じる事を夢見ているでしょう。今回の経験で、次回作以降のプリキュアを演じる可能性がグッと近付いたのかも、と期待しています。
それに、「姉妹一緒にプリキュア」も今回が初めてです。これについても、今後どこかのシリーズで、レギュラープリキュアにやってほしい、と期待しています。
そんな訳で、今回見終えて、来年以降のプリキュアに対する期待度が高まりましたが、まずは、次回に注目ですね。
次回は、プリキュアのパワーアップ回です。それに至るまでの過程を、じっくりと見届けたいと思います。