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HUGっと!プリキュア 第33話感想

2018年09月25日 | HUGっと!プリキュア
 今話の名セリフ:「フレフレ! プリキュア! 輝く未来を・・・、僕達に!」(若宮アンリ)

 「HUGっと!プリキュア」第33話「要注意! クライアス社の採用活動!?」の感想です。


~ オープニング前 ~

 えみるとルールーのユニット・ツインラブはテレビで取り上げられるほど人気上昇中です。
 しかし・・・、
「ツインラブ、そんなに良いですか?」
    
「彼女達の曲は、アイドルなのか、ロックなのか、なんか中途半端ですよね。」
   

 ほまれとさあやは、そんな事ないとフォローするものの、えみるは、ひどく気にしていました。
 そんな中、えみるとルールーには、アンリの密着取材の仕事が。


~ Aパート ~
 そして、後日・・・、
   
 しかし、えみるは、テレビで中途半端だと評された事を引きずって、暗い気分になっていました。
   
「アイドルは・・・、スマイルなのです・・・。」
   
「無理して笑わないでいいよ。そういう時、私もあるもん・・・。」
    
   

 一方、クライアス社では、リストルが新しい人材確保について、社長のクライに相談しに来ていました。

 少しして・・・、
   
   
    
    
    
 アンリの取材は、はなとさあやが代わりに受け持ちました。
   
「はな、さあや、ごめんなさい・・・。」
「本当は私達のお仕事なのに・・・。」
「いいんだよ。こういう時は助け合い!」
「そうそう!」
   
「それに、やってみたかったんだよね! アナウンサーって、知的な私にピッタリだと思いません事?」
   
 ち、知的・・・。こんなイケてる絵面を見ても、夏休みの宿題をすっかり忘れていた事を思うと、「知的(笑)」という言葉が浮かんできて、噴きそうになっちまうわ。ごめんな、はな・・・。(笑)

 それから少しして・・・、
   
「今のはトリプルトゥーループだよ。」
「詳しいんですね。」
   
「力に・・・、なりたいと思うから・・・。」
   
   
「次は頑張らなきゃなのです・・・。私はアイドル・・・。ツインラブ・・・。」
   
「力に・・・、なりたい・・・。」
   

「アンリと滑っていると、いつも刺激を受けます。」
「性別が違っても、僕達はライバルだから。」
   
「それでは、今後の目標は!?」
   

「まずは、フィギュアスケートワールドジュニアカップ。そして、その後も・・・。僕は・・・、勝ち続けたい・・・。」
    
「勝ち・・・、続ける・・・。」
   
「自分を貫くためには、勝ち続けなくてはならない・・・。」
    
「アンタの気持ちは分かるわ・・・。けどね、人気者になるって事は、こういう事なのよ・・・。」
    
「私は・・・、ツインラブとしてもっと歌を届けたい・・・。自分を貫くために・・・。」
   
   
「決めたのです! 愛崎えみるは、強くなるのです!」
    


 その後、えみるとルールーが取材の仕事に。とはいえ、えみるの笑顔は、どこかぎこちなく見えます。
   

 それからしばらくして・・・、
「人は強くならなければならないのですか・・・?」
   
「多くの人に歌を届けたい。そのためには、柔らかい心にアーマーを着けて隠す。それは必要な事でしょうか?」
    
「結局、人は分かり合えないのさ・・・。」
   
 直後、ルールーは髪が首に引っ掛かり、アンリはどうにかしようとルールーに近付きます。それを見たディレクターは、熱愛と捉え、スクープしようとしていました。
「何をやっているのですか!」
「2人はただの友人です! でっち上げはやめて下さい!」
   
「何だ、君は! 君、アンリ君のお友達? だったら、詳しく話聞きたいなー。いや、彼って色々とウワサがあるから。」
    
「やめて下さい。」
「アンリ・・・。」
    
「プライベートまで覗き見される趣味は、僕にはない・・・。」
   
「みんなアンリ君の普段の様子を知りたがってるんだよ!」
「あなた達が望むストーリーを、僕は生きられない・・・。」
   

「どっちつかずだな・・・。夕焼けの赤なのか、夜が迫る群青か・・・。それとも・・・。」
    
 その直後、リストルがアンリの前に出現。リストルは、アンリをスカウトしに来たと言います。


~ Bパート ~
「君の心の奥・・・。隠している気持ち・・・。時間を止めたい・・・。」
    
「その思いを・・・。いつでもご連絡を・・・。」
    
「誘われるならプリキュアだと思ってたな・・・。」
   

 えみるはその様子を見ていました。

 同じ頃・・・、
「ルールー?」
「私はえみるのように曲を作れない・・・。才能ある彼女の悩みに寄り添うには・・・、どうすれば・・・。」
    
「さあやとほまれもね、すごく高いところ目指してるんだ。2人の悩み理解できるって言ったら、ウソになっちゃう・・・。」
   
「でもね、私は、2人の手を離さない。2人が苦しい時は、傍にいたいんだ。」
    
    

「傍に・・・、いる・・・。」
    

 一方、えみるはアンリに、クライアス社の言葉を耳を傾けるなと注意していました。
「悩みがあるなら、この愛崎えみるに相談するのです!」
   
「じゃあ、相談。僕って何者? 色々なウワサ。カテゴライズ。そこに真実があればいいのに・・・。」
   
「すべてを超越した存在・・・。でも、声も低くなったし、背もどんどん伸びてる・・・。」
   
「生きづらい時代だね・・・。みんな、他人の事を気にしてる・・・。」
    
「1人になれば、何も気にしないで済むのかな・・・。」
   
「私は・・・、お兄様を抱きしめてくれたアンリさんに、とても感謝しています・・・。」
「正人・・・。」
    
「みんなに期待されると、心がギューッとなる時があります・・・。けど・・・、私は・・・。」
    
    
「誰かと一緒にいたいのです・・・。誰かのために、歌を・・・。」
   
   
「フレフレ! みんな! フレフレ! 私!」
   
「私は、はな先輩のこの言葉が大好きなのです・・・。」
「みんな頑張れ、僕も頑張れか・・・。」
   
「アンリさんにも教えてもらった事があります。それは、自分を愛する事です。」
    
「僕のじゃなくて、自分の悩み解決してない?」
「そうとも言えなくもないのです・・・。」
    
 その直後、ルールーと正人が2人の元に。
   
「もう、ルールー、ビックリしましたよ・・・。」
「表情が柔らかくなりましたね。」
    
「私、大切な事を忘れていました・・・。」
    
「ルールーが好きと言ってくれる。それだけで無敵なのですね・・・。」
    
   


 それから後日・・・、
「たった1人の友達が分かってくれるなら、それでいい・・・、か・・・。」
    
    
「君はできる・・・。」
   
   
「ああ・・・。僕は氷上の王子。今日もパーフェクトに・・・、勝つ!」
    

    
    
   
   
「足が・・・。」
   
 ちょうどその時、ディレクターが音響のスイッチを切りました。会場には静寂が訪れましたが、そんな中、えみるは1人歌います。
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
   

 同じ頃、リストルは、ディレクターから発しているトゲパワワに目を付け、猛オシマイダーを発注。アンリは捕まってしまいました。
   
 はな達は変身します。

 エール達により、アンリは猛オシマイダーからは解放されましたが、リストルがアンリの逃げ場を封じました。
「スカウトの件、考えていただけましたか?」
   
「我々には時間がない・・・。君と同じようにね・・・。返事は・・・?」
    
「断る!」
   
「確かに、生きる事が辛い時がある・・・。僕はひねくれてるし、誰かのために頑張るなんてできない・・・。」
   
    
「でも・・・、フレフレ! プリキュア!」
    
「輝く未来を・・・、僕達に!」
    

 その後、アムールロックンロールとマシェリポップで、猛オシマイダーを追い詰め、アンリを解放。直後、チアフルアタックで猛オシマイダーを浄化しました。

 それからしばらくして・・・、
「僕が伝えたいのは、誰もが思う通りに自由に生きられる時代が来てほしいという事。そのためには、応援が必要です。」
   
    
   
「よろしく頼むよ、プリキュア・・・。」
    
「え?」
「今のカット、カーット!」
「絶対ワザとでしょ・・・。」
    

「私、分かりました! 私は私の未来を信じ、愛するのです!」
   

「うんうん! アイドルでもロックでもない。それがツインラブでしょ!」
「ツインラブの音楽で、世界を目指すのです!」
    
「ルールー!」
    
「いつまでも一緒ですよ・・・。」

「はい・・・。ずっとえみるの傍にいます・・・。」
   
    
   


 一方、リストルは人材確保に失敗した事をクライに報告していました。
「自信に満ちる王子の瞳・・・、輝きが曇る前に、救いたかった・・・。」
    

   
「もう少しだけもってくれ・・・。」
    
   
「アンリ! 打ち上げの準備できたよ。」
    
「アンリ?」
「すぐ行く。楽しみだ・・・。」
    


 今回は、これで終了です。


次回:「名探偵ことり! お姉ちゃんを調査せよ!
 最近、はなの妹・ことりは、じーっとはなの事を見たり、えみるに何か聞いていたりと、どこか様子がおかしいようです。
 しかも、ことりは、はなのクラスメイトのふみと、ひなせと一緒にキュアエールを探しています。なんでも、3人はキュアエールファンクラブの会員だとか。
 ことりは、なぜキュアエールを探しているのか? もしかして、はながプリキュアだと疑っているのか?


    今回のエンドカード
 なんだ、このカオスな絵は・・・。キュアえみ~るのポーズと、別人風はなが、笑いのツボにジワジワくるぜ・・・。(笑)


【まとめ】
 リストルは、アンリをクライアス社にスカウトしようとしましたが、アンリは、他人の存在を大事に想う気持ちから、スカウトの話を断りました。

 今話のポイントは「『誰か』がいてこその美しい世界」でしょうか。
 Aパートでアンリが言っていたように、人は分かり合えないものなのかもしれないでしょう。私達は、人の気持ちや感情を透視できるエスパーではありません。
 「お前の事は私がよく知っている」なんて事は、割と聞く言葉かもしれませんが、いくら親しい間柄であっても100%知っている訳ではないでしょう。そういう意味では、気休め的なものでしかなく、自分の事は自分が一番知っているのが真実なのかもしれません。
 そんな世の中を生きるというのは、辛い事でしょう。周りがすべて分かり合えないであろう人達であれば、そんな世界から抜け出して1人になりたい。そんな気持ちも分からなくもないでしょう。

 1人になれば、何をやろうと、誰からも咎められる事なく、自由に過ごせます。
 だけど、それだけでしょう。その世界には「自分を貫く」「勝ち続ける」などといった概念は存在しません。
 「自分を貫く」というのは、何かしら障害があって、それでもなお自分を表現する事で成り立つもの。それは「誰か」がいるからこそ成立するものであり、何の障害もない1人だけの世界では、自分を出しているだけにとどまり、到底「自分を貫く」とまでは言えないでしょう。
 また、「勝ち続ける」というのも、競争相手がいなければ「勝つ」なんて言葉自体成り立ちません。「自分に勝つ」なんて言葉もありますが、それは、自分を見られる事や誰かと競う事からのプレッシャーを跳ね返すために使われるもの。やはり、1人の世界では「勝つ」も存在しないでしょう。

 それに、誰かがいる世界が生きづらく感じる時があっても、人は誰もが、自分の存在を誰かに証明したいし、認められたいものなのでしょう。他人の存在なしでは生きられないのだと思います。
 私達は、他人の事を100%理解してはいません。しかし、1%でも知っていれば十分なのでしょう。ほんの少しでも自分を知ってくれていると知っただけで、その人の活力になるのだと思いますね。
 応援は誰にだってできる。それは、前にアンリが言っていた事ではありますが、それが今回は、自由に生きられる時代が来るために必要なものだと言っていたのは面白かったと思いますね。
 また、誰かの傍にいる事も、誰にだってできる事です。しかし、その誰にでもできる事が、誰かを元気付けるための特効薬となっていると思うと、侮れないものですよね。(他にできる事があれば、それに越した事はありませんが)
 だからこそ、世界は「誰か」がいてこそ美しいのでしょう。今話は、プリキュアシリーズにおける重要要素である「人との繋がり」を強調していたと思われる良き1話だったと感じています。

 さて、次回は・・・、タイトル的にギャグ回でしょうか。「プリキュア5」のこまちのせいで、どうも「名探偵」と聞くと、ギャグの匂いしかしないぜ。(笑)
 次回は、ツッコミ疲れになる事を覚悟して視聴に臨みたいと思います。(笑)



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
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